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地域密着で取り組む住宅メーカー。
安定した経営と確かな家づくりを続け、
快適な住まいを提供いたします。
月替わりの暦もあと2枚。いつものことながら月日の速さには仰天のこの頃です。
今年は、いろいろありました。
1.ウクライナ戦争
ロシアの横暴なふるまい。国連の無力さ。常任理事国の拒否権。
全人類が乗っている地球号の中で、殺し合いの喧嘩、戦争、地球号が壊れて沈没の
危険性もある。
地球号の中で領土の取り合いをせず、それぞれの国が領土でなく管理地区という概念で
国家経営していけば戦争も少なくなるのでは‥と思っています。
また人種差別にしても、自分が生まれ変わった時に他国の人間に生まれるかもしれないし、
人間でなく、動物や植物に生まれ変わることもあるわけだから、いじめや差別はしては
いけないと思う。
命は一代でなく、輪廻転生する。次の時代では何になるか分からない。今の時点で優位と
思われることが次の時代では逆転することもある。ならば今の時代、今の状況の優位さを
権力に変えることなく、親切に変えるべきとつくづく思う。
早く、ウクライナ戦争が終わり人々の笑顔が戻りますように。
2.オリンピックの贈収賄事件
アスリートファーストと言っていたのが空しく感じる。
巨大電通の負の体質が明らかになった気がする。高橋誰それという個人の問題よりも
国家プロジェクトと電通の癒着ではないかと思う。
プロジェクト運営に国は運営会社任せにせず、智恵と汗をかかないとアスリートも国民も
無気力になる。税金は国民の金なのだから正しい運用をしてもらいたい。
3、世界統一教会
昔、桜田淳子がこの宗教で合同結婚式を挙げ、変わった宗教があると思った。
その程度の関心であったが、巨額献金、家庭崩壊など色々報道され、国会議員との利益的
結びつき。何か、相互の利益のための非正義的癒着を感じる。
宗教には関心がないので、宗教に没頭する人気持ちは分からない。ただ、藁にもすがり
付きたい人もいるであろうから、その人の救済、心のよりどころとして宗教がある。
その人の救済方法が1億円の献金などという事を、お布施を受ける側、献金を受ける側として
絶対にやってはいけない。
そんな宗教は宗教でない。宗教にも節度のあるはず。それ以外は似非宗教で宗教として
認めるべきでないと思っている。
4.コロナの連続
もういい加減にせいとウイルスを叱ってやりたい。
いいこともあった。
大谷選手の活躍。
でも悪いことだけが記憶に残る。
来年は良いことが多くありますように。
前職の時代に、定年後の話題になり、ある人はヨットが趣味、山登りやキャンプが趣味、
旅行が好きとか、周囲の人がよく話していた。
私に没頭できる趣味がないのを心配してくれた。自分には余計な心配と思っていたが
適当に話しを合わせた。無いなら無いでその時に何とかなるといつも思っていた。
頭の中はいつも仕事のことで、仕事のことを考えるのが楽しいし、やりがいを感じていた。
今の会社に転職し、ずっと仕事のことを考え、実行できるのはありがたいと思っている。
今の年齢が75歳、未だに最前線の感覚である。生涯現役とはこのような事をいうのであろ
うと考えている。
このような生活の中で、つかの間の無心の世界は、映画鑑賞と観劇である。
暗闇の中で、スクリーンか舞台だけが明るい。そのスポットに集中できる。
没頭できる趣味領域まではいかないが、好きな時間である。
夏休みを取っていなかったので、9月16日休みを取り、石川県能登の能登演劇堂、仲代
達矢の劇を観に行く。
交通の便が極めて悪い、JRで7時間余りかかる。なんでそんな不便なところに、仲代が主宰
する、無名塾の観劇場を造ったのか。訪れて感じてみたいと思う。
仲代89歳、最後の劇になるかもしれない。演目は『いのちぼうにふろう物語』山本周五郎の
作品を仲代の奥様が脚色している。奥様は7年前に他界、最後の出演になるかもしれない
作品に奥様の脚色したものを演じる。何かそこにも引かれる。観劇して感じたいと思い、
思い立った。
2泊3日の観劇旅行である。
その道をずっとやり続ける人に魅力を感じる。
京セラの稲盛和夫氏が8月24日に亡くなったと報道があった。尊敬していた人物、仲代と
