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東宝ホーム 本社コラム【初めての家づくり】段取り上手が失敗知らず! マイホーム建築8ステップ完全ガイド

【初めての家づくり】段取り上手が失敗知らず! マイホーム建築8ステップ完全ガイド

家族みんなの「こうしたい!」を詰め込んだ、世界にひとつだけの我が家が実現できる、憧れの“注文住宅”。
自分たちらしい住まいをつくる楽しさがある一方で、「契約って何から始めるの?」「予算オーバーしないか心配……」など、不安もたくさんあるかと思います。

今回は初めての家づくりで「何から手をつけたらいいのかわからない」方へ向けて、「注文住宅を建てるまでの流れ」をお伝えします。
各工程にかかる期間や支払いスケジュール、費用や注意点まで詳しくご説明しますので、理想のマイホームづくりの参考にしてください。

 

注文住宅を建てる8つのステップと必要な期間

注文住宅の引渡しまでは8つのステップがあり、1年〜2年の期間をみておくと良いでしょう。
引渡しまでのステップと期間目安は、下表を参考にしてください。

ステップ 内容 期間の目安
1 予算を検討する 1〜3ヶ月
2 家のイメージを家族で話し合う
3 住みたいエリアを選ぶ
4 ハウスメーカーを探す 3〜12ヶ月
5 希望に合う土地を探す
6 家のプランニング・契約 2〜4ヶ月
7 着工〜工事完了 3〜6ヶ月
8 竣工・引渡し

それぞれの工程の詳細についてご紹介します。

ステップ1.予算を検討する

まずは、予算をどのくらいにするか考えましょう。
理想の住まいを追求していくと、金額が高くなり今後の支払いが苦しくなりかねません。
あらかじめ支払いできる金額を設定しておくと、自分たちに合った暮らしと理想の家づくりを両立できます。

自己資金や親族からの支援金などをチェックし、家づくりにかけられる資金を計算しましょう。
また、ほとんどの方が住宅ローンを活用されるかと思います。
今現在、家賃を支払っている場合は、その額を目安に自分が毎月返済できる金額設定をするとイメージしやすいのでおすすめです。

ステップ2.家のイメージを家族で話し合う

理想の家づくりは家族が主役になって楽しむことが大切です。
「どのような家に住みたい?」と家族で具体的に話し合ってみましょう。

・広々とした明るいリビングで家族揃ってゆっくり過ごしたい
・休日には友人を呼んで、ホームパーティを楽しみたい
・静かに読書を楽しめる自分だけの特別な場所が欲しい など

具体的なイメージを家族で共有し、優先順位をつけておくことで、後の打ち合わせがスムーズに進みます。

ステップ3.住みたいエリアを選ぶ

次に、「住みたいエリアの目星」をつけていきましょう。
ご家族の理想のライフスタイルを思い描くことで、どんな街に住みたいか絞れてくるはずです。
例えば以下のようなものですね。

・子どもを庭でのびのび遊ばせたい→広めの土地を選べる郊外
・両親と生活をサポートし合いたい→実家の近くのエリア
・会社まで公共交通機関を使って1時間以内→〇〇区周辺、〇〇駅周辺 など

ステップ4.ハウスメーカーを探す

続いて、住みたいエリアが施工範囲に含まれているハウスメーカーを探します。
インターネットや雑誌で各会社の工法・デザイン・強みなどを調べて、候補を絞っていきましょう。
気になる会社があれば、カタログを請求したり、モデルハウス見学に行ってみるのもおすすめです。

ステップ5.希望に合う土地を見つける

理想の住まいのイメージ・住みたいエリア・予算が固まってきたら、土地探しをスタート!
土地探しに強いハウスメーカーや不動産会社に相談しながら、条件に合う土地を探して売買契約を結びます。

ハウスメーカーに土地探しを依頼すると「その土地に理想の建物が建てられるのか?」という視点をもって土地購入を検討できます。
予算も“土地+建物”のトータルで考えられるので、予算オーバーしにくくなりますよ。

ステップ6.家のプランニング・契約

ここからは自分たちが住みたい家のイメージをもとに、間取りや外観・内装などを決めていきます。
打ち合わせを重ね、プランや見積りに問題がなければ契約へと進みます。

■工事請負契約
ハウスメーカーと施主との間で「どんな家を、いくらで、いつまでに建てる」などを約束するのが工事請負契約です。
工事請負契約書、見積書、設計図書などの書類を確認し、もし疑問点があればハウスメーカーに確認した上で契約を結びましょう。

■住宅ローン契約
建築プランと見積りがおよそ決まってきた段階で、住宅ローンの事前審査を受けます。
事前審査に通過したら工事請負契約を結び、そのあと住宅ローンの本審査・契約へ進む流れです。

ステップ7.着工〜工事完了

工事に関しては施工会社に任せますが、現場で担当者と打ち合わせをしたり、工事を見学したりして家づくりの様子を見ておきましょう。
完成するまでの工事の進み具合がわかり、マイホームへの愛着が増すのでおすすめです。
ただし工事現場の見学や打ち合わせができるかどうかは、各会社によって異なるため、契約している会社に必ず確認するようにしてくださいね。

また工事の途中で、「地鎮祭」や「上棟式」を行う方もおられます。

■地鎮祭
工事をはじめる前に、安全を祈願する神事のこと。
工事中は騒音や車の出入りもあるので、地鎮祭後にご近所へのあいさつ回りをしておくと安心です。
詳しくは以下の記事で解説しているので、ぜひ参考にご覧ください。
>>【地鎮祭は家づくりの第一歩!】準備から当日の流れ、費用などを解説

