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東宝ホーム 本社コラム【2階トイレはいらない?】メリットやデメリット、後悔しないためのポイントを解説

【2階トイレはいらない?】メリットやデメリット、後悔しないためのポイントを解説

2階建て住宅を検討している方のなかには、「2階にトイレって必要?」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか?

そこで今回は、2階トイレのメリットとデメリットをご紹介します!
2階トイレで後悔しないための注意点も解説するので、設置を検討している方はぜひ参考にしてくださいね。

 

2階トイレ設置のメリット

2階にトイレがあることで、どのようなメリットがあるのでしょうか。
ここでは1階にもトイレがあることを前提にした、2階トイレのメリットをお伝えします。

トイレ渋滞を減らせる

家族が多いとよくありがちなのがトイレの渋滞。
特に朝の時間帯は、使用する人が重なりやすくストレスを感じやすいですよね。
しかし2階にもトイレがあれば、2人同時にトイレを使えるようになり、トイレ渋滞を減らすことができます。

使い分けができる

1階と2階それぞれにトイレがあれば、「トイレの使い分けができる」というメリットも。
例えばお客様が1階にいらっしゃった時には、家族が2階のトイレを使用することで、お客様を気にせずにトイレに行けます。
また家族の誰かが感染症にかかった時は、生活空間を分けて感染の広がりを防ぎたいもの。
そんな時も2つのトイレがあれば、使い分けができて便利です。

夜間のトイレも安心

2階に寝室がある場合、1階のトイレに行くにはわざわざ階段を降りる必要があり面倒です。
小さな子どもの場合は、トイレに間に合わないこともあるかもしれませんね。
また夜間は寝ぼけたままの移動になりやすく、階段を踏み外して怪我をしてしまう恐れもあります。

一方2階にトイレがあれば、夜間も素早く安全にトイレに行けます。
子どもや高齢者がいるご家庭では、特に重宝するでしょう。

トラブルがあっても対応できる

1階にしかトイレがない場合、トイレが詰まったり水が流れなかったりすると、直るまでトイレが使えません。
もし長時間トイレが使えなくなってしまったら……と考えると、不便で困ってしまいますよね。
その点2階にもトイレがあれば、1階のトイレが直るまでの間も対応できます。

 

2階トイレ設置のデメリット

2階にトイレを設置するメリットはたくさんありますが、デメリットもいくつか存在します。
東宝ホームでは、2階建てを建築する場合、標準仕様として2階にもトイレを設置しますが、一般的にデメリットと言われている点を以下でご案内。

費用がかかる

2階にもトイレを設置するとなると、当然費用がかかります。
トイレ本体のグレードや設置場所によっても異なりますが、一般的な費用相場は50万円〜100万円程度。
1階と2階のトイレが離れすぎてしまうと、配管が長くなり、設置費用は高くなってしまいます。

あまりコストをかけたくない場合は、トイレのグレードを下げ、1階トイレの真上に2階トイレを設置するといいでしょう。

掃除の手間が増える

トイレの数が1つ多くなるため、必然的に掃除の手間が増えてしまいます。
しかしトイレは汚れや臭いがつきやすい場所なので、定期的に掃除したいところです。
トイレ掃除が苦手な方にとっては、大きな負担になってしまうかもしれません。

排水音が気になる場合がある

2階トイレを設置する場所によっては、流す時の音が気になることがあります。
トイレの隣が寝室であれば、夜中に家族が使用した際に目が覚めてしまうことも。
1階に排水音が響いてしまうこともあるので、トイレの設置場所と排水管の位置は必ず確認しておきましょう。

 

2階トイレで後悔しないためのポイント

ここからは2階にトイレを作る際に押さえておきたい、4つのポイントをご紹介します。
事前に把握しておくと失敗や後悔が少なくなりますよ。

設置場所を検討する

2階トイレのおすすめの設置場所は、「廊下・寝室の中」の2つです。
一般的なのは廊下に設ける間取りで、どの部屋からもアクセスしやすいのがメリット。
ただし高齢になった時のことを考えると、寝室の中にトイレを設けるのもおすすめです。
夜中に何度もトイレに起きた時も、すぐにトイレに行くことができ、面倒に感じにくいでしょう。

