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東宝ホーム 本社コラム「縁側」とは?活用方法と取り入れる際の注意点を徹底解説!

「縁側」とは?活用方法と取り入れる際の注意点を徹底解説!

「縁側のある家」と聞くと、昔ながらの日本家屋をイメージする方が多いのではないでしょうか。
しかしさまざまな場面で活用できる縁側は、現代においても住みやすい家づくりに一役買ってくれること間違いなし!

今回は縁側の種類とウッドデッキとの違い、活用方法や取り入れる際の注意点を解説しましょう。
ぜひ最後までご覧になって、縁側のある家づくりにお役立てください。

 

縁側とは?種類は大きく分けて2種類!

縁側とは、部屋の外側に設けられた庭とゆるやかにつながる板敷きの通路のこと。
昭和初期ごろはほとんどの木造の日本家屋に設けられていて、家族だけでなくご近所さんと交流する憩いの場として親しまれていました。
近年は洋風な家に合うデザインも見かけるようになり、おしゃれな縁側が増えています。

縁側は、大きく分けると次の2種類があります。

・濡れ縁
・くれ縁

それぞれ詳しく解説しましょう。

濡れ縁

濡れ縁は、窓の外側につくられた庭に面した縁側のこと。
屋根がなく風雨にさらされると濡れるため、このように呼ばれています。

天気のよい日は日向ぼっこをしたり、庭や玄関まわりの掃除中に腰をかけて休憩したり、外の空気を感じながら過ごせるのが魅力です。

くれ縁

くれ縁は窓の内側につくられた縁側のことで、居室と庭をつなぐ廊下のような空間です。
家の中にあるので天候に左右されることなく、外の風景を楽しむことができます。

夏の強い日差しや冬の冷気を遮って、室内の温度を快適に保つ効果もあります。

 

縁側とウッドデッキの違い

縁側と似たものにウッドデッキがありますが、何が違うのでしょうか。
ここではそれぞれの概要を解説します。

縁側

縁側は家屋の一部として、屋根や軒の内側におさまるようにつくられるのが一般的です。
通路状に細長くつくられることが多く、部屋と部屋とを移動するための通路や家族の憩いの場として使われます。

ガラス戸などで外と区切ったくれ縁には、室内の温度を快適に保つ効果も期待できます。

ウッドデッキ

ウッドデッキも濡れ縁と同じく庭に面していますが、家屋の一部ではなく独立したスペースとしてつくられるのが特徴です。
縁側よりも奥行きが広いつくりのものが多く、子どもの遊び場やガーデニングやバーベキューなどの趣味を楽しむ場所として活用できます。

ウッドデッキについては以下の記事で詳しく解説しているので、気になる方はぜひ読んでみてくださいね。
関連記事:ウッドデッキをつくるメリット・デメリットは?おすすめの間取り&施工事例

 

縁側の活用方法

いろいろな用途で使うことができる縁側。
ここでは、次の4つの活用方法を紹介しましょう。

・コミュニケーションスペース
・子どもの遊び場
・アウトドアリビング
・サンルーム

コミュニケーションスペース

縁側は日向ぼっこをしたり軽食を取ったり、自然と家族の絆が深まる居心地のよい空間になるでしょう。

また縁側は、近所の人とのコミュニケーションスペースとしても大活躍!
リビングなど家の中に呼ぶとお互いに気を遣ってしまいますが、外と中との中間のようなスペースなので気軽に立ち寄ってもらいやすいでしょう。

子どもの遊び場

縁側は子どもの遊び場としてもぴったり。
家の中のような感覚で、親子ともに安心して遊べるスペースになるでしょう。
親の目が届くところでお日様を感じながら遊ぶことができるので、充実したおうち遊びができますよ。

アウトドアリビング

アウトドアリビングとは、リビングと外とをゆるやかにつなぐ空間のこと。
縁側をアウトドアリビングとして活用したい方は、少し奥行きを持たせたつくりがおすすめです。

お弁当を食べてピクニック気分を味わったり、ハンモックを置いてゆっくり過ごしたり、外の空気を感じながらリビングでも庭でもない楽しみ方ができるでしょう。
リビングの延長につくるアウトドアリビングは、リビングを広く見せる効果も期待できます。

サンルーム

くれ縁を陽当たりのよい場所につくると、サンルームやインナーテラスとしても活用できます。
洗濯物やお布団もよく乾きますし、天候を心配しなくてよいのが嬉しいですね。

室内で自然光がしっかり入る空間なので、観葉植物を育てる場所としても楽しめるでしょう。

 

縁側を取り入れる際の注意点

住み始めてから後悔しないために、縁側を取り入れる際は次の3つに注意しましょう。

・縁側を取り入れる目的を明確にする
・居室や庭とのバランスを考える
・防犯対策をする

1つずつ詳しく解説します。

縁側を取り入れる目的を明確にする

「おしゃれだから」「憧れていたから」など、なんとなくの理由で縁側を取り入れてしまうと、せっかく取り入れてもうまく活用できないかもしれません。

縁側で何をするかによって、種類や広さなども変わります。
縁側を取り入れた家づくりをしたいと思ったら、必ず目的を明確にしてから計画しましょう。

居室や庭とのバランスを考える

濡れ縁の場合は、庭にゆとりがないとただただ庭が狭くなってしまうことも。
縁側の広さと庭の広さが同じくらいか、庭の方が広くなるようなつくりにするとバランスがよいでしょう。

「敷地にじゅうぶんな余裕がないけれど縁側を取り入れたい」という方は、くれ縁とリビングを間仕切り戸で仕切る間取りがおすすめです。
縁側として使うことはもちろん、仕切りを開ければリビングを広々と使うことができますよ。

防犯対策をする

縁側を取り入れる際、出入りがしやすいように掃き出し窓を採用するのが一般的です。
しかし掃き出し窓は侵入窃盗の侵入口として使われるリスクが高いといわれているため、窓にシャッターを取り付けるなどの防犯対策が欠かせません。
外からの視線を遮るには、目隠しになるように高めの塀を作るといいでしょう。

 

東宝ホームで建てる縁側のある快適な住まい

昔ながらの日本家屋にあるイメージの縁側ですが、実は活用方法が多く利便性の高い間取りです。
昔は和風な縁側がほとんどでしたが、近年の洋風な家に合うおしゃれなデザインも叶えられますよ。

利便性が高くおしゃれな縁側のある家づくりは、ぜひ東宝ホームにおまかせください。
東宝ホームの高気密・高断熱の住まいなら、縁側のメリットである室内を快適な温度に保つ効果をより高めることができ、住み心地のよい家づくりが可能です。

ぜひお気軽にご来場ください。

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2024.03.25 09:00