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ヌックスペースのメリット・デメリットは?上手に取り入れて居心地のよい家づくり

コロナ禍以降、おうち時間を充実させる家づくりの需要が高まり、ヌックスペースを取り入れた間取りが人気を集めています。
ヌックスペースは、家族のだれもが、目的を選ばずに使える魅力的な空間です。
しかし実際にヌックスペースを取り入れようと思うと、費用面や間取りへの影響も気になりますよね。

今回は、ヌックスペースのメリット・デメリットと、ヌックスペースを取り入れるのにおすすめな場所について詳しく解説します。
東宝ホームの施工事例も紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

 

ヌックスペースとは?

ヌックスペースとは、「こぢんまりとした居心地のよい空間」のこと。
「温かく心地良い場所」という意味である、スコットランドの「neuk(ヌーク)」が語源と言われています。

スックスペースは2畳から3畳ほどの広さで、リビングの一角や廊下などに設けられるのが一般的。
段差をつけたりアクセントクロスを活用したり、共有スペースをゆるやかにゾーニングしてつくり出します。
個室ではないヌックスペースは、家族みんなでフレキシブルに使え、程よい距離感で家族と繋がることができます。

 

ヌックスペースのメリット

ヌックスペースの代表的なメリットは、以下の3点です。

・居心地のよい空間ができる
・メリハリのある空間が生まれる
・多目的スペースとして使える

1点ずつ詳しく解説します。

メリット1.居心地のよい空間ができる

ヌックスペースの最大のメリットは、ゆっくりとくつろげる居心地の良い空間ができること。
程よい大きさで、ほっと落ち着けるだけでなく、秘密基地のようなワクワク感も味わえますよ。

ゆるやかに仕切られた空間なので、家族の存在を感じながら自分だけの時間を過ごせるのも魅力のひとつ。
個室とは違う特別な空間として、充実したおうち時間を過ごせるでしょう。

メリット2. メリハリのある空間が生まれる

アクセントクロスや段差を活用してつくるヌックスペースは、圧迫感を与えずにメリハリのある空間を生み出すことができます。

特に広いリビングはのっぺりとした印象になりがちですが、ヌックスペースをつくることで空間のアクセントになるでしょう。
日本にヌックスペースがある家はまだ少ないので、個性的でおしゃれな印象も与えられそうです。

メリット3.多目的スペースとして使える

ヌックスペースは、多目的スペースとして使えることもメリットのひとつです。
リビングに取り入れると、子どもの遊び場やおもちゃの収納スペースとしても大活躍!
キッチンやリビングから目の届く位置につくれば、家事をしながらでもお子様の様子を見守ることができますよ。

他にも、デスクを置いてワークスペースとして活用したり、洗濯物をたたむ時や少し横になりたい時など、さまざまな場面で役立つでしょう。

 

ヌックスペースのデメリット


ヌックスペースの代表的なデメリットは、以下の3点です。

・費用がかかる
・間取りによっては圧迫感を感じる
・家族の生活音が気になる

1点ずつ詳しく説明します。

デメリット1.費用がかかる

ヌックスペースを取り入れると、当然ながらそのぶん費用がかかります。
特に、小上がりのスペースにしたり間仕切りの壁を設けたりする場合、思ったより費用が高くかかってしまうかもしれないので注意しましょう。
また居心地の良い空間にするためには、照明や窓の設置、空調設備なども考えないといけません。

ヌックスペースを希望する場合は、早い段階で担当者に相談しておくといいですね。

デメリット2.面積が必要

こぢんまりした空間とはいえ、ヌックスペースを取り入れるにはある程度の面積が必要です。
部屋の一部をヌックスペースにする場合、部屋は本来の大きさより狭くなります。
間取りを考える時は、「部屋が狭く感じないだろうか?」「収納スペースは十分に取れるのか?」なども検討しましょう。

階段下などのデッドスペースを活用すれば、他の部屋への影響を最小限に抑えられますよ。

デメリット3.家族の生活音が気になる

ヌックスペースは、リビングなどの家族の共有スペースに取り入れるのが一般的です。
そのため自分以外にも家族がいる時間帯は、生活音などが気になってしまうことがあるかもしれません。

