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ダウンライトは、住宅によく使用されるポピュラーな照明です。
スタイリッシュでおしゃれな空間を演出できるので、新築に取り入れたいと考えている方も多いのではないでしょうか。
しかしダウンライトは、一度設置したら簡単に移動させることができません。
後悔しないためには、設置場所や数をしっかりと考えることが大切です。
そこで今回は「新築のダウンライトで後悔したくない!」という方のために、ダウンライトのメリットやデメリット、後悔しないためのポイントについて解説します。
東宝ホームの事例の中から、ダウンライトでおしゃれな空間を叶えた事例も紹介するので、ぜひ参考にしてください。
ダウンライトとは、天井に埋め込むタイプの照明のこと。
天井に埋め込むため天井がフラットになり、部屋全体に開放的な印象を与えることができます。
ひとつだけでは明るさが足りないため、複数使用したり他の照明と組み合わせて使われるのが一般的です。
一口に「ダウンライト」と言っても、一体型や交換型などの種類があります。
・一体型:照明器具と電球が一体になったタイプ。LED電球を採用しているものが多く長持ちするが、切れた際は照明器具ごと交換する必要がある。
・交換型:照明器具と電球が別々になったタイプ。電球が切れた時は自分で交換できる。
またダウンライトには、角度調整ができるものとできないものがあります。
スポットを当てたい部分には角度調整できるタイプ、満遍なく照らしたい場合は角度調節できないタイプなど、用途によって使い分けるといいでしょう。
ダウンライトの大きさは、埋め込む穴の大きさ「Φ(ファイ)」によって異なります。
「Φ(ファイ)」は埋込穴の直径を表しており、例えばΦ100は直径100mmのダウンライトという意味です。
サイズが小さいほど局所的に、大きいほど広範囲を照らすことができるので、用途や設置場所に合わせて選ぶといいでしょう。
ここでは、ダウンライトのメリットについてご紹介します。
ダウンライトは、出っ張りのあるシーリングライトやペンダントライトに比べて、部屋全体を広々と見せることができます。
部屋が広くなるほどたくさんの照明が必要ですが、ダウンライトなら複数設置しても開放感が損なわれることはないでしょう。
天井に埋め込まれているダウンライトは、ホコリがたまりにくく、掃除が楽なのも大きなメリットです。
シーリングライトやペンダントライトだと、上や内側にホコリがたまりやすいですよね。
「シーリングライトやペンダントライトの掃除が大変…」とお困りの方は、ぜひダウンライトを検討してみてはいかがでしょうか。
ダウンライトは高さが出ないので、天井の低いスキップフロア下やロフトスペースに取り付けた時も圧迫感を与えません。
玄関・廊下・洗面所などの狭い場所にも、問題なく設置できるでしょう。
ついつい消し忘れがちな玄関や廊下には、人感センサー付きのダウンライトがおすすめ。
電気をつける手間や消す手間がなくなり、ストレスフリーになります。
たくさんのメリットがあるダウンライトですが、もちろんデメリットもあります。
ダウンライトを採用する前に、デメリットもしっかりとチェックしておきましょう。
ダウンライトは一度設置したら気軽に移動することができないため、場合によっては模様替えがしにくくなってしまいます。
例えばダイニングをスポット的に照らすように設けている場合は、ダイニングテーブルを移動することで、照明が当たらなくなってしまう可能性が出てくるでしょう。
ダウンライトを採用するためには、天井に穴を開ける工事が必要になり、初期費用がかかります。
ダウンライト自体はそこまで高価ではありませんが、複数取り付けることを考えるとその分の購入費用もかかるでしょう。
照明器具と電球が一体型になったダウンライトは、交換の際に業者に依頼する必要があるため交換費用も発生します。
一体型のダウンライトは、交換に手間がかかることもデメリットのひとつ。
LED電球の場合の交換頻度は約10年と頻繁ではありませんが、たくさん設置すると電球が切れるたびに業者を呼ばなくてはなりません。
もちろんまとめて交換するためにいくつか電球が切れるのを待つのもいいですが、一時期は暗い空間になってしまうでしょう。
せっかくおしゃれなダウンライトを採用しても、しっかりと計画しないと後悔してしまうかもしれません。
