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東宝ホーム 本社コラム車2台分の駐車場は何坪必要?土地選びで失敗しないための「広さ」と、駐車場タイプの選び方

車2台分の駐車場は何坪必要?土地選びで失敗しないための「広さ」と、駐車場タイプの選び方

夫婦でそれぞれ車を持っていたり、親や友人がよく遊びに来たりする生活を考えると、「マイホームの駐車場は車2台分ほしい」と考える方も多いのではないでしょうか?

しかし、ただ広い土地を買えば安心かというと、そうではありません。
建ぺい率や接道義務などのルールを知らずに進めると、思わぬところで「駐車できない」「建てたい家が入らない」 という後悔につながることもあるのです。

この記事では、注文住宅を検討中の方に向けて、車2台分の駐車場計画で失敗しないためのポイントを、初心者の方にもわかりやすく解説します。
駐車場のレイアウトや種類もご紹介するので、ぜひ参考にしてください。

 

駐車場に車を2台置くためには何坪必要?

国土交通省の基準では、普通乗用車1台あたり、長さ約6.0m×幅2.5mが必要とされています。
これを坪数に換算すると、1台あたり約4.5坪。
つまり、最低でも約9坪あれば2台は停められる計算になります。

ただし、これは“ギリギリ停められるだけ”の広さ。
実際の暮らしでは

・ドアを開けて乗り降りするスペース
・荷物を積み下ろしするスペース
・車の周りを歩くスペース

こうした余裕がないと、毎日の駐車がストレスになってしまいます。
快適に使うなら、目安より0.5〜1mほどゆとりを持たせるのがおすすめです。

 

土地全体の必要面積を左右する「建ぺい率」の基本

駐車場の広さが決まったら、次に確認したいのが「建ぺい率」です。
建ぺい率とは、土地の広さに対して建物をどれだけ建てられるかを示す割合。
たとえば建ぺい率60%の土地なら、100坪の土地に建てられる建物は60坪までです。

建ぺい率は、都市計画法で定められた用途地域によって30%〜80%と幅広く決められていますが、この建ぺい率には家だけでなく「屋根や壁のある駐車スペース」も含まれる場合も。
そのためカーポートやガレージを検討している人にとって、とても重要なポイントになります。

 

駐車場タイプで変わる!必要な土地の広さシミュレーション

駐車場の主なタイプは、「オープンタイプ」「カーポートタイプ」「ガレージタイプ」の3つ。タイプによって、使い勝手だけでなく建ぺい率や必要な土地面積も変わります。

タイプ別比較表

タイプ メリット デメリット 建ぺい率への算入
オープンタイプ

(屋根や壁のないシンプルな駐車場)

・コストが安い

・開放感がある

・雨の日の乗り降りは濡れやすい

・車が汚れやすい

・算入されない
カーポートタイプ

(柱と屋根をつけた簡易的な駐車場)

・雨の日の乗り降りも濡れにくい

・オープンタイプよりも車が汚れにくい

・横からの雨風は防げない

・強風や積雪に弱い場合も

・開放性が高ければ算入されないことが多い(※ただし開放性が低い場合や、自治体によっては算入される)
ガレージタイプ

(住宅と一体化した駐車場)

・防犯性が高い

・雨風を完全に防げる

・趣味空間にもなる

・建築コストが高い

・住宅スペースが狭くなる

・算入される

カーポートタイプとガレージタイプについて、詳しく知りたい方はぜひこちらの記事もご覧ください。
>>カーポートはいつ建てる?新築時につけるのがおすすめの理由
>>インナーガレージとビルトインガレージの違いとは?使いやすい駐車スペースをつくるポイントを解説

建ぺい率60%の土地で必要な広さを比較

例として、建ぺい率60%の土地に、住宅本体18坪(※)+駐車場9坪を確保する場合を考えてみましょう。

※2024年度フラット35利用者調査によると、注文住宅の平均住宅面積は約36坪。住宅面積=延べ床面積なので、総2階建てで36坪を確保する場合、1階部分の住宅面積は約18坪必要。

駐車場の種類 建築面積への算入 必要建築面積 敷地面積(建ぺい率60%の場合)
オープンタイプ

(開放性の高いカーポートを含む)

算入されない 住宅部分のみ:18坪 18坪÷0.60=約30坪
屋根・壁のある構造(開放性の低いカーポート/ビルトインガレージ ) 算入される 住宅+ガレージ:18+9= 27坪 27坪÷0.60=約45坪