仕事や家庭学習をする場所として使う予定がある場合は、リビングから離れた場所につくったり間仕切り壁を設けたりなど、集中できるように工夫しましょう。

 

ヌックスペースを取り入れるのにおすすめの場所

ヌックスペースは、取り入れる場所によって、雰囲気や使い方が変わります。
ここでは、取り入れるのにおすすめな4つの場所を紹介しましょう。

1.リビング

リビングの一角に取り入れると、家族の存在を感じながらも、自分の時間をゆっくりと過ごすことができるでしょう。

特に小さい子どもがいるご家庭にはヌックスペースがおすすめです。
ヌックスペースは子どもの遊び場としてはもちろん、お昼寝スペースとしても活用できます。
ヌックスペースにおもちゃをまとめて収納できるよう設計すると、リビングもすっきりと片付きますよ。

2.廊下

廊下に設けるヌックスペースは、落ち着いて1人の時間を過ごしたい方にぴったり。
腰をかけられるベンチや本棚を設ければ、おしゃれなライブラリーコーナーもつくれますよ。

リビングに吹き抜けのある間取りなら、2階の廊下にヌックスペースをつくるのもいいでしょう。
1階にいる家族の気配も適度に感じられる、居心地のよい空間になりそうです。

3.階段下

デッドスペースである階段下は、他の居住スペースを圧迫することなく、ヌックスペースをつくることができます。
天井の高さは取れませんが、狭さを活かせば隠れ家風の空間も演出できますよ。
デスクを設ければ、ワークスペースとしても使いやすいでしょう。

4.窓辺

陽当たりのよい窓辺は、あたたかみがありリラックスできるヌックスペースをご希望の方におすすめの場所です。
日向ぼっこをしたり、外の景色を眺めたり、自然を感じながらゆっくりと過ごせるでしょう。

 

東宝ホームの施工事例3選

ヌックスペースは、「こぢんまりとした居心地のよい空間」を指しますが、どこにどんな形でつくるかに明確な決まりはありません。
ここからは、東宝ホームが手がけた施工事例の中から、「ヌックスペースにもなる居心地のよい空間」を取り入れた事例を3選ご紹介します。

事例1.スキップフロア下を活用した子どもの遊び場

こちらは、スキップフロア下を活用し、居心地のよい子どもの遊び場を取り入れた間取りです。
壁と引き戸のドアに囲まれた空間は、遊び場としてはもちろん、生活感が出やすい子どもの絵本やおもちゃの収納スペースとしても活躍します。
リビングから目が届く位置にあるので、家事をしながらでも見守れるのも嬉しいポイントです。

ドアを閉めれば個室のように使える空間は、子供にとっての秘密基地!
窓があるので、日中はやさしい光が入り気持ちよく過ごせそうです。

事例2.階段途中の空間に取り入れた多目的スペース

こちらは階段途中の空間に段差をつくり、多目的スペースを取り入れた事例です。
造作のカウンターは、読書や家庭学習をするスペースとしても使えます。

奥行きは広くないですが、壁に埋め込むタイプの収納棚を採用しているため、圧迫感を感じず落ち着いて過ごせるでしょう。

事例3.2階廊下の一角に設けた隠れ家風の遊び場

こちらの事例は、東宝ホームのモデルハウス「RKB住宅展 小倉南」です。
吹き抜けを採用し、2階廊下の一角にキッズコーナーを設けました。

壁を丸くくり抜くことで、子どもの好奇心を満たしてくれる隠れ家のような空間に。
吹き抜け下はダイニングキッチンになっているので、家族の気配も程よく感じることができそうです。

 

ヌックスペースを取り入れて家の中に居心地の良い空間をつくろう

家族とのつながりを大事にしながら、自分だけの時間も過ごせるヌックスペース。
上手に取り入れて、おうちのなかにほっと一息つける安らぎ空間をつくり出しませんか?

今回事例3でご紹介した「RKB住宅展 小倉南」は、東宝ホーム北九州支店で公開中のモデルルーム。
キッズルーム以外にも、ミセスコーナーやロフトなど、家の中にゆっくりと落ち着ける空間をご用意しております。
実際に見てみたい方は、ぜひお気軽に「RKB住宅展 小倉南」までお越しください。

 

 

 

2024.02.12 09:00