ここからはよくあるダウンライトの後悔例と、後悔しないためのポイントをご紹介しましょう。
ダウンライトの後悔でよく聞かれるのが、眩しさが気になること。
例えばソファやベッドに寝転がった時、真上にダウンライトがあると、眩しくてくつろぐことができません。
寝室やリビングにダウンライトを採用する時は、あらかじめ寝転がる位置を想定し、目線の真上にダウンライトがこないように配置しましょう。
気軽に模様替えを楽しみたい方には、光の当たる角度を調整できるタイプのダウンライトがおすすめ。
ソファやベッドを配置した後に、眩しさを感じにくいよう微調整することができます。
壁に埋め込まれたダウンライトは、どうしても明かりを照らす範囲が狭くなりがち。
そのため実際に暮らしてみると、ダウンライトから少し離れた場所は思ったより暗く感じてしまうかもしれません。
ダウンライトは、天井に均等に配置するか、集中して配置するかで明るさの感じ方が異なります。
・均等配置:天井に均等に配置する。部屋全体が明るくなる。
・集中配置:天井の1箇所に集中的に配置する。空間にメリハリがつく。
全体を明るく照らしたい部屋には「均等配置」、光を当ててフォーカスしたい場所には「集中配置」など、シチュエーションにあった配置場所を考えてみましょう。
一口に「ダウンライト」と言っても、昼光色・昼白色・温白色・電球色など様々な電球の色があります。
・昼光色:やや青みがかった白。細かい部分までよく見える。書斎や子供部屋におすすめ。
・昼白色:太陽の光に近い白。リビングやキッチンにおすすめ。
・温白色:ややオレンジがかった白。ダイニングやリビング、寝室におすすめ。
・電球色:オレンジ系の色。暖かみのある空間になる。リビングや寝室におすすめ。
例えば、寝るだけの寝室に昼光色のダウンライトを設置すると、眩しくて落ち着かない空間になってしまいます。
また書斎や子供部屋に電球色のダウンライトを設置すると、仕事や勉強の際に明るさが足りなかったと後悔することになるかもしれません。
後悔しないためには、お部屋の用途に合った電球の色を選ぶことが大切です。
シーンに合わせて色や明るさを使い分けたい方には、調光機能付きのダウンライトもおすすめですよ。
ここからは、東宝ホームが手がけた施工事例の中から、ダウンライトを採用しておしゃれな空間を叶えた事例をご紹介しましょう。
「お気に入りに囲まれて暮らす」シンプルモダンの住まい|東宝ホーム
こちらは、ダイニングとキッチンの上にダウンライトを採用した事例です。
天井がフラットになり、部屋全体がすっきりとした印象になりました。
明るく照らしたいキッチン手元には、スポットライトをプラス。
ダクトレールに取り付けているので、照らしたい位置を変えることも可能です。
天井が低い所でも圧迫感を与えないのも、ダウンライトのメリットのひとつ。
こちらの事例では、スキップフロア下の空間にダウンライトを採用しました。
お子様のおもちゃ部屋として活用されていますが、ダウンライトは出っ張りがないので、遊んでいる時に頭をぶつけてしまう心配もありません。
こちらは、寝室にダウンライトと間接照明を取り入れた事例です。
リラックスしたい空間なので、明るくなりすぎないようダウンライトはひとつだけ採用しました。
ゴロンと寝転がった時に眩しくないよう、照明の取り付け位置も工夫しています。
hitマリナ通り住宅展示場|東宝ホーム
こちらの事例では、天井に均等にダウンライトを配置してLDK全体を明るく照らしました。
広い空間にたくさんのダウンライトを採用していますが、出っ張りがないので視界が抜けて、開放感もキープ。
スポットライト・ブラケットライト・スタンドライトを組み合わせ、さらにおしゃれな空間になりました。
天井に埋め込むタイプのダウンライトは、部屋をスタイリッシュでおしゃれに見せてくれます。
しかし一度設置すると簡単に移動できないので、どこに家具を置くかなどを考えて、設置場所を決めるようにしましょう。
ダウンライトを実際に見てみたい方は、ぜひお気軽にお近くの展示場・モデルハウスへお越しください。
また以下の記事では、ダウンライト以外の照明についても詳しく解説しています。
照明で部屋をおしゃれにコーディネートしたい方は、ぜひ合わせてご覧くださいね。
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