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「隣の家でシロアリが発生したから、うちにも飛んでくるかも…」
「古い家が取り壊されたから、シロアリが移動してくるんじゃないかしら」
そんな心配をしている方も多いのではないでしょうか。
実は、シロアリについて多くの方が勘違いしていることがあります。
今回は、シロアリの移動時期や実際の侵入経路について、正しい知識をお伝えします。
家の木材を食べてしまう厄介な虫「シロアリ」。
そんなシロアリには「群飛(ぐんぴ)」という動き回る時期があることをご存知でしょうか?
群飛とは、シロアリの「引っ越し」のようなものです。
シロアリの巣がいっぱいになると、普段は羽のないシロアリの中から、特別に羽の生えたシロアリ(羽アリ)が現れます。
この羽の生えたシロアリ(羽アリ)がたくさん飛び立つことを「群飛(ぐんぴ)」と言います。
日本に生息する主なシロアリの群飛時期は以下の通りです。
・ヤマトシロアリ・・・4月~5月頃の昼間
・イエシロアリ・・・6月~7月頃の夜間
シロアリの群飛は、ゴールデンウィークの頃から出始めて、「5月10日前後」が一番多く見られます。
「隣の家からシロアリが飛んでくる」と心配される方も多いですが、実際のシロアリの侵入経路はどうなのでしょうか。
ここからは、シロアリが家に侵入してくる経路について解説します。
シロアリが家に入ってくる最も一般的なルートは、地面の下からです。
土の中の巣から地面を通って家の床下に侵入するパターンで、日本のシロアリ被害の大部分がこの経路によるものです。
その他にも、コンクリートの基礎にできた小さなひび割れを通って入ってくることや、水道管やガス管の周りの隙間から入ってくることもあります。
一方で、羽の生えたシロアリ(羽アリ)が窓から家の中に入ってくるケースも。
特に近隣に巣がある場合、群飛時期には以下の経路から侵入することがあります。
・玄関や窓の隙間
・エアコンの換気口
・通気口や排水口周り
群飛は毎年発生するため、近隣に巣がある地域では継続的な注意が必要です。
ただし、飛んできた羽アリがいきなり家の柱に穴を開けて住み着くことは基本的にありません。
実は、シロアリ本体を見つけるのはとても難しいです。
梅雨時期に柱の隙間で白い虫を偶然見つけたり、庭の木材を動かしたときに下にたくさんのシロアリがいたりすることがありますが、こんなことはめったにありません。
そこでシロアリの侵入サインとなるのが、侵入経路である「蟻道(ぎどう)」です。
蟻道(ぎどう)は、シロアリが移動するときに作る土でできた道です。
シロアリは光や風、乾燥が嫌いなので、身を守りながら移動するために「蟻道」と呼ばれるトンネル状の通路を作り、その中を通って静かに移動します。
ただしイエシロアリの羽アリは蛍光灯などの光に集まる性質があるため、夜間に室内の照明に引き寄せられて侵入してくることもあります。
<蟻道の特徴>
・土や木くずでできている
・固くて頑丈
・茶色や黒っぽい色
蟻道が作られやすい場所は以下の通りです。
・基礎コンクリートの立ち上がり
・束柱や土台の木部
・配管の周囲や基礎のすき間
・玄関周り、ベランダの裏側など湿気がこもりやすい場所
もし蟻道を見つけても、壊してはいけません。
シロアリが警戒して、別の道を作ってしまう可能性があるからです。
写真を撮って記録し、すぐに専門の業者さんに相談しましょう。
シロアリ対策としては、一番多い侵入ルートである「地面からの対策」が最も大切です。
まずは定期的なチェックを心がけましょう。
年に1〜2回は床下を見て、蟻道や木材の状態をチェックすることが重要です。
次に湿気対策も欠かせません。
シロアリは湿度の高いジメジメとした場所を好むため、床下などに湿気がたまらないようにすることが基本となります。
屋根や外壁から雨水が伝って壁の内側や床下に入らないよう、雨どいや外壁などの定期的なメンテナンスも忘れないようにしましょう。
また、専門の業者さんに定期的に薬をまいてもらって、シロアリの侵入を予防することも大切です。
薬の処理により、より確実にシロアリの侵入を防ぐことができます。
1~2匹程度なら外から入ってきた可能性もありますが、大量に発生している場合は家にシロアリの巣がある可能性が高いです。
こんなときは、迷わず専門の業者さんに相談しましょう。
・家の中でシロアリ・羽アリがたくさん出た
・蟻道を見つけた
・床がきしむようになった
・柱や壁を叩くと空洞のような音がする
・木くずが落ちている
早く見つけて、早く対策することが、被害を少なくする一番の方法です。
シロアリの群飛は4月から7月に起こりますが、飛んできた羽アリがいきなり家に住み着くことは基本的にありません。
本当の侵入ルートは地面からがほとんどで、土の中の巣から蟻道を作って入ってきます。
シロアリ被害で困ることがないよう、家づくりの最初の段階から対策を考えておきましょう。
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