ほぼ年代。どちらも一途にやり続け、やり通した。
私とは器の大きさは違うが、仲代氏や稲盛氏の様な人生を送れたらと思う。
本当に暑い日が続きます。連日です。
アメリカでは大火災、日本では大洪水、それ以外は酷暑。
温暖化の影響なのか?地球の歴史の過程の一場面なのか、分かりませんが、科学の推測では
カーボンの過剰放出による温暖化現象。
みんなの協力でゼロカーボンを目指さないといけません。
先日社内会議をしていた時、夏の温度の話になり、若い女性社員が、『私の若いころ、夏の
温度が30度を超える日なんかあまりなかった。』と言いました。そういえば私の10代のころ、
夏の気温は28度くらいが最高で30度にもなれば死にそうという会話でした。
あと数年して更に若い新入社員が入ってくると34度35度は当たり前の世界になり、夏の
温度の話しでそれぞれの年齢を推測できると笑い合いました。
私は四国愛媛の松山市出身です。
松山は正岡子規の古里という事もあり、街のいたるところに俳句の投函箱が設置されています。
私は俳句を作った事もなく、教科書で習った俳句を暗記している程度です。
先日新聞に小林一茶の句が出ていました。
小林一茶は俳人として有名で、一茶の句では『痩せガエル 負けるな一茶 ここにあり』を
思い出すくらいです。
新聞に掲載されていた句は
『投げ出した 足の先なり 雲の峰』
『蟻の道 雲の峰より つづきけり』
夏の入道雲を雲の峰と言い、それに対比して、足の先とか蟻の道とかを持ってくる。
大小の対比、奥行のある描写、日常の観察眼、観察した物体の表し方、すごいと感じました。
ユーモアと陽気さが句から溢れ出していて、ウ~ンと唸りました。
今は仕事のことしか頭になく、何事も仕事に結び付けて考えることが習慣になっていますが、
この句に会って、もっとゆとりがないと仕事も人生も完成しないのでは・・・
と感じさせられました。
仰天ニュースが飛び込んできた。
安倍元総理が銃弾で倒れた。
誰が・・・?なぜ・・・?どこで・・・?
あってはいけないことが起きる。世の中狂っているのでは。
自分の価値観と違うからといって、他人の命まで奪う権利はない。
他人の未来を奪う権利など誰も持たない。神でさえ持てない。
それなのに、いとも簡単に奪われる。
安倍元総理だけでない。何もいえない乳飲み子。抵抗できない弱者。
国レベルでもある。ウクライナとロシア。武器大国、原子爆弾大国のロシアが
ウクライナを侵略する。
他人の命である。他人の命まで支配できる権利など誰も持たない。
しかし、現実には個人も国もこのような危険が隣に潜んでいる。
価値観、イデオロギー、人種、肌の色の違い、歴史の違い、いろいろ理由付けすれば
言い分はあるかもしれない。
でもそれらは自分のこじつけ、自分の理由。こじつけのため人の命を侵す権利など誰も
持っていない。
でも、人間という生き物は自分の独りよがりの価値観のために他人を命をためらいもなく
奪う。
動物は自分の生命維持のため、食料として他の生物を殺すことがある。
それは自然の摂理、自然のサイクルの一環として、仕方のないこと。それが自然だから。
人間は違う。生存のためでなく、自分の価値観、自分の欲得。
個人も国も、他人の命を脅かすことがあってはいけない。
表現の自由、行動の自由は制限される倫理観が必要。
ネット上の誹謗中傷、生活上の自分の欲得のために他人の心や身体を殺傷する。
人間は社会的動物だと言われているが、動物の方がずっと社会的。自分の価値観で
他人を殺傷しない。
人間は自分の子供、自分の家族、自分の仲間を愛する、動物的人間に進化しないと。
動物に進化する人間、こんな事を感じてしまいます。
もし自分が今の自分に生まれず、ウクライナ人に生まれていたら、香港人に生まれていたら、
人でなく、ウサギや馬、牛、クマに生まれていたら、あるいは草花や野菜に生まれて
いたら…。
どこに生まれ、何に生まれ変われることなど分からない。だから目の前にいる、人、
動物、草花に感謝をし、大切にしないと。
こんな気持ちを持つと人間が純粋な動物に進化できると確信している。
そうすれば、戦争も、個人攻撃も、無くなるのでは。
安倍元総理、大変な時代に国民を引っ張てくれてありがとうございました。
安らかにお休みください。
合掌