同じ「2台分の駐車場」でも、構造によって15坪も必要な土地の広さが変わります。
土地代や建築コストにも直結するので、しっかり押さえておきたいポイントですね。

ビルトインガレージは特例あり!狭い土地でも室内を広く確保

ビルトインガレージは建ぺい率には含まれますが、容積率(敷地面積に対する延床面積)の計算では、ガレージ部分の床面積の5分の1まで算入されない特例があります。

この特例を活用すれば、都市部の狭小地でも、建ぺい率の制限を受けながらも室内の広さをしっかり確保することが可能です。

 

2台分の駐車計画でさらにチェックすべき「2つの法規」

車2台分の駐車場をつくるときは、建ぺい率だけでなく法律や規制もチェックが必要です。
ここでは、特に注意したい2つの法規をわかりやすく解説します。

1.接道義務

建築基準法では、敷地は幅4m以上の道路に2m以上接していなければなりません。
これは、日常の出入りだけでなく、消防車などの緊急車両が通れるようにするためのルールです。

道路が4m未満の場合は「セットバック」が必要です。
セットバックとは、道路の中心から2m下がった位置を敷地の境界として、建物や駐車場を後ろに下げること。
駐車場の配置にも影響するので、土地を選ぶ前に必ず確認しましょう。

2.用途地域による制限

土地の地域(用途地域)によっても、建物や駐車場のつくり方に制限があります。
第一種・第二種低層住居専用地域
高さ制限(北側斜線)や壁面後退(敷地境界線から建物を離す規定)など、建物の高さや配置に関する規制が厳しいエリア。
ガレージの高さを抑える必要があり、駐車スペースの配置にも注意が必要です。
商業地域・近隣商業地域
防火地域に指定されることが多い地域。
ビルトインガレージの壁やシャッターに耐火構造が求められる場合があり、コストが高くなる可能性があります。

 

使いやすさを決める!駐車場の4つのレイアウト

駐車場は「広さ」だけでなく「形」も重要です。
ここでは4つのレイアウトと、それぞれにおすすめの土地を紹介します。

並列駐車

2台を横に並べるレイアウト。
車の出し入れはスムーズですが、ある程度の間口(幅)が必要で、切り返しテクニックも少し必要です。

こんな土地におすすめ
・広めの土地や間口がしっかりある土地

縦列駐車

奥行きを活かして2台を前後に配置するタイプ。
間口が狭い土地でも可能ですが、奥の車を出すときに手間がかかります。

こんな土地におすすめ
・細長い土地や奥行きのある土地

直角駐車

2台とも直角に停めるレイアウト。
出し入れはしやすいですが、バックで駐車するために、駐車スペースの前にある程度の切り返しスペースが別途必要です。

こんな土地におすすめ
・前面道路に十分なスペースがある土地

L字駐車

前面道路に対してL字型に駐車するレイアウト。
駐車スペースを効率的に確保でき、残りのスペースは庭や駐輪場として活用できます。

こんな土地におすすめ
・変形地や角地

 

2台分の駐車スペースがある施工事例

最後に東宝ホームが手掛けた2台分の駐車スペースがある事例をご紹介します。
車2台を置けるのはもちろん、駐車場デザインにもこだわりました。
ぜひイメージづくりの参考にしてください。

オープンタイプ

街並みに馴染む、シンプルなオープンタイプの駐車場です。
屋根や壁がないためコストを抑えつつ、家全体に明るく開放的な印象を与えていますね。

カーポートタイプ

広々とした平屋の前に設置されたカーポートタイプの駐車場。
柱と屋根があることで、雨の日も落ち着いて乗り降りできます。
建物との一体感を意識したデザインで、外観もスッキリまとまっていますね。

ガレージタイプ

モダンな外観に溶け込んだガレージタイプの駐車場。
助手席側の壁をあえて開けたデザインにすることで、ドアの開閉や出入りがしやすいよう工夫されています。
ガレージの横も駐車スペースなので、来客時も安心です。

 

車2台分の駐車場づくりは東宝ホームにお任せください

車2台を停めるなら、最低でも9坪ほどの広さが必要です。
ただし、建ぺい率や接道条件などの法的ルールをクリアしながら、使いやすく安全な駐車場をつくるには、土地や地域の特性に精通したプロの知識が欠かせません。

東宝ホームは、お客様の理想の住まいと、安全で使いやすい駐車場を両立させる最適なプランをご提案します。
土地の形状やご希望のライフスタイルなど、まずはお気軽にご相談ください。

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2025.11.28 09:00