東宝ホームのホームページへ初めてご訪問いただいたお客様にご覧いただきたいページを集めました。
地域密着で取り組む住宅メーカー。
安定した経営と確かな家づくりを続け、
快適な住まいを提供いたします。
皮膚が固くなったり、シミができたり、しわが深くなったり、生きている限り、日々進化
いや退化し続けるのが人類です。
我々の考え方もこだわりが強くなったり、頑固になったり、人の意見に耳を貸さなくなっ
たり、仕方ないことかもしれません。
でも事業をしている限り、相手があることで、自分のこだわりを通しても受け入れなけ
れば、それは間違いで、軌道修正しなければなりません。
正しいと思ったことでも、話し方や場面、ツールが不適正であれば正しくないと捉えられ
る事があります。ベテランになるほどこの場面が多くなり、彼らは自分は正しいが相手が
悪いと考えがちです。
若い時はそれなりに柔軟に対応していたはずなのに、自分の年齢と相手の年齢が大きく
なるほどこの傾向が強くなります。
この矯正はなかなか難しく、ほとんど不可能です。自分で気づき、自分で修正してもらう
しか方法がないように感じています。
会社ができて、18年。この18年の間に社員の心の角質化が進んでいるのでは・・・?と考
える事があります。
創造とは『過去の経験や知識を解体して、新しく組み立てなおす。』定義されています。
全く新しく作るのではなく、リニューアルというのが創造であり、全く新しいのは独創と
いうらしいです。
ならば、創造とは経験、知識の多いほどできるはずなのに、それをこだわりや囚われとい
う概念が邪魔して創造の領域に行きつかないようです。
たぶん、年齢という物理的事象が知識や経験を解体できないのだろうと想像します。
年齢を重ねても、発想の豊かな人は、知識や経験を時代に合わせてうまく使っている、
つまり、解体して再構築する訓練ができているような気がしています。
季節の呼び方を
青春
朱夏
白秋
玄冬
と言いますが、いつも会社はどの季節なのか。自分はどの季節なのか自問します。
結論は、いつも青春で、朱夏まで行っていない。まだまだ青春真っ只中、頑張らねばと
自身にハッパをかけて、勢いよく飛び出しています。
自分よりまだまだ若い人が年よりじみたり、考え方が否定的であったり、環境や周囲に
責任転嫁をするとついつい声が粗高になってします。
後でいい年をしてと自己反省をいたしますが、気づいたときに言っておかないと伝わら
ないからと自己弁護的に納得してしまいます。
心の角質化スピードが速い人は、自己否定、反省が強すぎる。あるいは相手攻撃や他に
責任転嫁する人も、裏と表の同じ性格で角質化スピードが速いように思っています。
成功も失敗もある。どちらの成果もそんなに評価せず、ただ前進するための知識、経験
と考え、次の一歩を思い切り踏み出す。
こんなことが大切かなと思っています。
住宅業界に入って48年になる。
同期の人はほとんどリタイアして、それぞれに充実した老後を送っているだろうと思う。
私は、まだ戦場に立ち続けている。しんどさや辛さは感じない。たぶん瞬間、瞬間は
強い辛さがあるはずだが、それが常態だと思っているせいか、いつも対策を考える性癖に
なっている。だから感じないのだと思っている。
昔、先輩から『趣味を持たないと老後が大変だぞ。』と言われた。
陶芸やゴルフ、釣り、山登り、旅行などを趣味にする人が多かった。
私は、いいなぁと思ったが、自分の性格上その方面に没頭することがなかった。
今、趣味と言われるものは、月1回か2回程度の映画鑑賞、2か月に1回の観劇程度で
それも没頭する熱心さはない。
老後の趣味はその時なれば、自然発生的に起きると思っていた。今も思っている。
住宅の仕事は奥行が深く、かつそれぞれの家族に関わる仕事なので、ベストアンサーはなく、
その時代、時期、関わる人の年代、環境に強く影響される。いつも変化に対して対応しなけ
ればならない。
いつも、考えている。考えを実行に移している。
人は大変だというが、充実している。予測して、変化に素早く対応して、一歩先、二歩先を
対策する。いつも決断する。
判断と決断は全く違うと思っている。
決断には責任が伴う。
8月の株主総会で2人の役員が退任、交代した。
当分の間、自分が頑張り、業績向上に努める覚悟です。
リタイアする時期はいつなのか?自分でも分からない。
後輩に対して老害を振りまくようになったら最低だが、客観的に自分の現実をみながら
考えたいと思っている。
続ける以上は、いつまでも、青春で元気に頑張る所存です。
コロナで、働き方も、レジャーのあり方も変え、新しい生活をしましょうという事が喧伝されて
います。私どもの会社でも、リモートの会議やネットでの稟議決裁などが常態化し、なるほど
便利であるという事を実感しています。
ネットを活用すれば、社内の作業はもっと軽減できるだろうと思っています。
しかし、全て便利を追求すると、人間の情緒や情味の部分が不感症化し、別の不具合が
発生するのでは・・・と懸念しています。
昔、私の奥方と結婚前、私は大阪、彼女は愛媛の松山、頻繁に会えないというかほとんど会え
