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東宝ホーム 本社会社案内・IR情報社長の月刊Blog
令和3年11月25日 我が家の王子

2代目キャリーが腎臓疾患で元日に亡くなり、悲しみに明け暮れた今年の正月でした。
もう1年。月日の経つのは速いものです。
自分の年齢も年齢なので、犬を飼うのはどうかと躊躇しました。しかし、人生のほとんど
犬が近くにいた生活をしていたので、前2代の犬を世話してもらったブリーダーに電話し
ました。一度遊びがてら犬を見に来てはとの誘いを受け、快諾。
この時点で、3代目を飼う決心。4月の中旬。前のキャリーが亡くなって4ヶ月。
前のキャリーは薄情な買主と思っているだろうと思いながらもブリーダー訪問。
そこで出会ったのが、3代目キャリー3月22日生まれ。1代目から同じ犬種、キャバリア。
黒毛が主で眉間と尻尾とおなかが白色、ところどころ茶色が混じっている、ほとんど2代目と
同じ。
すぐさま予約。
生後2か月間は母親のもとに置き、ワクチン注射など済ませて連れてきてくれる約束。
我が家の家族になったのは5月18日
そこから、会社に行く以外はキャリー中心の生活。
毎朝の散歩、10時半ごろからの寝る前の散歩、夕方の散歩は家内の役目。
日に日に成長し、11月で8か月。最近は後ろ右足を上げてオシッコをする。
青年に近づきました。
大きなゲージを買い、リビングで飼っているので四六時中一緒にいて、彼は私の行動の
一挙手一投足を見続けています。私がゲージから出してくれるのを期待して見続けるのです。
家内は絶対にゲージから出さないことを分かっているので、私の方に一緒に遊ぼうと
目線を送り続けます。
ゲージから出すと、ソファの上で私とレスリング。それが楽しくて仕方ないんでしょう。
実は私も楽しくて仕方ないんです・・・。
家内は家の中が汚れるし、毛が絨毯に付くし、舞い散るのでいやなのでしょうが、あき
らめ顔。
土足で散歩し、土足でリビングに上がり、ソファで暴れまくる。
散歩中は公園でボールを投げては拾ってくるので、土や砂がついているはず。
家の中が汚れないわけがない。
家の中には、しゅろの葉で作った『ほうき』を置いてあります。このほうきは松山に帰っ
た時、昔の生活用品を扱っている店でわざわざ買い求めた品です。
これが優れモノで風を立たず、しっかりと砂やごみをまとめます。
今はロボットで掃除するものもありますが、この『しゅろの葉のほうき』の方が絶対に
良いと私は思っています。
このほうきを使ってリビング、階段を掃き清めます。
小さい砂などが集まるのはキャリーの遊びの産物だと思います。
家内へのお詫びとゴマすりを兼ねて、レスリングの後始末です。
犬の寿命は10年ほど、私の余命もほぼ同じ。楽しい方がいいじゃないかと割り切って
います。
今は仕事以外の日常は『我が家の王子  キャリー3世』が中心の生活です。

2021.11.25 12:59 | 固定リンク
令和3年11月4日 老後の資金がありません !

元来映画が好きで、月1回程度のペースで観に行っていました。
コロナ拡大で、鑑賞がはばかられ、しばらく行っていませんでしたが、このひと月半
ほどは、毎週映画館に行っています。
自宅でレンタルビデオで映画を観るという事は全くありません。
友人が、自宅でDVD早送りで映画を観るという事を聞きますが、もったいないなぁと思って
しまいます。ストーリーだけ、結末だけを知っているという映画鑑賞はもったいない。
文章でも、行間を読むという言葉があります。早送りでは、映画の行間の妙味がなくなると
思ってしまいます。
映画館の暗さ、音響、自宅では再現できません。あの暗さは映画に集中、没頭できる最高
空間です。
瞬間的に気持ちの切り替えができるのは映画が一番と今は思っています。
また、どの映画でも予告編の完成度の高さには驚きます。次はこの映画と思ってしまいます。
仕事で商品紹介のDVDを作成する時も、映画の予告編の様な完成度の高い物を作ってほしい
と要求するほどです。
前回、マスカレードナイトも面白かったと書きました。
その後、『燃えよ、剣』も立ち回りがすごかったし、『護られなかった者たち』も最後まで
犯人が分からなくて、構成の完成度が高かったです。
今回、『老後の資金がありません!』も必見の映画です。
天海祐希主演です。
どの家庭にも起きる題材で、人間の損得を絡めた感情の機微を面白く表現した家庭劇です。
笑いあり、ホッとするところあり、楽しい映画です。頑張っていけば何とかなると前向きに
なって帰宅できます。
老後の資金は2000万円は必要と言われてます。寿命が長くなっていることや高年齢に
なるほど医療費が増えることなど考えるともっと余裕資金が必要なのかもしれません。
リタイアして悠々自適の生活を楽しもうとする人がポックリ逝ってしまう事も多く、
不思議です。
働いているうちは、仕事がきついとかストレスが多いとか言って、仕事を離れたがります。
しかし、緊張感のない環境になった途端、病魔に襲い掛かられる。
緊張、満足のリズムが必要な気がします。
映画でも、夫が失業、奥さんのパートも不調という場面があります。
現実ならば、悲嘆にくれるところです。映画では面白く、前向きに演出しています。
最後は職も決まり、ハッピーエンドです。
天海祐希演ずる主人公の前向き発想で元気の出る映画になっています。
久しぶりに映画館内に笑い声が起きた映画です
是非、いらしてください。
当社は、高年齢になっても責任のある仕事をしてくれる人なら、いつまでも雇用する
体制を作ってきました。近年、定年延長や転勤の削減などが世間で言われており、
この点では時代の先取りの判断だったとホッとしています。

