角地がベスト？メリット・デメリットを知って後悔のない土地選び

「分譲地で何区画かあるけど、どの土地を選べばいいの？」「南東角地が人気と聞くけどなぜだろう？」土地によって、間取りやその後の暮らしに大きく影響があるので、土地選びは慎重にしたいですね。

今回は後悔のない土地選びのポイントを、角地に着目してお伝えします。

角地のメリット・デメリットと注意点を知り、ベストな土地を選びましょう。

 

角地とは？

角地は、二方向の道路に面した、道の曲がり角にある土地のことです。

角地は二方向にひらけているので人気があり、実際に資産価値も高い傾向にあります。

特に南東角地が人気なのは、朝から昼にかけての日当たりを確保できるからです。

 

角地のメリット

 

・風通しがよい
・方角によっては日当たりがよい
・防犯面で安心
・角地の緩和措置がある
・間取りの選択肢が増える

角地は左右を隣家で囲まれていないので風通しがよく、方角によっては安定した日当たりを確保できます。

また道路から家がよく見えるので、空き巣が近づきにくく、防犯面でも安心です。

「角地緩和」で建ぺい率がアップする可能性もあります。

建ぺい率とは、この土地の広さに対してこれくらいの広さの家を建てていいという割合を示したもの。

自治体にもよりますが、角地だと建ぺい率の制限が緩和されることも。

間取りに関しては、たとえば「道路に近い方に駐車場や玄関、庭を配置したいのに入りきらない」という場合、角地のように二方向の道路があれば自由度がアップすることもメリットです。

 

角地のデメリット

 

・隈切り（すみきり）が必要
・外構のコストがかかる
・土地自体の価格が高い
・プライバシーの確保や騒音

角地では隅切りといって、土地の角を切り取ることがあります。

これは道を通りやすくしたり、見通しをよくするためです。

隅切り部分には建物や塀などをつくれないのが、一つのデメリットといえるかもしれません。

また外構費に関しては、二方向の道路とのあいだにフェンスなどを取りつけるためコストがかかります。

二方向の道路から見えやすいことで、通行人の視線からのプライバシー確保や車の騒音などが気になることもあるでしょう。

 

角地を選ぶときのポイント

角地のメリット・デメリットを見ていただいてわかる通り、角地の特徴はよい面とそうでない面を兼ね備えています。

「角地は人気だから」という理由だけでなく、「自分たち家族の価値観にあった住まいが建つのか？」といった視点で土地を選びましょう。

ここからは角地を選ぶときのポイントを解説します。

 

騒音やプライバシーについて

角地は家に挟まれない分、開放感がありますが、道路からの騒音や視線が気になることも。

自分たち家族が家同士の近さで声が聞こえてしまうことにストレスを感じやすいのか、それとも家のすぐ外を歩く人や車の騒音が気になるのか、暮らしをリアルに想像してみましょう。

実際に土地を訪れて、街の様子や通行量をチェックしておくのもよいでしょう。

 

外構や外とのつながり

角地では外構が二方向に必要なため、材料費や施工費がアップしがち。

外構費を削減したいなら、いっそのこと塀やフェンスを設けない「オープン外構」で地域との自然なつながりをもつという手もあります。

ただし、オープン外構でも植栽などでの目隠しやセキュリティ対策は必要です。

また子どもが飛び出してしまわないかといった不安がある方には向かないかもしれないので、よく考えましょう。

 

資産価値としての角地

角地は資産価値としても高い傾向にあるため、将来への安心へつながるでしょう。

ただし開放的な家が好みでない方もいらっしゃるので、本当に角地を選ぶ必要があるのか考えたほうがよいですね。

別の土地を選んで、そのぶん建物にお金をかける選択肢もあります。

自分たち家族の好みや幸せな暮らしを、バランス感覚をもって選ぶのがポイントです。

 

角地を活かした建築事例

ここからは東宝ホームが手がけた、角地の魅力を活かした建築事例を3つ紹介します。

 

事例1：日当たりと開放感いっぱいの家

プール遊びもできるほどの広々としたバルコニーは、角地の立地をいかし開放感たっぷり。

日当たりもばっちりです。

角地で通行人の視線が気になるというデメリットは、上階のバルコニーを利用したことで解消されました。

便利な場所にありながら、開放感も得られるのが角地の魅力です。

 

事例2：隈切りをあえておしゃれに見せる外構にこだわった家

隅切りによってできた三角形を、植栽やライトでおしゃれに演出しています。

家は片側はフェンスで囲い、もう片方はバイクガレージのあるオープン外構。

さっとツーリングにでかけられる自由な暮らしを象徴するような、角地の魅力たっぷりの家です。

 

事例3：駐車場も庭も諦めない角地の便利な家

道路が二方向なので、片方に駐車場、片方は庭やウッドデッキと余裕を持ったプランの成功例です。

南側のウッドデッキで、広々と洗濯物が干せる大満足の家になりました。

角地ならではの斜めから見える外観は、堂々としたたたずまいを感じられます。

 

東宝ホームが土地探しからサポートします！

角地のメリット・デメリットと、選ぶときのポイントをお伝えしました。

東宝ホームでは宅地・分譲地のご紹介、土地探しのご相談もお受けしています。

地元密着の住宅会社だからこそできる土地探し。

そして実績豊富な東宝ホームが、角地の魅力をさらにひきだす間取りプランのご提案もいたします。

まずはモデルハウスや展示場に見学にきていただき、東宝ホームの家づくりの雰囲気を味わってみてください。