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洗濯物を短時間で乾かせる便利なガス衣類乾燥機「乾太くん」。
新築で「乾太くん」を導入するなら、間取り計画の段階から設置場所や家事動線まで含めて検討することが大切です。
何も考えずに設置すると、「設置場所に失敗した」「収納までの動線が悪かった」など、導入後に後悔するケースもあるので注意しましょう。
この記事では「乾太くん」の特徴やメリット・デメリット、新築で後悔しないための導入ポイントをわかりやすく解説します。
新築に「乾太くん」の導入を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

「乾太くん」とは、リンナイ社が製造・販売する、ガスを使って衣類を乾燥させる「ガス衣類乾燥機」です。
洗濯機で洗濯した後、衣類を「乾太くん」に移して乾燥させます。
電気式の衣類乾燥機やドラム式洗濯乾燥機と比べて、ガスの強い温風でスピーディーかつふんわりと乾かせるのが大きな特徴です。
「洗濯物を干す時間を減らしたい」「天気を気にせず洗濯したい」というご家庭にとって、日々の家事負担を大幅に軽減してくれる頼もしい設備といえるでしょう。

ここでは、新築で「乾太くん」を導入する主なメリットを紹介します。
洗濯が終わったら乾燥機に移すだけなので、ハンガーに掛けたりベランダまで運んだりする必要がなくなります。
毎日の家事を効率化したい共働き世帯や子育て世帯に最適です。
5kg程度の洗濯物であれば、約1時間以内に乾燥が完了します。
電気式では2時間半以上かかることもあるため、家事の時短につながるでしょう。
「乾太くん」があれば、雨の日や梅雨時期でも天候に左右されず、好きなタイミングで洗濯できます。
仕事や家事の予定に合わせて洗濯しやすくなるほか、外干しによる花粉や黄砂の付着を防ぎやすいのもメリットです。
ガスの温風で繊維を立たせながら乾燥するため、タオルがふんわり仕上がりやすいのも嬉しいポイント。
毎日使うタオルの肌触りが良くなることで、暮らしの満足度向上にもつながるでしょう。
「乾太くん」にはガス配管や排湿ダクト工事が必要です。
新築時に計画しておけば、配管やダクトを壁内に納めやすく、見た目もすっきりします。
また、後付けと比べて設置場所や家事動線を自由に計画しやすいこともメリットです。

便利な「乾太くん」ですが、どんな家庭にとっても万能というわけではありません。
新築で後悔しないためには、デメリットや注意点もしっかり把握しておきましょう。
本体価格に加え、専用架台やガス配管・排湿ダクト工事費などが必要になります。
採用を検討する際は、本体価格だけでなく工事費も含めた総額で考えることが大切です。
「乾太くん」は洗濯機とは別に設置するため、その分のスペースが必要です。
脱衣室や洗面所がある程度広くないと圧迫感が出てしまうので注意しましょう。
「乾太くん」は、ドラム式洗濯乾燥機のように「洗うから乾かすまで完全全自動」ではありません。
洗濯機から「乾太くん」へ洗濯物を移し替える必要があるため、人によっては手間に感じる場合もあります。
高温で乾燥するため、デリケートな衣類やニットなどは縮みや傷みの原因になることがあります。
乾燥機にかけられない衣類については、室内干しスペースも計画しておくと安心です。
「乾太くん」には糸くずフィルターがあり、乾燥のたびにホコリを取り除くのが基本です。
お手入れ自体は簡単ですが、毎回ひと手間がかかる点は知っておきましょう。
「乾太くん」は乾燥中の湿気を屋外へ排出するため、排湿口から運転音や水蒸気、洗剤・柔軟剤のにおいが出ます。
隣家の窓や駐車スペースに近い場所へ設置すると、近隣トラブルにつながる可能性があるため注意しましょう。
「乾太くん」を使用するには、都市ガスまたはプロパンガスの設備が必要です。
オール電化住宅を予定している場合、「乾太くん」のためだけにガスの引き込み・基本料金が発生することになります。

「乾太くん」は、次のような家庭に特におすすめです。
・毎日の洗濯にかかる時間を減らしたい人
・子どもの部活動や習い事で毎日たくさんの洗濯物が出る人
・夜間に急ぎで乾かしたい衣類がある人
・花粉や黄砂、雨の日を気にせず洗濯したい人
・タオルや衣類をふんわり仕上げたい人
・家事動線を整えて家事負担を減らしたい人
一方で、次のような方はドラム式洗濯乾燥機や電気式乾燥機、室内干しの方が向いている場合もあります。
・洗濯から乾燥まで全自動で済ませたい人
・洗濯物の移し替えを面倒に感じる人
・オール電化住宅を希望している人
・洗濯量が少なく乾燥機を使う機会が少ない人
「乾太くん」は人気の設備ですが、ライフスタイルによって向き・不向きがあります。
「人気だから導入する」のではなく、ご家族の暮らし方に合っているかを考えながら検討しましょう。

