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東宝ホーム 本社コラム新築住宅の引き渡しって何するの?安心して迎えるための完全ガイド

新築住宅の引き渡しって何するの?安心して迎えるための完全ガイド

注文住宅の工事が終わり、いよいよ待ちに待った「引き渡し」。
長い時間をかけて建ててきた夢のマイホームが、ついに現実のものとなる記念すべき瞬間です。
しかし「引き渡しって実際何をするの?」「どんな準備が必要なの?」など、初めて経験される方にとってはわからないことだらけですよね。

今回は、新築住宅の引き渡しに関する基礎知識から当日の流れ、起こりがちなトラブルとその予防策まで、わかりやすく丁寧に解説します。

新築住宅の「引き渡し」とは

引き渡しは、完成した住宅を建築会社から施主様へ正式にお渡しする重要なプロセスです。
この日を境に、住宅の所有権が建築会社から施主様へ移り、晴れてあなたの家になります。

引き渡しは単に鍵を受け取るだけではなく、建物の仕上がりを最終確認したり、各種設備について説明を受けたりとやることが盛りだくさん。
新生活を気持ちよくスタートさせるためにも、どんな流れで進むのかを事前に把握しておくことが大切です。

引き渡しのタイミング

新築住宅の引き渡しは、家の完成後すぐに行われるわけではありません。
まず施主検査が行われ、施主様立ち会いのもとで住宅の仕上がりを詳細に確認します。
その後、必要に応じて補修や調整作業が実施され、すべての作業が完了してから引き渡しへと進みます。

施主検査から引き渡しまでは、1週間から10日程度が目安です。
ただし住宅の規模や修正内容の多さ、建築会社のスケジュールによってはさらに時間を要する場合もあるため、余裕を持った日程調整を心がけるとよいでしょう。

新築住宅の引き渡し日までにやるべきこと

引き渡し日が近づいてきたら、当日をスムーズに迎えるための準備を進めましょう。
以下の3つのポイントを確認して、万全の態勢で臨んでください。

1.引き渡しの日取りを決める

引き渡し日は、建築会社と相談して決定します。
この日を基準として引越しやライフラインの手配を進めていくことになるため、早めに予定を立てることが重要です。

ご家族全体のスケジュールも考慮に入れ、お仕事の休暇取得やお子様の学校行事との調整も忘れずに行いましょう。

2.必要書類と費用を用意する

引き渡し当日には、一般的に次のものが必要になります。

・本人確認書類
・住民票
・印鑑証明書と実印
・通帳と銀行届出印
・登記費用
・司法書士報酬
・固定資産税の清算金

当日に慌てることがないよう、事前にこれらの書類と費用を準備し、漏れがないか入念に確認しておきましょう。

3.引越しの準備を進める

引き渡し後すぐに新居へ引越しをする場合は、引越し業者の予約や荷物の整理を早めに進めておくと安心です。
特に春や年末年始といった引越し繁忙期は、希望日に予約が取れない可能性もあるため注意しましょう。

また電気・ガス・水道・インターネット回線などのライフラインについても、引き渡し後すぐに使用できるよう、手続きを事前に済ませておくことをおすすめします。

新築住宅にWi-Fiを設置する際のポイントは、以下の記事でご確認ください。
>>新築住宅にWi-Fiを導入したい!設置のポイントやよくあるQ&Aを徹底解説

新築住宅の引き渡し当日の流れ

引き渡し当日は、建築会社の担当者と一緒にさまざまな確認や手続きを行います。
4つのステップを順を追って確認していきましょう。

ステップ1.仕上がりを最終確認する

まずは建築会社の担当者と一緒に、施主検査で指摘した箇所がきちんと修正されているかを確認します。
壁や床の傷の補修、建具の調整、設備の不具合修正など、指摘事項がすべて適切に対応されているかを入念にチェックしましょう。

施主検査時には気づかなかった新たな点が見つかることもあるので、気になる箇所があればその場で伝えてくださいね。

ステップ2.金融機関で「決済」を行う

引き渡し当日は、金融機関で「決済」と呼ばれる手続きを行うのが通常の流れです。
建築会社と金融機関の担当者立ち会いのもと、住宅ローンの融資手続きと建築費の最終支払いを行います。
具体的には、あなたの口座に融資金が一度入金され、すぐに建築会社へ送金されます。

ステップ3.登記手続きに必要な書類を確認する

決済と並行して、司法書士が登記に必要な書類の確認を行います。
実際の登記申請は引き渡し後に司法書士が法務局で手続きするため、当日は書類チェックが中心です。
登記完了書類は後日郵送で届くので、到着時期を司法書士に確認しておきましょう。

ステップ4.家の鍵と必要書類を受け取る

すべての手続きが終わると、新居の鍵と一緒に、建築確認済証や住宅性能評価書、取扱説明書などの各種重要書類を受け取ります。
鍵は玄関以外にも勝手口・ポスト用など複数あるので、数と種類を確認しておきましょう。

これらの確認が完了すると引き渡しは終了です。

新築住宅の引き渡しでよくあるトラブルと対策

引き渡しは喜びに満ちた日である一方で、まれにトラブルが起こることもあります。
事前に起こりがちな問題を把握し、冷静に対処できるよう準備しておきましょう。

引き渡し日が予定よりも遅れた

悪天候続きや資材の納入遅れなど、工事が予定どおりに進まず、引き渡しが遅れるケースがあります。

<対策>
建築会社と「予定日が延びた場合の対応」について、事前に取り決めておくことが大切です。
住宅ローンの実行日や引越し業者の予約など、他のスケジュールにも影響するため、余裕を持った日程設定を心がけましょう。

設備や仕様が契約内容と違っていた

コンセントの位置、壁紙の柄、設備のグレードなどが、契約時の内容と異なるというトラブルが発生することもあります。

<対策>
ミスを防ぐには、打ち合わせ内容をしっかり記録しておくことが重要です。
口頭でのやり取りだけでなく、書面や写真などで記録に残すことで、万が一の際にも証明しやすくなります。

予定よりも請求金額が多かった

事前説明と決済時の請求金額が異なるトラブルが発生することがあります。
多くの場合、補修工事や追加工事の費用が含まれていることが原因です。

<対策>
追加工事が提案された際は必ず見積もりを取得し、内容に納得してから契約することが重要です。
不明な点は担当者への相談を心がけましょう。

引き渡し後に傷や不具合を見つけた

引き渡し後に「壁に傷があった」「扉の建て付けが悪い」などの不具合に気づくことがあります。

<対策>
引き渡しのタイミングで、内装材の仕上がりや設備の状態などを念入りにチェックすることが重要です。
ただし引き渡し後であっても、保証期間内であれば対応してもらえる場合が多いです。
不具合に気づいたら早めに建築会社に連絡しましょう。

東宝ホームは新築住宅の引き渡しも万全のサポート体制を整えています

新築住宅の引き渡しは、新たな暮らしが始まるスタートラインです。
手続きが多く複雑に感じられるかもしれませんが、東宝ホームでは万全のサポート体制を整えておりますのでご安心ください。

必要書類のご案内から当日の手続きまで、お客様が安心して引き渡しを迎えられるよう、経験豊富なスタッフが一つひとつ丁寧にご説明いたします。
引き渡し当日も担当者が同行し、スムーズに進行できるようサポートいたします。

その他にもご不明な点やご心配事がございましたら、お近くの展示場・モデルハウスへお気軽にご相談ください。

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2025.08.20 09:00