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東宝ホーム 本社コラム玄関とリビングが直結の間取りってどう?仕切りなしのメリット・デメリットを解説

玄関とリビングが直結の間取りってどう?仕切りなしのメリット・デメリットを解説

戸建て住宅では玄関を入るとホールや廊下があって、扉を開けるとリビングという間取りが一般的ですよね。

しかし敷地がコンパクトだと「玄関ホールや廊下は最小限にしたいなぁ」と思うこともあるでしょう。

ひとつの方法として、玄関とリビングが直結する間取りが考えられます。

玄関から入るとダイレクトにリビングへとつながっていて、玄関ホール・廊下・仕切りのない間取りです。

しかし直結だと「玄関先からリビングが丸見えにならない?」「寒さや暑さが入ってくるんじゃない?」といった不安もありますよね。

そこで今回は、玄関とリビングを直結させるメリットとデメリットを考えてみたいと思います。

間取り実例の写真もご紹介するので、マイホームづくりの参考にしてくださいね。

 

玄関とリビングを直結させるメリット

玄関とリビングを直結させると、次のようなメリットがあります。

 

玄関ホールが不要になる

通常の戸建て住宅では、1〜3畳くらいの玄関ホールが設けられます。

このスペースがいらない分、LDKを広くとれるのが大きなメリットです。

建具や壁がいらないので、コスト削減にもつながります。

平均的なリビングの広さは16〜20畳くらいといわれていますが、1〜3畳増えると大きく雰囲気が変わるもの。

広いリビングでご家族でゆったりと過ごせたり、勉強や在宅ワークに使えるワークスペースをつくれたりと夢が広がりますね。

またLDKだけでなく浴室や脱衣所を広くとったり、土間収納を設けたりするのもよいでしょう。

 

明るく開放的な玄関をつくれる

玄関とリビングの仕切りがなくなることで、玄関が明るく開放的になるのも一つのメリットです。

狭い玄関しかとれない場合も、リビングに視線が抜けることで圧迫感が軽減できます。

明るく開放的な玄関をつくる方法は、リビング直結にするだけではありません!

例えば採光がとれる玄関ドアを選んだり、室内窓をつくってリビング側から光を入れたりする方法です。

せっかくマイホームを建てるなら、色んな方法を検討してみましょう。

 

荷物をスムーズに運べる

玄関とリビングが直結だと、荷物を運ぶ動線がよくなるというメリットも。

例えばスーパーで買い出しをしてきたときも、扉を開閉せずにLDKまで運ぶことができます。

赤ちゃんを抱っこしてお出かけするときや、ゴミ出しもスムーズですね。

お子様が成長すると、リビングやキッチンから玄関のようすがわかるというのもメリットに感じられるかもしれません。

学校へいくときに「忘れ物はない?」と声をかけやすく、帰宅にも気づきやすくなるでしょう。

 

玄関とリビングを直結させるデメリット

一方で、玄関とリビングを直結させることで、次のようなデメリットもあります。

 

玄関ドアからリビングが丸見えになる

まず注意したいのが、玄関ドアを開けたときに、隣家や道路からリビング丸見えになってしまうこと。

くつろいでいるときに宅配業者がきたりお子様が友達を連れてきたりして、なんだか落ち着かないという声もあります。

プライバシーを守るには、玄関を入った正面に壁をつくる方法があります。

壁の裏側はテレビ台や収納に活用すると無駄がありません。

背の高いシューズボックスを、パーテーション代わりにする方法もあるでしょう。

また玄関とリビングをL字に配置することで、外からの視線をカットできる場合もあります。

 

子供やペットが外にでてしまう危険

小さなお子様やペットがいるご家庭では、玄関を開けたときに外へ出て行ってしまうリスクも高まります。

また玄関の上がり框には段差があるので、落下しないよう気をつけなければなりません。

やはり安全性を考えるなら、リビングとの間に仕切りがあると安心です。

 

外から暑さや寒さが入ってきやすい

玄関とリビングの間に仕切りがないと、玄関ドアを開けたときに外気がリビングまでダイレクトに入ってきてしまいます。

快適にすごすには、断熱・気密性能がとても重要です。

東宝ホームでは、より断熱性能の高い「外張り断熱」を採用しています。

モデルハウスで心地よさを体感いただけますので、ぜひ遊びにきてくださいね!

>>北九州の展示場・モデルハウスはこちら
>>福岡・佐賀の展示場・モデルハウスはこち
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玄関とリビングが直結の間取り実例

ここからは東宝ホームが手がけた建築実例をご紹介します!

単に玄関とリビングを直結させるだけでなく、さまざまな工夫やアイデアを詰め込んでいるので、おうちづくりのイメージを広げてみてくださいね。

 

実例1:玄関から3方向へつながる間取り

こちらのモデルハウスは玄関から「リビング・ダイニング・和室」と3方向へとつながる間取りです。

玄関から左へ進むとリビング、まっすぐ進むとスタディコーナーを通ってダイニングキッチン、右には和室があります。

靴を履いて入れる土間収納もあるので、ベビーカーや雨の日グッズの出し入れもスムーズ。

玄関からリビングが丸見えにはならないので、安心してくつろげます。

 

実例2:引き戸とシューズクロークが便利な間取り

こちらは玄関を入るとL字型の土間があって、リビングにつながる間取りです。

引き戸を閉めて、リビングと玄関を仕切ることもできます。

一枚壁をはさんだシューズクロークもあって、靴をはいたまま傘などをしまうことができます。

来客があるときはシューズクロークも扉で隠せるので、ちょっと散らかっていても安心です。

 

実例3:長い土間が室内につながる間取り

東宝ホームの久留米のモデルハウスの玄関を入ると、奥まで長くつながる玄関土間があります。

ここからダイレクトにリビングや和室に上がれる動線です。

靴を履いたままキッチンへ荷物を運ぶこともできるので、たくさん買い出しがあるときもとても便利!

広い上がり框に腰をかけて、ご近所さんと会話も楽しめますよ。

 

まとめ

玄関とリビングが直結だと、玄関ホールや廊下を最小限にできます。

しかし視線や寒さがダイレクトにリビングに入ってくるので、ライフスタイルにマッチしていないと暮らしづらいことも。

玄関とリビングの配置を工夫したり、目隠し壁をつくったり工夫されるとよいでしょう。

また開放感のある玄関は、室内窓をつくったり天井を高くとったりと、他の方法で叶えられることもあります。

玄関リビング直結の間取りはあくまでも一つの選択肢として、ご家族にとってベストな方法を探っていきましょう!

2022.09.22 14:26