東宝ホームのホームページへ初めてご訪問いただいたお客様にご覧いただきたいページを集めました。
TOHOブログ
一般的な住宅の間取りは「1階・2階・3階…」とフロアを上へ上へと重ねていきます。
これとは違って「0.5階・1階・1.5階…」とあえて色んな高さのフロアをつくって、緩やかに上の階へとつないでいくのが「スキップフロア」です。
「遊び心のあるおしゃれな家にしたい」
「限られた空間のなかで、少しでも使えるスペースを増やしたい」
そんなときはスキップフロアを検討してみてはいかがでしょうか。
今回はスキップフロアの魅力と活用事例をご紹介するので、家づくりの参考にしてくださいね。
まずはスキップフロアの魅力を見てみましょう。
ドアや壁を使って空間を区切ると、圧迫感が出てしまうことがあります。
一方、床の高さの違いでゆるやかにゾーニングするスキップフロアは、視線が上下や斜めに抜ける開放的な空間づくりができるでしょう。
床の高さが違うと、家族の気配は感じつつも視線は合わないので、ほどよくプライベート感のある書斎や趣味部屋をつくることもできます。
スキップフロアで生まれる天井の低いスペースは、条件を満たせば延床面積に含まれないことも。
容積率にもカウントされないため、狭小地で十分なスペースを確保したい場合にもよく使われます。
床面積の算出方法は自治体によっても違うため、地域の情報に詳しい住宅メーカーに相談すると安心です。
スキップフロアを活用すると、なんだかおしゃれで個性ある雰囲気に!
天井の低い部分を秘密基地みたいなキッズスペースにしたり、本棚を造作して“こもり感”のあるライブラリースペースにしたりと、ワクワクする空間づくりを楽しみましょう。
ここからは、スキップフロアを活用した間取りがイマイチ想像できないという方に向けて、東宝ホームが手がけた施工事例をご紹介します。
スキップフロアでどんな過ごし方をしたいか、お客様と相談してつくりあげた素敵な空間ばかりなので、ぜひ参考にしてくださいね。
勾配天井がアクセントになったスキップフロア。
お仕事以外に、ピアノや読書などの趣味スペースとしても活用できます。
三角屋根の頂点をズラしたような「差し掛け屋根」で、段差となった壁部分に高窓を。
高窓から日差しがたっぷり入るので、日中は照明なしでも過ごせそうですね。
スキップフロア下も有効活用しているので事例2をご覧ください。
1.5階に床を設けると、その下にはこのように天井の低い空間ができます。
こちらの事例ではリビングから一段下げた、ダウンフロアにして活用しました。
お子様の遊び場として使ったり、来客時におもちゃをすっきり収納したりと、マルチに使えそうです。
リビングの一角に階段数段分の高さのある空間をつくり、リモートスペースとして活用。
リビングにいるお子様を見守りながら、リラックスした気持ちでお仕事に打ち込めます。
階段の入り口にはベビーゲートがあるので、お子様が階段を登ってきたりパソコンを触ってしまったりする心配もありません。
リビングダイニングとのつながりを意識したスキップフロア。
料理をしているお母さんに「見て見てー!」と声をかける子どもの笑顔と声が届く距離感がちょうどいいです。
子育て世帯でスキップフロアをつくるなら、このようにキッチンから見える位置に設けるのもおすすめ。
目の届くところで過ごしてくれると、調理中も安心ですよ。
スキップフロアに段差をつけることで、腰掛けて作業できるようにした作業スペース。
テーブルに置いてある文房具やファイルが、すっぽりと隠れるくらいの高さに設定したカウンターがポイントです。
散らかっていてもリビングからは見えないので、お客様が来ても慌てて隠す必要がありません。
リビングから階段を約半階分のぼったところにつくったワークスペース。
コンパクトな空間ですが、上部が吹き抜けになっているので開放的です。
ぴったりサイズの造作カウンターを設置して、限りあるスペースを無駄なく使いました。
正面の窓からは光も入り、顔をあげると外の景色も見える気持ちのよい空間です。
アートパネルを照らすようにブラケットライトを取り付けて、インテリアにもこだわったおしゃれ空間に仕上げました。
スキップフロアは壁がなくても、床の高さによって自然とゾーニングできるのが大きなメリット。
しかし壁の少ない大空間は、エアコンが効きにくくなる可能性も……。
気密性や断熱性を高めて、冬は暖かく夏は涼しい住まいをつくりましょう。
東宝ホームの住宅は「外断熱+ハイブリッド・エア・コントロール」で快適な室温をキープしています。
「スキップフロアは冬寒いかも」「ロフトは夏暑そう」なんて心配は無用!
スキップフロアや吹き抜けを組み合わせた大空間でも、しっかりとエアコンが効いて一年中快適に過ごせますよ。
またスキップフロアの注意点として、一般的な間取りより構造が複雑になる点が挙げられます。
スキップフロアで大空間をつくりながら、十分な耐震性能をもたせるには、住宅メーカーの技術力が問われるところ!
ぜひ、スキップフロアの設計に慣れた住宅メーカーに依頼してくださいね。
中2階や中3階といった中間層をつくり、床の高さの変化でゆるやかに空間を区切るスキップフロア。
床の高さによって視線がズレるので、プライベート感がありながら家族のつながりも感じられる特別な空間をつくることができます。
東宝ホームはスキップフロアの施工実績も豊富!
スキップフロアの活用方法をもっと知りたい場合は、ぜひ住宅展示場やモデルハウスへ遊びにいらしてくださいね。