2021.11.04 14:30 | 固定リンク
令和3年10月9日 マスク

コロナもやっと収まりかけてきました。
ワクチンの効果なのか、我々の日常生活の抑制効果なのか、それともウィルス自身の
盛衰に関係があるのか、感染者減少の理由はまだ分かりません。
治療薬も目鼻がつきそうという報道もあり少し安心の状況です。
『目は口ほどに物を言う』という言葉がありますが、マスクをして会話をすると相手の
本心が分かりにくいのが実情です。
顔の全体表情が分かり、その他時々の動きや仕草で本心が現れるのが本当だろうと思って
います。
そういった点では経済が本当に動くのは、マスク無しの会話が世間に認められ、世間標準に
になる時であろうと思っています。
ただ、日本人はマスクなしという事には非常に厳しいパッシングを浴びせる風潮があり、
以前のようになるには相当の期間が必要な気がします。
私は、感染が減少し、治療薬もできたら、マスクなしで街を歩いても許されると世間風土が
できたら良いと思っています。
規制、規制で、やっていない人を正義感ぶった市民警察感覚で攻撃するのはいかがかと思っ
ています。
但し、医療体制、ワクチン接種状況、治療薬が整ったという前提のでの話です。

マスクを国語辞書で引くと、仮面、野球の顔防護用具、ガーゼなど口腔衛生用具などが
記されています。
先日、木村拓哉主演の『マスカレードナイト』という映画を観ました。
それは仮面パーティの中で、顔が分からない上に非常に限られた時間で犯人を突き止め逮捕
するという痛快な映画です。
推理を楽しみながら、緊迫感、ユーモア、テンポ、スピードを味わいました。
非常に面白かったです。
あの映画で、全員が衛生用のコロナマスクで登場したら極めて面白くない映画になっただろう
と変な想像をしました。
前作の『マスカレードホテル』も痛快でしたが、今回も秀逸でした。
テレビの『古畑任三郎』は私の好きなドラマでした。田村正和のおしゃれで、ひょうひょう
として演じる古畑任三郎を演じる役者は出てこないと思っていましたが、木村拓哉ならこの
役を引き継げるかもと思いました。
木村拓哉の古畑シリーズができると面白いですね。
何はともあれ、1日も早く、マスクなしの日常を戻る日を期待しています。

2021.10.09 12:39 | 固定リンク
令和3年9月5日 濃厚接触

3密、人流抑制、ソーシャルディスタンス
昔の日常にこんな言葉はありませんでした。
コミニューケーション、コンタクト、出会い
昔の日常はこんな言葉で溢れていました。

