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家づくりをスタートするときに、多くの方が悩むのが土地探しです。
日当たりや間取りに関わる土地の形状は、家づくりでも特にこだわりたいポイントの1つでしょう。
土地を探すなかで目にするのが、三角地や傾斜地といった、いわゆる「変形地」と呼ばれる土地です。
敬遠されがちな変形地ですが、その土地ならではの魅力を引き出すことで、住みやすくておしゃれな家づくりが叶います。
今回ご紹介するのは、変形地の土地活用のポイントについてです。
メリット・デメリットをはじめ、変形地の特徴を活かす間取りも解説しますので、ぜひ参考にしてください。
長方形や正方形などの「整形地」と呼ばれる土地に対して、特徴的な形の土地を「変形地」と呼びます。
変形地にあげられるのは、主に次の4種類です。
・三角地・台形地
・旗竿地
・細長い土地
・段差や傾斜つきの土地
変形地の中でも、三角地や台形地、旗竿地は宅地開発された分譲地でも比較的よく見られます。
三角地や台形地とは、その名の通り三角形や台形の土地のこと。
一方、旗竿地は前面道路に接する部分が狭く、奥に行くと広い土地が広がっている、まるで旗のように見える形状の土地をあらわします。
また四角形に近い形状の土地でも、坂の多いエリアでは段差や傾斜つきの土地が大半を占めるケースもあるでしょう。
平坦で四角形に近い「整形地」はスペースを有効に使いやすく、建築時の重機や資材の搬入もしやすいです。
一方で、あえて変形地を選ぶと次の3つのメリットが得られます。
・購入価格を抑えられる
・ランニングコストを抑えられる
・個性的な住まいが建てられる
形状の複雑な変形地は、整形地と比べて土地の価格が安くなりやすいため、購入価格を抑えられるのが最大の魅力です。
購入価格に伴って物件の評価額も下がるため、固定資産税や都市計画税といったランニングコストも抑えやすいでしょう。
さらに形状の独特な変形地だからこそ、間取りやデザインにこだわったオリジナル性の高い住まいも建てられます。
変形地は、コストを抑えつつこだわりの注文住宅を建てたい方にも、ぜひ検討していただきたい土地です。
変形地を土地活用するなら、デメリットもしっかりと把握しておきたいところです。
注意すべきデメリットとしては、次の3つがあげられます。
・法令による制限を受けやすい
・デッドスペースが生まれやすい
・建築コストが高くなりやすい
特に旗竿地や傾斜地は、法令による制限を受けやすい変形地です。
旗竿地の場合は、決められた接道面積を確保しなくてはなりませんし、傾斜地の場合は崖下から何メートル以内は建築不可、といった制限を守らなくてはなりません。
さらに変形地は、土地の有効活用の難しさも課題。
不規則な形状により、建物を建てた際にデッドスペースが生まれやすい傾向にあります。
また土地によっては地盤の改良が必要になったり、資材の運搬や重機の使用が制限されたりするケースもあるでしょう。
このように変形地は特別な対応が必要になりやすく、建築コストが割高になりがち。
影響を最小限に抑えるためにも、担当者と綿密に打ち合わせながらプランを練っていくことが大切です。
ある程度の建築コスト増は許容しつつも、変形地ならではの特徴を活かした間取りを考えましょう。
変形地は特徴的な形状だけでなく、段差や傾斜の有無など特徴も異なります。
種類ごとの間取りのポイントを、それぞれ見ていきましょう。
三角形や台形の土地は、どうしても角の部分がデッドスペースになりやすく、土地を有効に使いきれないこともあります。
スペースを無駄なく使うなら、建物をできるだけ敷地の一方に寄せ、開いた部分に駐車場や駐輪場のスペースを取るのがおすすめ。
通常よりも建築コストはかかりますが、土地に合わせた形状の建物にするのも、注文住宅ならではの土地活用の方法といえるでしょう。
周囲を囲まれた旗竿地は、建物に囲まれているので採光を得にくく、閉塞感がでやすいといった注意点があります。
このようなときにおすすめなのが、吹き抜けや中庭の設置です。
吹き抜けがあれば周囲を建物に囲まれていても採光を確保しやすく、中庭は閉塞感を和らげてくれます。
特に中庭は、通行人の目が気になりにくい旗竿地とは相性も良いので、ぜひ検討してみてくださいね。
こちらの記事では、旗竿地を活かした注文住宅の事例を紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
>>旗竿地ってどんな土地?メリットや購入時の注意点は?
細長い土地は、縦方向と横方向どちらに長いかによって、適した間取りも異なります。
縦長の土地の場合は、居住スペースを確保するために3階建てにした上で、1階部分をビルトインガレージ、2階にリビングとする間取りも多いです。
一方で、道路に面した横長の土地は、十分な採光を得られる一方で外からの視線が気になります。
視線を遮るスリット窓を採用するなど、採光を確保しつつ防犯面も意識したデザインを検討しましょう。
段差や傾斜のある土地は、周囲の住居との高低差によって日当たりや眺望に恵まれやすく、眺望を重視する方からは好まれる土地でもあります。
リビングを2階にして、さらに開口部の広い窓を設置して日当たりや眺望を確保するなど、特徴を活かした間取りがおすすめです。
土地の下側はガレージにすることも多いですが、傾斜の程度によっては車庫入れに苦労するため、慎重に検討しましょう。
変形地は、一見扱いの難しい土地に感じられますが、特徴を知って適切な間取りを考えれば、魅力を引き出す家づくりが可能です。
変形地だからと候補からすぐに外してしまうのではなく、どのような土地なのか、魅力的な家は建てられないか、ぜひ考えてみてくださいね。
ただし不規則な形の変形地は、法令による制限がある場合も多いため、土地活用するならプロの目線が欠かせません。
「変形地を相続したが、間取りで困っている」「魅力的な土地を見つけたが、希望の間取りにできるか心配」など、変形地の家づくりでお悩みの方は、ぜひ東宝ホームにご相談ください。
これまでの経験と実績をもとに、変形地それぞれの特徴に合わせた間取りプランをご提案します。
東宝ホームの家づくりが気になる方は、お近くの展示場やモデルハウスへお気軽にお問い合わせください。
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