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東宝ホーム 本社コラム四角い家のメリット・デメリットは?トレンド感ある外観の特徴も解説

四角い家のメリット・デメリットは?トレンド感ある外観の特徴も解説

最近、道を歩いているとよく見かける、サイコロのような家。
洗練されたデザインでありながら住宅街にもよくなじみ、長く住んでも飽きにくいですよ。

しかし、ただ家を四角くするだけでは、かっこよくならないので注意!
フォルムはもちろん素材やカラーにもこだわって、素敵な四角い家をつくりましょう。

今回は四角い家のメリットや注意点、
トレンド感のある四角い家の特徴や設計のポイントなどを紹介していきたいと思います。

 

四角い家ってどんな家?

「四角い家」とは、その名のとおり直方体の箱のような形をした家のこと。
「箱型住宅」や「キューブ型住宅」と呼ばれることもあります。
何をもって四角い家と呼ぶのか、ハッキリとした定義があるわけではありませんが、
次のような特徴がよくみられます。

勾配のないフラットな陸屋根

木造住宅でシェアが高いのは三角の「切妻屋根」ですが、
四角い家では平らな「陸屋根」がよく選ばれます。
シャープなデザインが素敵ですが、勾配がない屋根は雨漏りリスクが高まるデメリットも。
そのため、壁を立ち上げて屋根を内側で片流れにし、
正面からフラットに見えるように使って、陸屋根“風”の四角い家をつくることもあります。

軒やケラバがない

軒・ケラバとは、屋根が外壁より外側にでっぱった部分のこと。
窓や外壁に雨や紫外線をあたりにくくする、傘のような役割があります。
しかし四角い家ではよりミニマルな印象を強めるために、
軒やケラバをなくしたり短くしたりすることもあります。

 

四角い家のメリット

四角い家はデザイン性だけでなく、
コスト・スペース・家の性能といった多方面にメリットがあります。

コストダウンになることも

家の形が複雑になればなるほど、外壁の面積や角になる部分が増えて、
そのぶん材料費や人件費がかかってしまいます。
四角い家は形がとてもシンプルなので、
建築費を安く抑えられ、コストダウンにつなげやすくなります。。

家具を配置しやすい

四角い家は室内に家具を配置しやすいのもメリット。
壁に余計なでっぱりがないので、家具を置いても無駄なスペースが生まれにくいでしょう。

屋上スペースを活用できる

傾斜がなくフラットな陸屋根なら、屋上スペースが活用できることも。
広い庭がとれない敷地でもバーベキューを楽しめたり、
近隣からの視線を気にせずお子様を遊ばせられたりします。

地震に強い構造をつくりやすい

地震が起こったとき、凹凸が多い家は部分的にねじれる力が生まれます。
一方、四角い家はそのシンプルな形状によって、
バランスよくどっしりと構えられるので耐震性で有利です。

気密性を高めやすい

省エネで快適な家をつくるには、住まいの気密性を高めることが大切です。
精密度の高い資材や気密テープで隙間を減らして、
冷暖房で快適にした空気をなるべく逃さないようにします。
四角い家は隙間ができやすい柱や梁のつなぎ目が少ないため、
気密性も確保しやすいでしょう。

 

四角い家のデメリット

たくさんのメリットがある四角い家ですが、反対にデメリットもあります。

軒がない=雨や日差しの影響を受けやすい

軒のない四角い家では、室内に日差しが入りやすくなります。
多くの場合、四角い家は総二階の間取りになっており
特に二階は、夏にエアコンの効きが悪くて暑かったり、
電気代が高くなったりすることがあります。

また軒がないと、窓や外壁に雨が直接あたって汚れがつきやすくなります。
外壁材が劣化しやすく、塗り替えなどのメンテナンス時期が早まる可能性もあるでしょう。

屋根がフラット=雨漏りリスクが上がる

フラットな陸屋根は、三角形の屋根に比べて水はけが悪いのがデメリット。
雨が染みこまないよう防水処理をしますが、防水層は徐々に劣化していきます。
雨漏りを防ぐには、定期的なメンテナンスが必要不可欠です。

 

四角い家のデメリットを解決する対策方法

四角い家の主なデメリットは、軒なし・陸屋根による雨や紫外線の影響です。
さまざまな対策方法で、雨や紫外線のトラブルを避けられる場合もあります。

窓の性能や配置にこだわる

高性能の窓を選ぶことで、夏の暑さを和らげることができます。
また窓の配置や大きさを工夫することで、夏の直射日光が入りにくくなることも。

高耐久の外壁材を選ぶ

外壁の劣化対策として、耐水性・耐久性の高い素材を選ぶ方法があります。
金属サイディングやタイルは、四角い家のモダンなイメージにもぴったりです。

軒をつくる

雨や紫外線から家を守るために、いっそのこと軒をつくるという対策方法もあります。
デザイン次第で「軒をつくる」と「四角い家のイメージ」を両立することは可能です。

片流れ屋根にする

スタイリッシュな外観が好みなら、一方向のみに傾斜がついた片流れ屋根もおすすめ。
正面から後ろに向かって傾斜をつけることで、
片流れ屋根で四角い家に見せられることもあります。

 

トレンド感のある四角い家をつくるポイント

ただの四角い家ではなく、
トレンド感のあるおしゃれな四角い家をつくるポイントもご紹介していきましょう。

モノトーンでスタイリッシュにまとめる

四角い家の外観はカラフルにするよりは、
モノトーンでスタイリッシュにまとめるのがイマドキ!
ホワイトの四角い家なら、シンプルで飽きのきにくい住まいになります。
黒やグレーなどのダークカラーは、シックで大人っぽい雰囲気が人気です。

ツートンカラーで表情に変化をつける

外壁の「面」の存在感が強い四角い家なので、
外壁の張り分けで表情の違いを出すのもよいでしょう。

・ホワイト×木目調
・ネイビー×木目調
・ホワイト×ネイビー
・ホワイト×ブラック

色や模様の違いだけでも、ずいぶんと外観のイメージが変わります。
シミュレーションしながら、個性ある家づくりを楽しみましょう。

窓のデザインで個性を出す

四角い家はシンプルな形だからこそ、窓の配置がとても大切です。
コンセプトに合わせて、窓のプランニングにはこだわりましょう。

(例)
・窓を減らしてミニマルな印象を強める
・大きな窓をアクセントとして取り入れる
・大小の窓をバランスよく配置してデザインに変化をつける

外から見ても家の中から見ても、違和感のない窓の設計には細かい技術が必要。
設計面でも信頼できるハウスメーカーを選びましょう。

植栽でアクセントをつける

シンプルな四角い家には、植栽でアクセントをつけるのもおすすめ。
夜はシンボルツリーをライトアップすれば、
壁に影が浮かびあがりニュアンスのある奥行き感を楽しむこともできます。

 

四角い家は東宝ホームにご相談を!

東宝ホームでは、土地探しからアフターフォローまで、
人生に長く寄り添う家づくりをしています。

「四角い家に興味はあるけど、なにから始めたらいい?」
「この土地に四角い家は建つかな?」

など、ぜひお話を聞かせてください。

デザイン、性能、コスト、どれもバランスを取りながら、
いっしょに理想の家をつくっていきましょう。
まずはお気軽に、東宝ホームのモデルハウスへお越しください。

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2023.07.19 12:00