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東宝ホーム 本社コラムルーフバルコニーのある家でどう過ごす?後悔しない間取りポイントと事例をご紹介

ルーフバルコニーのある家でどう過ごす?後悔しない間取りポイントと事例をご紹介

ルーフバルコニーのある家でどう過ごす?後悔しない間取りポイントと事例をご紹介

「ルーフバルコニー」のある家に憧れる方は多いのではないでしょうか。
開放感あふれる屋外空間として暮らしの可能性が広がるので、「週末のバーベキューで家族との時間を楽しみたい」「子どもやペットが自由に遊べる空間がほしい」という方に特におすすめです。

本記事では、ルーフバルコニーの基本情報から特徴、魅力的な活用方法、そして後悔しないための重要なポイントまで詳しくご紹介します。
ルーフバルコニーのある家づくりを検討している方は、ぜひ参考にしてくださいね。

 

ルーフバルコニーとは?他の屋外空間との違い

まずは、ルーフバルコニーがどのようなスペースを指すのか、また他の野外空間との違いについてみていきましょう。

ルーフバルコニーとは?

ルーフバルコニーとは、下階の屋根部分を利用して設けられた広い屋外空間のこと。
「屋上バルコニー」や「スカイバルコニー」と呼ばれることもあります。

他の屋外空間との違い

ルーフバルコニーによく似た屋外空間に「ベランダ」や「テラス」があります。
また「ルーフバルコニー」と通常の「バルコニー」の違いがわからない方も多いかもしれません。
それぞれの特徴を下にまとめたので、ぜひ参考にしてください。

  • ・ベランダ:2階以上に設置される、屋根または庇がある屋外スペース。
     洗濯物を干すのに適しており、急な雨でも安心です。
  • ・テラス:1階に隣接してつくられる屋外スペースで、地面より一段高くなっているのが特徴。
     リビングやダイニングと庭をつなぐ役割を果たします。
  • ・バルコニー:2階以上に設置される、屋根も庇もない屋外スペース。日当たりが良く開放的です。

ルーフバルコニーと一般的なバルコニーの違いは、主に設置場所と広さです。

ルーフバルコニーは下階の屋根部分につくられ、一般的なバルコニーより広いのが特徴です。
屋上に設けられることも多く、開放感があります。

一方バルコニーは、建物から突き出すかたちにつくられるので、スペースが限られ、構造的な強度もルーフバルコニーに比べると劣ります。

ベランダとバルコニーの違いについてより詳しく知りたい方は、ぜひ以下の記事をご覧ください。
>>ベランダとバルコニーの違いは?おしゃれな活用術と施工事例をご紹介

テラスについて知りたい方には、こちらの記事がおすすめです。
>>住宅のテラスとは?テラスのメリット・デメリットや導入事例を紹介

 

ルーフバルコニーのある家のメリット

ここでは、ルーフバルコニーがある家のメリットを5つご紹介します。

日当たりのよい開放的な屋外空間を確保できる

屋根のないルーフバルコニーは、基本的に日当たりのよさが魅力です。
視界を遮るものがないため、開放感も抜群!
晴れた日には洗濯物が気持ちよく乾き、素晴らしい眺望も楽しめます。

個性的でおしゃれな外観になる

ルーフバルコニーを取り入れた住まいは、フラットなシルエットが特徴的。
洗練されたラインはモダンデザインと相性が良く、スタイリッシュでおしゃれな印象の外観に仕上がります。

空間の広がりを感じられる室内になる

ルーフバルコニーに面する部屋の窓を大きく取ると、視線が屋外へと抜け、実際の広さ以上に空間に余裕を感じられます。
室内とルーフバルコニーの床材を統一すれば、一続きの大空間のような印象を演出できるでしょう。

プライバシーを守りながら光を取り込める

ルーフバルコニーを設置すると、外壁から室内までの距離が生まれ、外部からの視線が届きにくくなります。
そのため、人目を気にせず隣接する部屋のカーテンや窓を開けて過ごしたり、たっぷりの日差しを室内に取り込んだりできるのも嬉しいポイントです。

さまざまな楽しみ方ができ、暮らしが豊かになる

通常のバルコニーより広いスペースを活かして、さまざまな過ごし方ができるのもルーフバルコニーの魅力です。
自由度が高く、使い方次第で日常生活に新たな楽しみをもたらしてくれるでしょう。

おすすめの活用例については、あとで詳しくご紹介しますね。

 