トイレの設置場所については、以下の記事でも詳しく紹介していますので、ぜひご覧ください。
>>トイレの位置はどうする?新築や注文住宅で間取りを決めるポイント

トイレの大きさを検討する

一戸建てのトイレの大きさは、幅80cm×奥行き160cm(約0.5坪)が一般的。
マンションなどに採用される幅80cm×奥行き120cm(約0.4坪)のサイズは、やや狭めではありますが、トイレとして使うだけなら十分な広さです。
2階トイレの使用頻度が低いのであれば、1階より省スペースで作るのもいいでしょう。

掃除のしやすさにこだわる

1階と2階、2つのトイレを掃除するのは大変な作業。
少しでも負担を減らすためには、汚れが落ちやすい床材や壁材を採用するのがおすすめです。
また物をあまり置かないなど、掃除のしやすいインテリアについても考えてみましょう。

窓は近隣から見えない位置に設ける

トイレに窓を設ける場合は、設置場所に注意してください。
隣家からトイレの中の様子が見えてしまうこともあるので、できれば人の背の高さより高い位置に設けるのがおすすめです。
もし人影が見えてしまう位置に設ける場合は、カーテンなどを取り付けて対策しましょう。

最低限の物が置ける収納場所を作る

収納は、トイレの利便性を左右する大切なポイント。
2階トイレはできるだけ省スペースに、と考えている方もいらっしゃるかもしれませんが、トイレットペーパーなど必要最低限の物が置ける収納は設けたほうが便利です。
「できるだけ圧迫感を軽減したい」という方は、壁の一部をくぼませる「収納ニッチ」を設けるのもおすすめですよ。

 

2階トイレで起こりやすいトラブルと対策

最後に、2階のトイレで起こりやすいトラブルと対策をご紹介します。
トラブルが起きないよう、前もって対策法を確認しておきましょう。

逆流のトラブル

排水経路が長い2階トイレは、1階トイレよりもつまりやすい状態です。
そして1階と2階のトイレを繋ぐメインの配管が詰まると、排水が間に合わず、1階のトイレが逆流してしまう可能性があります。
日頃から、大量のトイレットペーパーを一気に流したり、トイレットペーパー以外のものを流したりしないよう注意してください。

臭いのトラブル

便器には水たまりがありますが、これは「封水」と言って、排水管の途中に水を溜めることで、下水管からの臭いを防いでいます。
しかし何らかの原因で便器の水が少なくなると、排水管から悪臭が逆流してきて「臭い」と感じることも。
建物が2階以上の場合、トイレの排水管には空気圧を調節するための「通気管」が付いているのですが、この通気管に不具合が起こった場合も封水切れが起き、臭いの原因になります。

封水切れは水の蒸発によっても起きるので、2階のトイレも定期的に水を流すようにしてください。

水漏れのトラブル

便器の破損や接合部、給排水管の不具合などのさまざまな原因により、トイレが水漏れを起こすことも。
1階トイレの場合はすぐ生活に支障が出るわけではありませんが、2階トイレで水漏れが起きると1階の天井が水浸しになってしまう可能性があるので注意が必要です。

対策として、日頃からナットが緩んでいないかや便器にひび割れがないかなどを確認しましょう。
劣化したパッキンが原因になる場合もあるので、できれば専門業者に定期的なメンテナンスを依頼すると安心です。

トイレのトラブルは、自分で対処することが難しい場合も。
原因や対処方法がわからない場合は、早めに専門業者に修理を依頼してください。

 

2階トイレをご検討中なら、東宝ホームにご相談ください

暮らしの中で、誰もが1日一度は足を運ぶ空間であるトイレスペース。
コンパクトなスペースだけど、”一番落ち着ける場”としても定評高い?トイレだからこそ、この小さな空間を思う存分楽しむために、使い勝手やデザインにもこだわってみてはいかがでしょうか。

”トイレ”って意外と奥深いんですよ。

2階トイレをご検討中の方は、ぜひお近くの東宝ホーム展示場・モデルハウスでご相談ください。

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2024.09.02 09:00