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東宝ホーム 本社会社案内・IR情報社長の月刊Blog
令和6年5月10日 結婚記念日

先日、NHKで俳優の高嶋正宏の家系、ルーツをたどるファミリーヒストリーと
いう番組をやっていた。
我々の年代なら、正宏の父親、高嶋忠夫と寿美花代夫婦を知らない人はいないだろ
う。映画俳優と宝塚歌劇団の花形の夫婦だった。後年は俳優よりテレビのキャス
スターとして有名だった。
高嶋忠夫の事で私たちの結婚式当日の事を思い出した。
私たちが結婚したのは51年前の5月7日だった。
結婚式の披露宴で、高嶋忠夫が歌ったと言われる唄を歌った。
正式に聞いたこともないので、高嶋忠夫の唄だろうとの推測である。
私が大阪で勤めていたころ、職場の先輩が宴席でいつも歌った唄である。
面白い歌詞だったので今でも記憶に残っている。

♪ 素敵なあなた、素敵なあなた ボンボンボン
  一目見てから、一目見てから、ダーディユ、ダッダダ
  ボクの心臓は、ボクの心臓は  ボンボンボン
  コントラバスだよ、デッケイ音だよ ダデュダデュダッタ ダッダダ
  寝ても 覚めても ボンボンボン
  あなた思ってボンボンボン
  お医者様でも、草津の湯でも、お医者様でも、草津の湯でも
  あなたと添えなきゃ、あなたと添えなきゃ ボンボンボン
  ボクの心臓は、ぜったい、ぜったい、ぜったーい 治らない ♪

初めて歌詞に書き直したが、このような文だったと思う。
この唄を歌った後、妻が小柳ルミ子の『瀬戸の花嫁』を歌った。
よく通る澄み切った高音で、拍手喝さいであった。
当時新郎新婦が歌うなどの風習がなかったので、参列者は意外に思ったかも
しれない。
司会者はプロでなく、友人だったし、式次第もあるようでないようで、行き当たり
バッタリの式であったから、突然の歌披露になったのだと思う。
ファミリーヒストリーを見て、記憶がよみがえった。
夢、希望、楽しさにあふれた出発であった。不安、心配、恐れなど微塵もなかった。
この日から、51年間。喧嘩もあったが、互いがいたわりあい、同じ目標を見続け、
無言であるが 励ましあい、いい夫婦だったと思う。
今からなら、もっといい夫になれたと宣言できる。

2024.05.10 16:39