顔と顔を会わせて話さないと伝わらないだろう、こんな言葉を言われお客様と面談して
いました。
今は、会わなくてもリモートでできないのか、その方が効率的だろう。
移動時間、距離を考えると効率的かもしれないが、効果という要素を加味するとどうかな
と思います。
困った世の中になりました。
飲食、旅行関係の被害が一番多いようですが、いずれ全業種が被害を受けるようになり
ます。
唯一、ネット販売ができるところは景気がいいかもしれません。
人間が社会的動物なら、人流抑制は無理な環境で、長続きできないと思います。
一日も早く、昔の日常に帰れるようにしたいものです。
政治も仕事も似たようなところがあり、白黒はっきりしない、どちらにも都合よく、どちら
にも方向転換ができる決断、フレキシブルな方法をとると安全性が高いと思われがちです。
その時その時の状態の変化に合わせて変化できる。白でもない、黒でもない、グレーの
方法をとる。
安全が高いように思えますが、中途半端な分だけ危険が多い、決断の覚悟が甘いので、
手段が手ぬるい。
白なら白で、メリットデメリットがある。その対策を入念に行う。
物事の進行は偏っているように見えますが、この方がいいように思えます。
白か黒か、この方向を決める時だけは慎重に、入念にする。決まればその方向で対策する。
今の政府のやり方はグレー的発想が多く、最初は耳に心地よいが、いずれ塗炭の苦しみを
国民が受ける。
もうちょっとはっきりしてくれと言いたくなります。

本題です。
今は人との濃厚接触はできませんが、我が家の愛犬『キャリー』とは毎日毎日、濃厚を通り
越して、濃密接触です。
現在5か月、我が家に来て3か月、今は我が家の王子様です。この王子様はやんちゃですが、
すごく愛嬌があります。乳歯が永久歯に変わり、これから乳児から少年になるところです。
動物病院の先生に、乳歯が落ちている所を見ないのですが、どこに落ちでいるんですか?
と問うとほとんど飲み込んでしまい、胃の中の胃酸で溶けてしまうそうです。
私の帰る車の音を聞き、哭いてくれるし、ゲージの扉を開けると飛び掛かってくるし、
手を噛むし、時々はおもらしもするし、家の巾木はかじるし、大変ですが、とても楽しい
日常です。コロナで人と会えない分キャリーが埋め合わせをしてくれています。
ただ、この犬ももう少しすると私のちょっかいが煩わしくなり私を相手にしなくなると
家内が言います。
1月に2代目キャリーが亡くなり、どうしようかと迷いましたが、5月に3代目キャリーを迎え
充実の日々です。
キャリーと濃厚、濃密の日常物語です。

2021.09.05 19:28 | 固定リンク
令和3年7月25日 母と暮らせば

コロナ自粛で、外出することに自制をかけてしまうので映画やボーリングはご無沙汰
しています。
先日の休日、久しぶりに劇を観に行きました。
題目は『母と暮らせば』  井上ひさしの原案のリメークです。
映画でも、吉永小百合と嵐の二宮氏が演じました。

終戦後3年目の昭和23年の長崎市、西側の対面に稲佐山が見える坂の中腹にある母親が暮らす
家の茶の間が舞台。
母親役は 富田靖子、子供役は松下洸平、登場人物はこの二人だけ。
会話は全て長崎弁。
以前長崎に1年間ほど暮らした経験があるので、何となく舞台設定状況に何となくリアルを感
じました。
富田靖子は今年52歳、可愛い女性だったので、深刻なドラマの母親役をどう演じるのだろうか
松下洸平は以前朝ドラで陶芸家を演じ、表情のない印象の薄い役柄でした。今回はどの
ように演じるのか。
出演者の生表情を観察したいというミーハー的理由、映画とどのように変わっているのか、
様々な理由での観劇でした。

長崎大学医学部に通っていた息子が原爆で行方不明、たぶん焼失し、3年目。
母親のもとに亡霊として現れ、過去の生活、長崎医大に行った理由、恋人の現在状況
母親の現在の暮らし、助産婦をやめた理由・・・
色々のことが、二人の長セリフで語られます。
二人とも素晴らしい演技です。富田靖子はアイドル出身と思っていたので、可愛いだけ
かなと思っていましたが、とんでもない。実力派の演技者です。松下洸平も実力派です。
二人の母子愛、お互いを気遣い、いたわり合う心情、シリアスの中にユーモアがあり、
沢山の涙を流し、ほっと笑いを誘われ、素敵な1時間半でした。
原爆が引き裂いた家族のきずなと家族の未来。
このような惨事を二度と引き起こしていけない。
井上ひさしは戦争の悲惨さ、反戦を訴えたかったのだと思います。
このように考えると深い物語なのですが、富田靖子と松下洸平の演技力を見直した
演劇、私だけでなく、3回のカーテンコールがそれを物語っています。
3回目のカーテンコールの時に二人が顔を見合わせ、安堵と充実の笑みを交わしたのが
印象的でした。
北九州を皮切りに九州を回り、8月10日ころ長崎で演じるのでしょう。
良い劇を観て、感激の一日でした。

2021.07.25 17:18 | 固定リンク