ない状態だったので、毎日、独身寮から電話を掛けました。昔のことですから、携帯電話など
なく、自宅へ電話です。市外通話が22時以降は安いという時代でしたから、いつも22時過ぎ。
若いし、思いこんだら突っ走る猪年、ほとんど毎日です。
手紙もよく書きました。たわいもない内容だったと思います。
23歳から25歳まで。25歳で転職し、勤務地は大分。そこは一軒家でしたが、独身寮。
寮には電話がなく、公衆電話で連絡。
26歳で結婚。電話と手紙はこれで終了でした。
新しい生活でなく、極めて古い不便な生活です。
でも、このような不便さがあった方が人間の情緒や情味の完成度が上がってくるような
気がしています。
親の子供への虐待、DV事件、ネットでの誹謗中傷、自粛警察、何か間違っているのでは、
便利もいいけど、不便もいいよ、少々制約がある方が、他人を認めることができるし、
謙虚にもなり、味わい深い人間になれるような気がしています。
新しい生活と古い生活、うまく使い分けて生活を楽しみたいものです。
職種に合わせた勤務体制をとってから、1年くらいになります。
営業系の人は、10時から19時、その他の人は9時から18時に勤務。
私は、営業系と同じ勤務体制にしているので、10時出社です。ですから、朝のモーニング
ショーを一部分見ることができます。
コロナが発生してから、羽鳥慎一モーニングショーは、ほぼコロナ中心で放送しています。
世間にコロナ警鐘を流しており、とっても目の付け所よいと高い評価をしています。
コロナ解説者に白鳳大学の岡田晴恵教授という方がほぼレギュラーで出演しており、非常
に的を得た評論解説をしています。現在の状況説明だけでなく、これからこのように動き
そうであるから、このように手を打つべきと指針も与えてくれます。
岡田先生と、政府の専門家委員会、分科会、そして政府の方針には違いがあり、なぜ岡田
先生の指摘通りに政策を考えないのか、イラっとすることがあります。
岡田先生を専門家員会のメンバーに加えればもっと違った方法でコロナ対策ができるので
はと思います。
今まで、岡田先生の指摘通りに悪い方向に行っていますので、早く委員会メンバー構成を
やり替えるべきと思っています。
政府の方も失敗したら、失敗を認め、早く方向転換をしないとますます泥沼に入ってし
まう危険を感じています。
委員会も政府もメンツが落ちるのを恐れ、失敗を隠そう隠そうとしているようにしか見
えません。
誰でも失敗はありますし、特にコロナなどは未経験の領域ですから、メンツなど考えず、
下役の人の意見も、別医療関係の意見も素直に取り入れるべきと思っています。
ある時、岡田先生が医療業界は権威主義があり、なかなか物が言えない雰囲気があると
漏らしました。方針が変更できない根本原因のように感じました。
政治の世界も同じような気がいたします。
このような硬直さがはびこればいい方向にはいきません。
目標をはっきり示し、全員が納得し、現実的対応を取る。理想論ではだめです。
失敗はあっても失敗を責めない。
ミスの上塗りを防ぐ。一人のヒーローを作らず、チームでの勝利を目指す。
中国の古典の言葉に、『過(あやま)ちて、改(あらた)めざる、これを過(あやま)
ちという。』
失敗を恐れず、ほぼ全員が賛同する施策なら、勇気を出して、政治家や上役の顔色
など気にせず、実行すべき。恐れるべき人は政治家でなく、国民です。
今年になって、コロナ、大雨災害、いいニュースが一つもありません。
動きが制限されるものですから、すべての業種が影響を受け、経済指標も下げ一辺倒です。
災害救援にしても、制限を受け復興に時間がかかりそうです。
ウイルスは自主できず、宿主先を探して(感染先)動くらしい。それも自分の力でなく、
飛沫や接触、他人の力を借りて感染する。
社員には、社会人とは『自主自立』が一番大切だと話しているのに、最下等生物である
ウイルスは自立せず、宿主先を探して他人依存で生き延びる。
努力する人が世の中の尊敬を集めるはずという観念的な考えがありましたが、ウイルスの
世界に置き換えると、怠惰でボ~っとしているものが生き延びる。
何か間違っていませんかと言いたくなります。
こんな怠惰な生物を一発仕留めるものはないのでしょうか。
目に見えないものらしいですが、一匹一匹が見えるような装置が開発され一網打尽に捉えて、
焼却できないものか。
鳥インフルエンザや豚コレラなどでは、宿主先のニワトリや豚が薬殺され、それと同時に
ウイルスも消滅するというニュースの過去風景がありましたが、一番悪いのはウイルス
なのですから、こいつを処分する方法がないのかと思います。
ニワトリや豚や人間はウイルスの被害者です。加害者であるウイルスが罰を受けるべきで
我々が罰を受けるのは違ってると叫びたくなります。
こんなことを考えながら、この時期でも社員の生活を守るために何かしなければと焦って
います。
結局は、人間の付き合いの原点に帰る事しかない。
人間らしさ、情味を感じるお付き合い、正直に、親切に、愉快に、このような直感的に
分かる人間味溢れるお付き合い。
これしかないなぁと感じる、昭和純情男の結論でした。