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東宝ホーム 本社コラム注文住宅に取り入れたい防犯対策9つ|安全性の高い家で暮らそう

注文住宅に取り入れたい防犯対策9つ|安全性の高い家で暮らそう

戸建ては、空き巣に狙われやすい建物だといわれています。
注文住宅を建てる際、耐震性や断熱性を高めることに力を入れすぎて、防犯対策まで考えられていないという方もいるのではないでしょうか。

注文住宅の防犯性が低い場合、いつか不審者に侵入されたり強盗に遭ったりするかもしれません。
大切な家と家族を守るためにも、しっかりと防犯対策を行うことが大切です。

今回は戸建てが空き巣に狙われやすい理由と、注文住宅に取り入れたい防犯対策について解説します。
防犯性の高い注文住宅を建てて、安全な暮らしを送りましょう。

 

注文住宅が空き巣に狙われやすい理由とは

警察庁「住まいる防犯110番」データで見る侵入犯罪の脅威によると、令和4年度の侵入窃盗の発生場所は一戸建住宅が最も多く、全体36,588件中の33.0%を占めています。
侵入強盗においては、全体290件中の17.6%が一戸建住宅で発生。
データから読み取れるように、一戸建住宅は空き巣に狙われやすい建物です。
なぜここまで狙われやすいのでしょうか。

理由1.人目につきにくいから

マンションやアパートなどの集合住宅は、他の住人や管理人の目があるので空き巣に遭うことは少なめです。
しかし戸建ては家のまわりに塀や植物があることで、玄関や掃き出し窓の様子が見えにくくなります。
そのため人が敷地内に入っても気づかれにくく、侵入に踏み込まれやすいのかもしれません。

理由2.ドアや窓が複数あるから

戸建ては玄関や勝手口、掃き出し窓など、人が通れる出入り口が複数設置されていますよね。
外へのアクセスがしやすいのは便利ですが、空き巣にとっては侵入や逃走のルートが複数あることになります。
またマンションとは違い、地面に近い位置にドアや窓があるのも狙われやすい理由です。
壁をよじ登ったりハシゴを使ったりせずに済むので、侵入しやすいと思われているのかもしれません。

理由3.セキュリティが十分ではない

戸建ては侵入経路にされやすい箇所が複数ありますが、予算的な問題ですべてに防犯対策を取り入れるのが難しいこともあるかもしれません。
そうすれば、セキュリティが不十分なまま暮らすことになってしまいます。
少しでも防犯性を高めるために、狙われやすい箇所だけでもセキュリティを強化することが大切です。

 

【窓・ドア編】注文住宅に取り入れたい防犯対策

警察庁「住まいる防犯110番」手口で見る親友犯罪の脅威によると、令和4年度の侵入窃盗における一戸建住宅への侵入口は窓が最も多く、全体12,071件中の53.5%を占めています。
次いで表出入口(玄関ドア)からの侵入が21.3%です。
注文住宅の防犯対策を行う際は、まず窓とドアを重点的に取り入れていきましょう。

防犯ガラス・面格子窓を取り入れる

窓は侵入経路に使われることが最も多い箇所です。
まずは、窓の防犯性を高めることを意識しましょう。
割れにくいガラスや複数のガラスを重ねたものは、通常よりも破壊されにくくて防犯に効果的です。
面格子が付いた窓ならガラスを壊されても侵入されにくいので、グッと防犯性を高められるでしょう。

ディンプルキーを導入する

玄関ドアの鍵は、鍵の表面に小さなくぼみが付いた「ディンプルキー」にするのがおすすめです。
ディンプルキーの鍵穴は従来の鍵穴よりも複雑な形状をしているので、ピッキングに時間がかかるといわれています。
より防犯性を高めたい方には、スマートフォンやICカードをかざして開錠するスマートキーや、専用のリモコンで開錠するリモコン式の鍵も検討するといいでしょう。
鍵穴がないタイプなので、ピッキングを阻止できます。

勝手口の鍵は2箇所つける

サブ的な目的で使われる勝手口は、簡易的な鍵であることがほとんどです。
防犯性が手薄な勝手口は侵入経路に選ばれやすいので、鍵を2箇所付けることをおすすめします。
鍵が2つあれば侵入に時間がかかるので、途中で諦める可能性が高まるでしょう。

 

【玄関まわり編】注文住宅に取り入れたい防犯対策

続いて、玄関まわりに取り入れたい防犯対策について紹介します。

防犯カメラを設置する

侵入されやすい玄関や勝手口には、防犯カメラを設置しましょう。
防犯カメラがあるだけで、防犯対策をしっかり行っている家だとアピールできます。
ダミーの防犯カメラも販売されていますが、万が一に備えて本物の製品を設置するのが得策です。

センサー付き室外照明を取り付ける

人感センサー付きの室外照明でパッと明るく照らせば、侵入しようと敷地に入った人を警戒させることができます。
暗い中、突然明るくなると周りの目を引くので、侵入する意欲が失せてしまうでしょう。
玄関ドアだけではなく、勝手口や掃き出し窓などにも設置するのがおすすめです。

砂利を敷く

歩く度にジャリっと音が鳴る防犯砂利を敷くのも有効です。
できれば建物を囲うように砂利を敷くのがベストですが、外観や費用面などの問題で難しい場合もあるでしょう。
そんなときは、裏口や死角になる場所に敷いてみてください。

 

【室内・外まわり編】注文住宅に取り入れたい防犯対策

最後に、室内や外まわりでできる防犯対策について解説します。

ホームセキュリティに加入する

ホームセキュリティとは、室内へ侵入されたときに警察やセキュリティ会社に自動で通報される設備のこと。
家まわりの防犯を強化していても侵入されないとは言いきれません。
万が一に備えて加入しておけば、安心感を得られるでしょう。

塀や植物の高さに注意する

高さのある塀や植物を設置して外からの視線を遮ると、プライバシーは守られますが、侵入されやすくもなるので注意。
外構をプランニングするときは、死角をつくらないことを意識してみてください。
オープンな外構であれば、空き巣が身を隠す場所がなくなるため、侵入されにくくなるでしょう。

足場となるモノを置かない

意外と盲点になりがちなのが、2階以上にあるベランダやバルコニーからの侵入です。
戸建ては1階からの侵入が多いですが、物置や室外機、カーポートなどを足場として2階以上に登ることもあります。
注文住宅を建てる際は、足場となるモノをできる限り建物に置かないようにしましょう。

 

防犯性の高い家づくりは東宝ホームへ

家づくりにおいて耐震性やデザイン性、断熱性にこだわることも大切ですが、同様に防犯対策を行うことも重要です。
せっかく注文住宅を建てても空き巣や強盗に遭う可能性が高ければ、今後の暮らしが不安になりますよね。
防犯対策をしっかり行えば、大切な家も家族も守ることができます。

防犯性の高い家づくりをしたいと考えている方は、ぜひ一度東宝ホームにご相談ください。
ライフスタイルや予算を考慮しつつ、防犯対策をご提案させていただきます。

 

出典:
警察庁「住まいる防犯110番」データで見る侵入犯罪の脅威
https://www.npa.go.jp/safetylife/seianki26/theme_a/a_b_1.html

警察庁「住まいる防犯110番」手口で見る侵入犯罪の脅威
https://www.npa.go.jp/safetylife/seianki26/theme_a/a_d_1.html

2024.04.09 09:00