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東宝ホーム 本社会社案内・IR情報社長の月刊Blog
令和4年2月4日 吾輩は犬である

この家に養子縁組で来て9か月になる、年齢は3月22日生まれなので
今は11ヶ月、もう成犬に近い。
主人と出会ったのは、生後1ヶ月くらいだったので記憶にない。
名前は出会う前から決められていた。というより名前に似合った犬を探していた
という方が正しいかもしれない。
この名前は、3代目だそうだ。1代目も、2代目も同じ名前、『キャリー』。
幸せを運ぶという気持ちを込めて、主人の奥様が命名したらしい。
チャリーとかチェリーとか勘違いされることもある。でも一度出会ってボクなりの
愛情のこもった挨拶をすると誰も覚えてくれる。
同種の犬よりも人間の方に興味と好感を持っているので、思い切り愛情表現をする。
ボクとしては当たり前の挨拶をしているのであるが、みんな『本当に可愛い。』
『 連れて帰りたい。』などという。
人間はどの人も好きだが、一番好きなのは主人である。同じ目線で話し、同じ知能
程度の遊びに付き合ってくれる
棒切れの取り合いごっこ、ボール拾い、格闘、まあ、二人で童心に帰って鬼ごっこを
真剣にしているような感じ。
主人に飛びつくので、服は汚れぱっなしになるが、ボクの方はお構いなし、主人も
全然気にする様子もなく、むしろ喜んでいる。
主人の家は3階建てで2階がキッチン、ダイニング、リビングとなっており、その
部屋にゲージを置いてくれている。そこがボクの部屋である。
1代目、2代目は、玄関の土間のコーナーに犬の寝るスペースを作ってあり、そこが
兄さん犬たちの場所だったらしい。
主人も高齢になり、何か気持ちの変化があったのか、ボクはリビングでいつも主人と
一緒にいる。
ゲージの中に飽きたら、大声で叫ぶ、『ワン、ワン、ワン、外に出してくれ』最初は
『静かにしなさい。』などと言っているが、主人は根負けしてリビングに出してくれる。
リビングのソファで主人とプロレス、これがまた楽しい、怪我の危険がないから
主人が思い切り向かってくる、ボクも応戦する。
主人の奥様は半場あきらめ顔。
奥様だけの時はひと声も出さない、出してもゲージから出してくれることがないから、
暴れまくれるのは主人がいる時だけ。
毎朝と毎晩10時ごろから主人と一緒に散歩する。
2階から1階に行くのにエレベータを使う。今までエレベータを使う事がなかったと言って
いたが、ボクが来てから頻繁に使うようになり、設置していてよかったという話を聞いた。
15年前に新築したらしいから、今の状況を予感していたとボクは鼻高々である。
散歩は公園、夜には人もいないので、リードを外してもらい、走り回る。
主人も年齢の割に運動能力が高いのは、ボクとの鬼ごっこがよい作用しているのでは
思っている。
1代目も、2代目も10歳ほどで天国に旅立ったらしい。
兄さんたちも主人とこんな生活を送って幸せだったのじゃないのか思っている。
主人の寿命とボクの寿命がほぼ一致する年代、大いに青春を二人で楽しみたい。
今日の散歩が楽しみ、早く帰ってこないかなぁ。

2022.02.04 16:58 | 固定リンク