■上棟式
家の骨組みができあがって屋根の一番上に「棟木」を取り付ける神事のこと。
工事関係者とともに上棟を祝い、無事に建物が完成するように願います。

工事をはじめるタイミングの「着工」から「上棟」までの流れを知りたい方には、以下の記事もおすすめです。
>>「着工」「上棟」とは?家づくりの流れと施主が確認すべきポイント

ステップ8.竣工〜引き渡し

工事完了後、引き渡しの前に「プラン通りに建てられているか」「不具合はないか」などの施主の最終チェックと第三者機関による完了検査が行われます。
もし不具合などがあれば修理をして、残代金の決済が終われば引き渡しです。
家の鍵や保証書などを受けとったら、いよいよマイホームでの暮らしが始まります!

 

注文住宅にかかる費用について

注文住宅は各家庭によって家に対する希望や地域が違うため、全体的な費用がイメージしにくいと思われる方もおられるでしょう。

住宅金融支援機構「2023年度 フラット35利用者調査」によると、注文住宅(※)の所要資金の全国平均は3,863万円、土地付注文住宅(※)では4,903万円です。
※注文住宅:建物代のみ
※土地付き注文住宅:土地代と建物代の両方
参考:住宅金融支援機構「2023年度フラット35融資利用者調査」

地域によって金額は大きく異なるので、あくまでも平均の価格になりますが大まかな予算組みの参考にしてみてください。

また建物代の他にも、「設計費・工事管理料・建築確認申請手数料・不動産取得税」などといった「諸費用」が必要になります。
この「諸費用」は、土地代+建物代の10〜20%前後を目安にすると良いでしょう。
例えば、購入価格が4,000万円の場合、諸費用として400万〜800万円ほどがかかる計算です。

 

注文住宅の支払いスケジュール

効率よく契約のスケジュールを進めるためにも、支払いのスケジュールを知って事前に費用を準備しておきましょう。

注文住宅の建築費は、数回に分けて支払うのが一般的です。
例えば、以下のようなタイミングと費用の割合が提示されるケースがありますので参考にしてください。

<支払いスケジュールの例>

  1. 1. 仮契約:100万円
  2. 2. 工事請負契約:工事費用の10%
  3. 3. 着工:工事費用の20〜30%
  4. 4. 着工から竣工までの間:工事費用の30〜40%
  5. 5. 竣工:工事費用の30%

 

注文住宅を建てるときに注意すべき5つのポイント

最後に、注文住宅を建てる際に知っておくと役立つ注意すべきポイントを5つご紹介します。

ポイント1.土地と建物をトータルで考える

予算のバランスや、希望の間取りと土地の相性を確認するためにも、土地と建物はトータルで考えましょう。
信頼できるハウスメーカーをパートナーに、土地と建物の相談を並行して進めることがスムーズな家づくりの秘訣です。

ポイント2.生活に合わせたプランニングをする

住宅を購入するとなると、理想の間取りや内装にこだわりたくなりますよね。
しかしいくら憧れの家をつくっても、ご自身の生活に合っていないと意味がありません。
例えば、「おしゃれな見せる収納」は素敵ですが、日々の整理整頓が難しい家族には向かないかもしれません。
実際の生活をイメージしながら、理想との折り合いをつけていきましょう。

ポイント3.優先順位をはっきりさせる

あれもこれもと要望を詰め込んでいくと、予算オーバーになりがちです。
土地探し・建物のプランニングにおいても、優先順位を決めるとコストにメリハリをつけやすくなります。

例えば「土地の広さは絶対だけれど、駅からの距離はあまり重視しない」「キッチンは譲れないけれど、床材は少しグレードを落としてもいいかな」など、ぜひご家族みなさんでしっかり話し合ってみてくださいね。

ポイント4.周辺環境の事前確認をする

理想の家づくりは、住宅そのものだけではなく周辺環境も大切です。
交通量や防犯面、ご近所の方々の様子などを時間帯を変えながら、何度か周辺を散策して調べてみましょう。
地図だけではわからない情報がわかり、自分達の暮らしをイメージしやすくなるのでおすすめです。

ポイント5.建物以外の費用も考慮する

住宅の購入には「土地・建物」の費用だけではなく、「諸費用」を含め他にもさまざまな費用がかかります。
引越し代や外構費、地鎮祭や上棟式にかかる費用など、気づきにくい出費で支払額が予算以上に増えかねません。
ハウスメーカーの担当者と、総合的に必要な費用について確認しておきましょう。

 

初めての注文住宅は東宝ホームの段取りサポートで安心

注文住宅の道のりは決して短くありませんが、その先には家族の笑顔があふれる理想のマイホームが待っています。
スケジュールや支払いについて事前に確認し、ゆとりをもって理想の家づくりを叶えましょう。

東宝ホームでは、土地探しから資金計画まで、家づくりの流れをトータルでお手伝いさせていただきます。
気になる方は、ぜひ一度お近くの東宝ホーム展示場・モデルハウスまでお気軽にご相談ください。

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なお、東宝ホームでは「1回で満足できる家」「後悔しない家」を建てていただくために、実生活に即した宿泊体験展示場をご用意しています。
見学だけではわからない使い勝手や性能を、ご家族揃ってお試しください。

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2025年5月7日 更新

 

2021.08.23 15:06