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地震が頻発する日本で家を建てるなら、やはり耐震性が気になるところ。
建物自体の構造や耐震性を、しっかりと見極めることが大切です。
そして、地震に強いかどうかは、建つ場所も重要ポイント。
土地探しの時点から、地震に強い家づくりは始まっているのです。
家族を守るための、地震に強い家づくりの成功ポイントを解説します。
耐震性能とは、地震にどれだけ耐えられるか。
耐震性能がよい家とは、具体的にどんな家なのでしょうか。
耐震性を決める要素はさまざまです。
建物の形や、重さ、柱や梁の強さや粘り、耐力壁の量、基礎と呼ばれる土台部分の強さなどと関係があります。
たとえば、建物の形ならシンプルな四角形の方が揺れに強く、基礎部分は線で支える「布基礎」よりも、面で支える「ベタ基礎」が有利と言われます。
要素をバランスよく組み合わせていって、頑丈な建物を目指すことが耐震性につながります。
わかりやすいように、耐震基準が定められていますので、次章で解説します。
大きな地震が起こるたび、耐震基準は見直されてきました。
参考になる基準が、耐震等級。
耐震等級は数字が大きくなるほど、地震に強い家です。
耐震等級1 | 建築基準法で定められている最低基準レベル。震度6強〜震度7程度で倒壊せず、震度5強程度で損傷しない程度の強さ。 |
耐震等級2 | 耐震等級1の1.25倍の強さ。学校や公共施設で採用されるレベル。 |
耐震等級3 | 耐震等級1の1.5倍の強さ。消防署や警察署で採用されるレベル |
消防署ほどまでの強さは必要ない!と思われる方もいるかもしれません。
しかし、忘れてはいけないのが、2016年に発生した熊本地震。
震度7の地震が2回続いた地域もあり、甚大な被害を出しました。
地震後の調査で、耐震等級3の家は大きな損傷が見られず、大部分が無被害だったという報告があります。
過去を教訓に、これから建てる方には耐震等級3がおすすめです。
関連記事/耐震等級3は必要か?地震に強い注文住宅をつくるには?
家の耐震性をあげることに注目してきましたが、その下の土地にも注意!
土地の種類によって揺れやすさ、地盤沈下や液状化など、地震による被害の程度が変わるからです。
地盤の種類を知り、安心して住める場所を探しましょう。
岩盤や砂れきからできていて、硬く締まった地盤。
地震の揺れに強く、家を建てるのにおすすめの土地です。
やわらかい粘土質や、ゆるい砂からできた地盤。
水分が多いと、地震のあと液状化の原因となります。
地盤調査をして、適切な地盤改良が必要です。
傾斜地の地面を削ったり、盛ったりしてできた土地。
硬い地盤に比べ、地震があったときに地盤沈下の可能性は高まるでしょう。
土を留めるための擁壁の造成に、高額な費用がかかることもあるので、注意が必要です。
海岸などに土砂などを積み、人工的に作られた土地。
埋め立ての時期にもよりますが、地震の際、揺れやすい可能性があります。
地盤の強いところに住みたいと思うものの、どんな土地なのかは見た目ではわかりにくいですよね。
地震に強い土地の選び方を紹介します。
浸水したことのある場所は、揺れやすい可能性も。
浸水実績図や、最新の浸水予想マップは、自治体の役所やホームページで閲覧できる場合がほとんどです。
ハザードマップで、まずは災害リスクの低い場所を探しましょう。
古い地図や過去の航空写真で、もともとは何があった土地なのかを調べると参考になります。
もともと川・池・沼だった場所を埋め立てた場所は、地盤が弱い可能性もあると想像できるからです。
古い地図の地名にも注目してみてください。
水に関する文字(沼、浦、池、洲など)が入っている場合は、埋立地の可能性もあります。
気になる土地が見つかったら、できたら近所の方に聞いてみるのもひとつです。
「あの辺りはよく水浸しになるよ」といった、有力情報を手に入れられるかもしれません。
災害リスクの高い土地を避けられます。
地域に詳しい、地元密着型のハウスメーカーに相談するのもよいでしょう。
これから建てるなら耐震等級3の取得をおすすめします。
そして、家の強さだけでなく、家の基礎のさらに下、土台となる土地の強さが大切だとお伝えしました。
硬質地盤に建てるのがおすすめですが、すべてが希望通りというわけにもいかないでしょう。
軟弱地盤であれば、信頼できる会社に地盤改良してもらう必要があります。
土地探しは、インターネットの情報だけで自力で進めるのは、むずかしい点も。
東宝ホームは地域密着で、地元の不動産情報にも精通しています。
さらに、建物は最高レベルの耐震等級3を取得していますので、地震対策はばっちりです。
お困りの際は、ぜひお気軽にお声がけくださいませ。