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地域密着で取り組む住宅メーカー。
安定した経営と確かな家づくりを続け、
快適な住まいを提供いたします。
住宅業界に関わって51年になる。半世紀。
営業で入社して、ずっと住宅営業の事ばかり考え続けている。
店長になり、所長になり、支店長になり、今は社長をしているが、どの立場の時にも
第一線の住宅営業の事ばかりしか考えていなかった。
それでよく社長が務まるものだと自分でもあきれている。
普通、売り上げや利益を何年計画でこのようにするとか、この事業をこのように拡大
してゆくとか壮大な計画を言うのが社長だろうと思うが、そのような計画をしない。
希望や夢はあるが、それを計画に落とし込み、実行策を練るようなことまではしない。
大雑把な社長である。
一件の見込み客を増やす方法、その育成策、そして一件一件の戦いに勝つ方法、
心構え、仕事への日常の姿勢。こんなことしか考えていない。
最近、自分の後を託さないといけないと思い、次の時代を背負うであろう人と話す
機会があった。私など足元にも及びつかないほどよく考えているし、緻密である。
組織論にも熟知している。無知な私がよくも20年間、社長業をやってこれたと思い
不思議に思う。
振り返えると私の想いに感じてくれる人が集まり、同志的結合になり、一つの方向に
向いて団結した。人が集まってくれたのが奇跡であるように思える。
遠大壮大な計画はなかった。とにかく頑張る。あまり先を見ず、今を頑張る。
こんな51年間であった。
今も今を頑張らないといけないと思っている。
順風満帆などない、いつも逆風。でも知恵を出し、行動すれば必ず道は見え、開けて
くる。
コロナ後消費行動は全く変わった。でも人の感情は変わっていない。
『先義後利』お客様の幸せを先に考えて、正しいことをする。ごまかしや嘘つかない。
利益は後から必ずついてくる。
『正直に、親切に、愉快に』人とのお付合いの原理原則、良いお付合いが発展の根本。
人生で家を2軒も3軒も建てる人はいないが、建てた人の周辺にはまだ建てていない人が
無限に存在する。それ方々をご紹介してもらえるのは、良いお付合い。人間力。
こんなことを思いながら今日を頑張る。
先月5月26日高校の同期会があったので久しぶりに松山に帰省した。
年賀状には『いつまでも 青春!!』と書くことが多い。
現役で仕事している間は、今も青春中と思って過ごしているが、仕事の青春と
高校時代のはちきれるような夢と希望の青春、淡い初恋のときめきと失望の
青春は全く異質であると感じた。
仕事の青春には必ず結果を要求され、それも良い結果でなければ充実感がない。
10代の青春には良い結果でも悪い結果でも、良い想い出として記憶される。
全てが懐かしい。
高校時代の同期は480名位いたと思う。今回集まったのは36名であった。
以前はオリンピックの開催の時に、4年周期で開催されていたのであるが、
お世話役の幹事の方が亡くなり、自然消滅的に終わっていた。
今回ゴルフ仲間が中心になり、ゴルフ表彰式の延長で同期会を復活させたら
しい。
年賀状に集まりがあったら知らせてほしいと出していたら、連絡があり今回の
帰省になった次第。
卒業後60年近くになるので物故者も多いが、何とか元気な間は会があれば
参加したいと思っている。
幸い、つぎのお世話役も決定したので次回はもっと多くの人と会えるのではと
期待している。
私のイントネーションは北九州地区の音程と違っていて、いつも関西出身です
かと聞かれる。松山弁、伊予弁のイントネーションは大阪弁と似ているのであ
ろう。
同期会では、伊予弁が会場内を満喫交錯し、一気に高校生に逆戻り、徐々に
白髪、禿げ頭、しわ顔が高校時代の顔に変化していった。
楽しくて、懐かしくて、やはり松山はいいなぁと感じたひと時であった。