ルーフバルコニーのある家のデメリット

魅力的なルーフバルコニーですが、検討段階で知っておくべきデメリットもあります。
以下の4つのポイントを理解しておきましょう。

建築費用やメンテナンスコストがかかる

ルーフバルコニーを設ける場合、人が安全に過ごせる空間とするために、強度を高めるための設計が必要になります。
また雨水が滞留しやすい特性から、効果的な排水設備の設置や床面の防水処理も不可欠です。
そのため、ルーフバルコニーを設置しない場合と比べて建築費用が高くなります。

さらに排水設備や防水層、腰壁など、定期的なメンテナンスにも費用がかかることも知っておきましょう。

雨漏りのリスクが高くなる

ルーフバルコニーは屋根がなく、直射日光や雨風にさらされ続けるため、適切な防水工事がされていないと雨漏りしやすくなってしまいます。

水はけ対策として緩やかな傾斜と防水加工が施されますが、経年劣化やメンテナンス不足により、防水機能が低下することも。
防水機能が低下した状態が長期間続くと構造体の劣化につながる可能性もあるため、定期的な点検と適切な防水処理が特に重要になります。

掃除の手間がかかる

ルーフバルコニーを快適に使い続けるためには、日々の掃除が欠かせません。
砂ぼこりや落ち葉を放置すると、床の汚れや排水口の詰まりを引き起こします。
また、湿気によるコケやカビが発生しやすく、放置すると見た目だけでなく衛生面に問題が生じることもあるので注意しましょう。

ルーフバルコニーの下の部屋が暑くなりやすい

一般的な屋根であれば、屋根裏が空気層となって熱を遮る役割を果たします。
しかし、ルーフバルコニーでは屋根裏がなくなるため、太陽の熱が直接下の部屋に伝わりやすくなります。
そのため、ルーフバルコニーの下に位置する部屋は、夏場の温度上昇に注意が必要です。

使われなくなるケースもある

多目的に活用できるルーフバルコニーですが、明確な使用目的が定まっていない場合、時間の経過とともに使用頻度が下がりがちです。
他にも「音や匂いが周囲に広がるのが気になる」「周囲に高い建物が建って視線が気になる」などの理由から次第に使われなくなるケースも少なくありません。

 

ルーフバルコニーのおすすめ活用例

せっかく設けたルーフバルコニーを有効活用するためには、計画段階から具体的な使い方をイメージすることが大切です。
ここでは、おすすめのルーフバルコニーの活用例を4つご紹介しましょう。

もうひとつのリビングとして使う

ルーフバルコニーにハンモックやソファを置くと、屋外リビングとして活用できます。
メインリビングと家具のテイストを変えてリゾート風なソファやテーブルを置くと、同じ家にいるとは思えないほど雰囲気がガラッと変わりますよ。

広々とした開放的な空間は、家族団らんやティータイム、読書などにもぴったりです。
自然を感じながら過ごせば、心も体もリフレッシュできるでしょう。

子どもやペットの遊び場として使う

ルーフバルコニーは、子どもや愛犬の遊び場にも最適です。
遊具やドッグランのスペースを設ければ、自宅でのびのびと楽しく遊べる環境が整います。
十分な広さがあるので、夏にはお家プールを楽しむのもいいですね。

在宅勤務の日やお家で過ごしたい日に、隣接する部屋から見守りながら安心して遊ばせられるのも嬉しいポイントです。

家庭菜園・ガーデニングを楽しむ

日当たりや風通しのよいルーフバルコニーは、花や野菜などの栽培にも適しています。
子どもとプランターで野菜を育てて収穫したり、四季折々の草花を育てて癒しの空間にしたりするのもおすすめです。

お家キャンプなどアウトドア体験を楽しむ

ルーフバルコニーがあれば、遠出をしなくても気軽にキャンプ気分やバーベキューを楽しめます。
収納スペースや簡易的な水場を設けておけば、アウトドア用品の片付けもスムーズですよ。

在宅ワークやヨガスペースとして活用する

ルーフバルコニーにデスクとチェアを配置すれば、爽やかな屋外ワークスペースの完成!
新鮮な空気を取り入れながら作業することで、気分転換になり、集中力や創造性も高まります。

その他、ストレッチやヨガスペースとしても活用するのもおすすめです。
太陽の光を浴びながら深い呼吸を行えば、心身ともにリラックスできるでしょう。

 

ルーフバルコニーのある家づくりを成功させる5つのポイント

ここでは、ルーフバルコニーの満足度と活用度を高めるためのポイントを5つご紹介します。
計画段階でのチェックリストとしてご活用ください。

ポイント1.用途を明確にする

まずは、ルーフバルコニーの具体的な用途をあらかじめ決めておくことが重要です。
「家族の団らんスペースにする」「ガーデニングを楽しむ」など、目的が明確であれば、活用頻度も自然と高まります。

