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「洗面台やお風呂場で汚れたものを洗うのは抵抗感がある……」
そんな悩みを解決してくれるのが「スロップシンク」です。
スロップシンクがあれば、汚れものを気兼ねなく洗えて家事のストレスが軽減されます。
一方で「使いにくい」「そもそも使わなかった」といった後悔の声も少なくありません。
この記事では、スロップシンクのメリット・デメリットや後悔しないためのポイントをわかりやすく解説します。
家づくりでスロップシンクの導入を検討している方は、ぜひ参考にしてくださいね。

スロップシンクとは、英語の「slop(汚水)」と「sink(流し)」を組み合わせた、汚れものを洗うための深くて広い流し台のこと。
洗面台やお風呂では気が引けるものでも、専用の洗い場があることで気軽に使えるのが特徴です。

スロップシンクがあると、日常の汚れものや家事のストレスが大幅に軽減されます。
主なメリットを5つご紹介しましょう。
泥や砂がついたものでも、思い切って洗えるのが最大のメリット!
例えば子どもの運動靴や泥だらけのユニフォーム、仕事の作業服なども気軽に洗えます。
泥汚れや食べこぼしのついた衣類も、スロップシンクなら気軽につけ置き洗いができます。
洗面台を占領することがないため、家族が身支度をする際にも邪魔にならず、効率的に家事が進められますよ。
スロップシンクは、趣味の道具の手入れにも大活躍!
庭仕事で使ったスコップや鉢、キャンプ用品やバーベキュー道具などもきれいにできます。
スロップシンクは、散歩帰りのペットの足洗いやシャンプーにも便利。
お風呂に連れて行く手間が省け、日常ケアがぐっと楽になります。
深めのシンクなら水はねも少なく、小型犬や猫なら全身洗いも可能です。
ホース接続可能なタイプなら、外水栓の代わりとして、庭の水まき、ベランダ掃除、車の洗車などにも使えます。
設置場所を工夫すれば、室内の洗い場と屋外作業の両方をこなせる“マルチ設備”として暮らしを支えてくれるでしょう。

スロップシンクにはさまざまなメリットがある一方で、デメリットもあります。
ここでは、代表的なデメリットを見ていきましょう。
スロップシンクを採用するには、シンク本体代に加えて配管等の工事費用も必要です。
設備としては必須ではないため、「どれくらい使うか」を考えたうえで費用対効果を検討しましょう。
スロップシンクを取り入れるには、ある程度の広さが必要です。
コンパクトな間取りでは圧迫感や動線の邪魔になることもあります。
スロップシンクは洗面台と比べて種類が少なく、理想のものが見つかりにくいことも。
大きくて深型のものは機能性はよくても、業務用のような見た目だと感じるかもしれません。
さらにスロップシンクには収納がないので、掃除グッズを収納したい時は造作棚を取り付けるなどの工夫も必要です。
泥汚れや水はねが起こりやすいため、こまめな掃除が必要です。
洗面台やキッチンに加えてお手入れの手間が増える点も考慮しましょう。

便利なスロップシンクですが、設置してから「後悔した」と声を挙げる方も少なくありません。
失敗を防ぐために、実際に多い後悔例とその解決策を知っておきましょう。
「泥汚れを落とす予定だったけど、実際は子どもがあまり外遊びをしなかった」
「ペットを飼わなくなった」など、生活スタイルの変化で想定より出番が少なくなることがあります。
<解決策>
設置前に「週にどのくらい使う場面があるか」を具体的にイメージしましょう。
複数の用途を想定しておくと、仮に出番が減っても無駄になりにくいです。
水だけのシンクだと、冬の靴洗いや油のついた道具を洗うときに「手が冷たいし落ちにくい」と不便さを感じる人が多いようです。
<解決策>
蛇口は水とお湯の2つ、もしくは混合水栓を採用して、快適に使えるようにしましょう。
少し費用は上がりますが、冬でも快適に使えて使用頻度も増えます。
スロップシンクはもともと底が深いつくりのため、実際に使うとなると、思ったよりも位置が低く感じることがあります。
長時間の作業は腰に負担がかかって大変だという声も多いです。
<解決策>
床からシンクの上部までの高さは80cm〜85cmが一般的ですが、使う人の身長や用途によって調整することが大切です。
設置するシンクの深さを確認し、どの位置に設置すればあまり腰を曲げずに作業ができるか、イメージしてみましょう。
浅めのシンクだと水が四方に飛び散り、周囲の壁や床に水ジミがついて毎回拭き掃除…。
結果「面倒で使わなくなった」と後悔する人も少なくありません。
<解決策>
深めのシンクを選ぶのが基本です。
さらに背面や側面にタイルやパネルを貼っておくと、拭き取りが簡単で見た目もすっきりします。
玄関に置くと通行の邪魔になったり、洗面所に置くと生活感が出すぎたりすることも。
屋外に設置すると、冬場に水道が凍結して使えなくなるケースもあるので注意が必要です。
<解決策>
「汚れを家に持ち込まない」「通行を妨げない」を基準に設置場所を決めましょう。
冬も快適に使うためには、できるだけ室内に設置することをおすすめします。
土間やランドリールームの一角などが使いやすいですよ。

スロップシンクはすべての家庭に必須ではありませんが、生活スタイルによっては「あるとすごく便利!」と感じやすい設備です。
次のようなライフスタイルの方は、ぜひチェックしてみてくださいね。
・子どもの外遊びや部活が多い家庭
・ペットを飼っている家庭
・アウトドア・スポーツ好きな家庭
・ガーデニングや家庭菜園が趣味な方
・洗面所やお風呂を常に清潔に保ちたい方
このように 「汚れものが多い家庭」や「水仕事が多い趣味や生活」 の人に特におすすめ!
スロップシンクがあると、暮らしのストレスを減らしながら、家族や趣味の時間をもっと楽しめるでしょう。

スロップシンクは、「汚れもの専用の洗い場」としてあると便利な設備です。
ただし、設置場所や高さなどを考慮しないと、思ったように使えないこともあります。
どこに設置するのがベストか、何に使うのかをしっかりイメージして、家づくりを進めることが大切です。
東宝ホームでは、スロップシンクを取り入れた家づくりの施工事例も多数。
暮らしに合わせた使い方や配置のアイデアを参考にしながら、後悔のない家づくりを進められます。
家づくりについて気軽に相談したい方は、お近くの展示場・モデルハウスへぜひお立ち寄りください。
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2025.10.28 17:00