冷え込みが増すにつれて気になるのが、リビングの暖房器具。
家の中でも特に過ごす時間が長いリビングでは、暖房の省エネも気になりますよね。

省エネ効果を高めるには、住宅の性能も欠かせません。

今回はリビングにおすすめの暖房器具を、目的別に紹介します。
リビングの暖房器具を選ぶときの注意点や、省エネを考える2つのポイントも解説しますので、ぜひ住まいづくりの参考にしてください。

 

目的別に見るリビングにおすすめの暖房器具

リビングの暖房器具を選ぶときは、「どこを暖めたいのか」を中心に考えましょう。

部屋全体を暖めたいとき

部屋全体を暖めたいなら、以下の4つの暖房器具がおすすめです。

・エアコン
・床暖房
・石油ファンヒーター
・ガスファンヒーター

それぞれの暖める範囲や早さ、安全性、1日8時間稼働した場合のコストを比較しました。

	暖める範囲	暖まる早さ	安全性	コスト （1日8時間稼働）	価格の目安
エアコン	◎	〇	◎	◎ 約43.2円	〇 約6万円～ 設置費用が別途必要
床暖房 （ガス温水式）	◎	△	◎	△ 約184円	△ 1畳あたり約5万～8万円 熱源機（25万～100万円）が別途必要
石油ファンヒーター	〇	◎	△	〇 約43.41～256.7円	◎ 約1万5,000円～
ガスファンヒーター	〇	◎	△	△ 約203.84円	◎ 約1万円～

リビングが暖まる早さでは石油ファンヒーターとガスファンヒーターが優れていますが、一酸化炭素中毒を防ぐため、1時間に1〜2回の換気が必要。
一方で、エアコンや床暖房は火を使わないので危険が少なく、お子さまやペットのいるご家庭にも安心です。

部屋の一部を早く暖めたいとき

部屋の一部を早く暖めたいなら、セラミックファンヒーターがおすすめ。
セラミックファンヒーターとは、電気を使って電熱線を加熱し、発生した遠赤外線の熱をファンで送り出す暖房器具です。

コンパクトで持ち運びもしやすいですが、部屋全体を暖めるのには向きません。
他の暖房器具と一緒に、サブ暖房として使うとよいでしょう。

身体をすぐに温めたいとき

身体をすぐに温めたいなら、遠赤外線ヒーターやこたつがおすすめです。
立ち上がりが早く熱も伝わりやすいので、冷え切った身体を素早く温めるのに重宝します。

ただし、消し忘れや布団の接触による火災も発生しているため、使用には十分注意してください。

 

リビングの暖房器具を選ぶときの注意点

リビングの暖房器具を選ぶときは、次の2つのポイントに注意しましょう。

・やけどの心配がないか
・省エネ性能は高いか

それぞれ詳しく解説します。

やけどの心配がないか

暖房器具は、石油やガスを燃焼させたり、ヒーターを発熱させたりするものが多いです。
特に小さなお子さまがいるご家庭では、うっかり触れてやけどをしないように注意。
暖房器具の周りに囲いをつくるなど、対策を考えましょう。

省エネ性能は高いか

リビングの暖房器具で特に重視したいのは、省エネ性能です。
長く過ごすリビングで使う暖房器具の省エネ性能が高ければ、光熱費の削減効果も期待できるでしょう。

長年使っていた暖房器具を買い替えるだけでも、省エネ効果は大幅にアップします。
省エネが気になる方は、ぜひ買い替えも視野に入れて検討しましょう。

 

リビングの暖房器具で省エネを考える2つのポイント

省エネ効果をよりアップさせるには、次の2つのポイントが大切です。

・「全体」と「スポット」の暖房を組み合わせる
・「住宅の性能」を意識する

それぞれについて、詳しく解説します。

「全体」と「スポット」の暖房を組み合わせる

暖房器具には、部屋全体を暖めるのに適したタイプと、一部分を早く暖めるのに適したスポットタイプの2つがあります。

おすすめは、2つのタイプを組み合わせて使うこと。
たとえばエアコンでリビング全体を暖めつつ、セラミックファンヒーターで冷えやすい足元を暖めれば、暖かさと快適さは一段とアップします。

メインとサブの暖房器具を組み合わせて、効率よくリビングを暖めましょう。

「住宅の性能」を意識する

省エネ効果を高めるのに欠かせないのが、住宅の3つの性能です。

・断熱性能
・気密性能
・換気性能

断熱性能が高ければ、室内の熱が外に逃げるのを防げます。

気密性能の高さは住まいのあらゆる隙間の狭さを表し、換気性能が高ければ室内の熱を保ったまま、外気温に影響されることなく換気が可能。

断熱性能・気密性能・換気性能の全てが高ければ、季節に関係なく室内の温度を一定に保ち、常に新鮮な空気と入れ替えできます。

性能を重視した住まいなら、室温の調整に無駄なエネルギーを消費せず、効果的に省エネしながらリビングを快適に保てるのです。

 

東宝ホームで叶える暖房×省エネ効果の高い暮らし

暖房器具の省エネ効果をアップする、性能の高い家づくりをしたい方におすすめなのが、東宝ホームの『LX-Ⅱネクサス』シリーズ。

断熱等性能等級6レベルという高い断熱性能だけでなく、気密性能はC値0.4㎠／㎡以下の高水準。
さらに全熱交換タイプの第一種24時間換気システムを搭載したこだわりの換気性能で、住宅の性能を最大限発揮しています。

断熱等級6レベルだと、断熱対策を施す前と比較して冷暖房費は約38％削減。
6畳用のエアコンでも20畳のリビングを十分暖められるので、エアコンの購入や買い替えのコストも抑えられます。
さらにエアコンは床暖房よりもメンテナンスしやすく、石油やガスを使う燃焼型の暖房器具と比較しても、二酸化炭素排出量が少なく空気を汚しません。

東宝ホームの高断熱性能住宅なら、暖房器具のランニングコストやイニシャルコストを抑え、生活環境にも配慮した家づくりが可能です。

断熱性を高め、省エネで快適に過ごせる住まいが気になる方は、ぜひお近くの展示場へお越しください。
最小限の空調で過ごす快適な空間を、実際にご体感いただけます。

また省エネが叶う東宝ホームの住宅は、全棟が国が性能を認めた長期優良住宅。
2023年11月に閣議決定した「子育てエコホーム支援事業」の対象であり、子育て世帯・若者夫婦世帯が住宅を新築する場合は100万円の補助金を受けられるチャンスです！
参考：子育てエコホーム支援事業について – 国土交通省

「子育てエコホーム支援事業」については以下の記事でも詳しく解説しているので、ぜひ合わせてご覧ください。
関連記事／「子育てエコホーム支援事業」の実施が決定！気になる内容を詳しく解説

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ぜひお気軽にお越しください！