新築に「乾太くん」を取り入れるなら、設備そのものだけでなく、設置場所や容量、使いやすさまで考えておくことが大切です。
ここでは、導入後に「失敗した」と後悔しないために、事前に確認しておきたいポイントを紹介します。
「乾太くん」の設置には、ガス配管だけでなく、乾燥時に発生する湿気を屋外へ排出するための排湿ダクトも必要です。
完成後や直前の提案では、配管が目立ってしまったり希望の場所に置けなかったりする場合もあるので、必ず設計初期の段階で住宅会社に伝えましょう。
排湿口の位置も、お隣の窓の近くを避けるなど、あわせて相談しておくと安心です。
洗濯物の量は一般的に「1人あたり1日1.5kg程度」がひとつの目安です。
ただし、家族の人数だけで決めるのではなく、普段の洗濯量や乾燥したいものまで考えて容量を選ぶことが大切です。
例えば「シーツや毛布も乾燥したい」「部活の洗濯物が多い」など、洗濯物が多いご家庭は、少し大きめの容量を選んでおくと安心ですよ。
洗濯機の上に設置すると、「乾太くん」の投入口が高くなり、洗濯物の出し入れやフィルター掃除が大変になることがあります。
設置台を低くする、造作棚で洗濯機と横並びにするなど、家族にとって使いやすい高さや配置を検討しましょう。
また、「乾太くん」の扉は、設置場所に合わせて開く向きを左右どちらにも変更できます。
洗濯機や壁との位置関係を考えて、洗濯物を移しやすい向きを設置前に住宅会社へ伝えておきましょう。
「乾太くん」は、乾燥後の動きまで考えて設置することが大切です。
例えば「乾太くん」の近くに衣類をたたむスペースや収納を設ければ、洗濯物を持って家の中を行き来する手間を減らせます。
「洗濯→乾燥→たたむ→収納」までスムーズにつながる動線を考えてみましょう。

新築に「乾太くん」を導入するときは、洗濯から乾燥、収納までの動線を意識して間取りを考えることで、毎日の洗濯をよりラクにできます。
ここでは、「乾太くん」と相性のよい間取りプランをご紹介しましょう。
洗面室とは別に独立した「ランドリールーム」をつくり、洗濯機と「乾太くん」を並べて配置する定番プランです。
脱衣室の近くに設置すると、脱いだ服をすぐに洗い、乾燥・たたむ作業まで一箇所で完結できます。
ランドリールームについて詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
>>洗濯がラクに!ランドリースペースのおすすめ間取り実例
「乾太くん」を設置したランドリールームのすぐ隣に「ファミリークローゼット」を配置する間取りです。
「乾太くん」で乾いた衣類をたたんですぐに収納できるため、各部屋へ服を運ぶ手間が一切なくなり、家事の時短になります。
ファミリークローゼットについて詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
>>ファミリークローゼットとは?種類・広さ・間取りのポイントと実例を紹介
乾燥機にかけられない衣類のために、室内干しスペースも確保しておくと安心です。
「乾太くん」と室内干しを使い分ければ、衣類に合わせて効率よく洗濯できます。
最後に、新築に「乾太くん」を導入した東宝ホームの施工事例をご紹介しましょう。

「乾太くん」のすぐ隣に、壁面いっぱいの可動棚を設置した事例です。
タオルや下着、パジャマなどをまとめて収納でき、洗濯から収納までスムーズに行えます。

「乾太くん」の横に大容量の可動棚と、室内干し用のハンガーパイプを設置した事例です。
乾燥機にかけられない衣類は室内干しにするなど、洗濯物に合わせて使い分けられます。

キッチンから洗面・脱衣室、浴室へとつながる、家事ラクな水回り動線を採用した事例です。
洗面・脱衣室には「乾太くん」と大容量の可動棚を設置。
洗濯から乾燥、収納までスムーズに行えるほか、料理と洗濯を効率よく進められる間取りになっています。

「乾太くん」は、洗濯物を干す時間や家事の負担を減らしてくれる便利な設備です。
一方で、設置場所や高さ、収納までの動線を十分に考えずに導入すると、「使いにくかった」と後悔することもあります。
だからこそ新築では、「乾太くん」を設置するだけでなく、「洗濯→乾燥→たたむ→収納」までの家事動線を考えて間取りを計画することが大切です。
東宝ホームでは、家族の暮らし方に合わせた間取りや家事ラク動線をご提案しています。
「乾太くんを取り入れたい」「洗濯がラクになる間取りにしたい」という方は、ぜひお近くの展示場・モデルハウスでご相談ください。
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2026.10.05 09:00