テクノロジー
東宝ホームのテクノロジーを、「断熱・省エネ・快適」「構造・耐震・制震」「健康・安心・保証」の3つに分けてご説明いたします。
断熱材
キューワンボードの働き
東宝ホームの断熱材は、
遮熱面材付き硬質ウレタンフォーム「キューワンボード」を採用しています。
<特徴>
1. ノンフロン発泡剤
2. 熱伝導率 0.021W/mk(空気の熱伝導率0.026W/mkより優れる)
3. 経時断熱性能に優れ、初期値と経年値の断熱性能が良い
4. 難燃性に優れたポリイソシアヌレートフォームと遮熱性に優れたアルミ面材箔採用
※硬質ウレタンフォームの引火点は310℃以上で、発火点は410℃以上木材より先に引火・発火しない。
※発火点:物質が空気中で自然に燃え始める最低温度。「発火温度」とも呼ばれ、固体燃料の場合には通常「着火点」という。
※引火点:可燃性の物質を加熱していき、これに火を近づけた時引火するのに必要な濃度の蒸気を発生する最低温度。
代表的な材料の熱伝導率
よく使われる断熱材の熱伝導
熱伝導率比較(発砲プラスティック系断熱材)を見るとキューワンボードの0.021W/mkは断熱性能で高い性能を持っていることが分かります。
東宝ホームの標準採用している断熱材キューワンボードとは経時断熱性能に優れた高性能硬質ウレタンフォーム断熱材です。面材には、遮熱性能に優れた赤外線高反射タイプのアルミ箔を採用しています。アルミ箔面材の効果により高い赤外線反射率があり貫流熱量が大幅に削減されて夏季の遮熱効果があります。また、アルミ箔面材はウレタンフォームを水蒸気や紫外線から保護するほか、難燃性の向上も期待できます。
東宝ホームでは壁・屋根・基礎の断熱にキューワンボードを採用
壁のキューワンボード |
基礎のキューワンボード |
屋根のキューワンボード |
サーモカメラで『キューワンボード仕様の家』と『無断熱の家』の遮熱性能を視覚化してみました
夏季の屋根裏面温度は左の無断熱の家で約42℃になりますが、キューワンボードを外張り断熱材として採用した家では約30℃となり、約12℃の差が認められます。アルミ箔面材が優れた遮熱を発揮しています。
キューワンボードは、断熱材の中でもトップレベルの断熱効果と遮熱効果を発揮しています。
またキューワンボードを挟んでいるアルミ箔面材は水蒸気などの湿気も通さず、断熱材内に水蒸気が入らないので、壁内結露になる心配もありません。