理想のルーフバルコニーについて迷っている方は、前述の活用例を参考に、ぜひご家族で話し合ってみてくださいね。

ポイント2.用途に合わせて間取りや動線を工夫する

目的に合わせて間取りや動線を工夫することで、ルーフバルコニーの使い勝手が格段に向上します。

例えば、バーベキューやパーティー利用が多い場合は、キッチンからスムーズにアクセスできる配置が便利です。
洗濯物を干したい場合は、同じ階に洗濯機置き場を設けると、動線が短縮されて負担も軽減できるでしょう。

ポイント3.周囲の建物との位置関係を確認する

隣家からの視線が気にならないよう、計画段階で位置関係を綿密にチェックしましょう。
現在の環境だけでなく、将来的に周囲に高層建物が建つ可能性についても調査しておくことをおすすめします。

ポイント4.プライバシー対策と安全対策を行う

プライベート空間を思いっきり楽しむには、プライバシー確保のための工夫も必要です。
横からの視線を遮りたい場合は、腰壁や目隠しフェンスを設けるといいでしょう。
サンシェードやパーゴラをつくると、上からの視線を遮りつつ、ほどよい開放感を手に入れられます。

適切な高さの腰壁や床のすべり止めなど、安全に使えるような工夫も欠かさずに行いましょう。

ポイント5.階下の暑さ対策をする

デメリットで解説した通り、ルーフバルコニーの階下に位置する部屋は夏場暑くなりやすいです。
そのため、ルーフバルコニーに使う床材の断熱性や部屋全体の断熱性を高めるなど、適切な断熱対策を講じましょう。
できればルーフバルコニーの階下には、収納や客間など、普段あまり使わない部屋を配置するのが理想的です。

 

ルーフバルコニーのある家の間取り事例

「わざわざルーフバルコニーに行きたくなる」そんなルーフバルコニーにするためには、ラクラク動線を意識した間取り計画が大切です。
ここからは、東宝ホームが手掛けたルーフバルコニーのある家の施工事例をご紹介します。

間取り事例①簡易キッチンを設けた広々バルコニー

愛犬の遊び場やプールなど、多用途に使える広々としたルーフバルコニーの事例です。

簡易キッチンを設けているので、わざわざリビングで食材を洗ったり切ったりせず、ルーフバルコニーでワイワイとみんなで準備ができます。

ぽかぽかと日差しが心地いいときは、ハンモックを日当たりのよいところに設置すれば、読書や昼寝も存分に楽しめそうですね。

間取り事例②2階リビング×バルコニー

こちらは、2階リビングの横にルーフバルコニーを設けた事例です。

リビングのフローリングとバルコニーのウッドデッキを同方向に設置することで、つながりのある空間に仕上がりました。

大人が立ったときの目線よりも高い壁を設けてあるので、周りからの視線を気にせずに思いっきりプライベートな時間を楽しめます。

リビング続きのバルコニーは、「家事をしたりくつろいだりしながら、子どもたちが遊ぶ様子を見守りたい」という方におすすめの間取りです。

間取り事例③屋上に設けたプライベートルーフバルコニー

こちらは福岡県福岡市で販売中の、住宅の最上階屋上部分を活用した、プライバシー性の高いルーフバルコニーです。

周囲をしっかりとした高さの腰壁で囲むことで、外部からの視線を気にせずくつろげる空間を実現。
物干し竿の設置スペースを確保しているため、晴れた日には洗濯物を気持ちよく干すことができます。

日々の家事と寛ぎ空間を兼ね備えた、機能的で居心地の良いルーフバルコニーです。

 

理想の暮らしに合わせたルーフバルコニーを計画しよう

ルーフバルコニーは活用法や楽しみ方の自由度が高いからこそ、ご家族のライフスタイルに合った理想の形を追求することが、住まいづくりの成功へとつながります。

東宝ホームでは、デザイン性はもちろん、使いやすさにこだわったルーフバルコニーのある住まいを多数手がけてきました。
ご家族の暮らし方に最適なデザインや間取りから、プライバシー・安全対策、メンテナンス計画まで、トータルでご提案いたします。

東宝ホームのルーフバルコニーがある住まいづくりにご興味をお持ちの方は、下記よりご予約の上、ぜひお気軽にお近くの展示場・モデルハウスへお越しください。

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2023.04.17 17:16