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洗面台は2階にもつける?メリット・デメリットや判断基準を解説

家づくりを進める中で、「2階にも洗面台は必要?」「あまり使わないかも?」と悩む方も多いのではないでしょうか。

実際には「あってよかった!」と感じている方が多いようですが、自分にも当てはまるのかどうか不安ですよね。

そこで今回は、2階に洗面台を設置するメリット・デメリットや、あると便利な家庭について解説します。

おしゃれで使いやすい2階洗面台の施工事例も紹介しますので、ぜひ家づくりの参考にしてくださいね。

 

2階に洗面台を設置するメリット

2階に洗面台を設置すると、次のようなメリットがあります。

 

メリット1:2階で水を使うときに便利

手を洗うほかにも、2階で水を使う場面は意外と多いもの。たとえば、次のような場面で2階洗面台は役に立ちます。

・2階の部屋や廊下の拭き掃除
・ベランダ掃除
・加湿器の水を入れる
・観葉植物の水やり

このような2階で水が必要なとき、わざわざ1階まで取りにいかずに済むのはとても便利です。

家事の時短にもつながりますね。

 

メリット2:身支度する場所が増える

2階に洗面台を設置すると、身支度する場所が増えるのが大きなメリットです。

家の中に1つしか洗面台がないと、朝や就寝前には混み合う場面も多いですよね。

とくに家族の人数が多い場合や、洗面台でメイクをする家族がいる場合は、朝から揉めてしまうことも少なくありません。

身支度ができる場所が増えれば「今は1階が混んでいるから2階で…」など、家族が臨機応変に活用できるでしょう。

 

メリット3:2階のトイレに洗面台をつけずに済む

2階にトイレを設置する場合は、トイレの中に手洗い用の洗面台を設けるケースが多いです。

しかし、スペースの問題で洗面ボウルが小さくなることが多く、水はねしやすいのがデメリットです。

一方、2階のトイレ前に独立した洗面台を設置すれば、トイレのあとも大きな洗面台で手洗いできます。

お子さんが小さいうちは夜間のおむつ替えもあるので、1階まで行かなくても2階で手洗いできると便利ですね。

 

2階に洗面台を設置するデメリット

一方2階に洗面台を設置すると、次のようなデメリットがあります。

 

デメリット1:建築コストがかかる

2階に洗面台を設置する場合は、洗面台の本体価格のほかにも、配管工事費や電気配線工事費が必要です。

設置しない場合と比べると、家づくりにかかる費用は当然高くなってしまいます。

設備のグレードや大きさ・設置する位置などによってもコストは変わるため、予算を考えて検討しましょう。

 

デメリット2:設置するためのスペースが必要

2階の洗面台は、1階よりも小さめを選択する人が多いですが、半畳ほどのスペースはほしいところ。

その分ほかの空間が狭くなってしまうので、それでも設置したいかをじっくり考えることが大切です。

また配管の関係上、どこにでも設置できるわけではないので、ある程度間取りに制限が出る場合もあるでしょう。

 

デメリット3:掃除する場所が増える

2階に洗面台を設置すると、掃除する場所が増えるのもデメリットです。

トイレ掃除ほど大変ではありませんが、定期的な掃除は欠かせません。

掃除アイテムや洗剤・ハンドソープなどの補充にも、一手間かかるでしょう。

 

2階洗面台はどんな家庭におすすめ?

2階の洗面台にはメリット・デメリットがそれぞれありますが、次のような家庭なら後悔せず活用できると思います。

・家族の人数が多い
・身支度に時間のかかる家族がいる
・2階で過ごす時間が長い
・2階にバルコニーやベランダがある

ほかにも加湿器を愛用している家庭や、観葉植物を育てている家庭にもあると便利でしょう。

 

おしゃれで便利な2階洗面台の施工事例

東宝ホームが手がけた注文住宅で、2階にも洗面台を設置した事例を紹介します。

設置する場所やデザインなども参考にしてくださいね。

 

事例1:トイレ前に設置したシンプルな洗面台

2階トイレの前に、手洗いや歯磨き用のシンプルな洗面台を設置しました。

トイレ内に設置するタイプと比べると、水はねしにくく使いやすいサイズです。
正面の壁紙が汚れないよう、アクセントともなる優しい色合いのタイルを採用。

シンプルかつおしゃれな雰囲気になりました。

 

事例2:デザイン性の高い置き型タイプの洗面台

カウンターの上に置く「ベッセル型」の洗面ボウルは、デザイン性が高くおしゃれなのが魅力。

洗面ボウルの存在感が大きい分、鏡は厚みが出ないスタイリッシュなアイテムを採用しています。

タイルも個性的なデザインで、まるでインテリアの一部のよう!

お気に入りのテイストで合わせて、自分だけのセカンド洗面台をつくるのも素敵ですね。

 

事例3:空間に溶け込むおしゃれな収納付き洗面台

2階の居室とトイレの間に、壁付けタイプの洗面台を設置した事例です。

引き出し収納部分の色・円形の鏡の枠・ニッチ部分の木材・ライトなどをトータルコーディネイトして、”後付け感”のないおしゃれな洗面台に仕上げました。

 

事例4:寝室の一角に設置した洗面台

廊下やトイレ前に設置するケースが多い2階の洗面台ですが、こちらは寝室の一角に設置した事例です。

寝室で音楽や本を楽しんだあと、1階におりずに歯磨きできるので、寝る前の身支度が楽になります。

寝室の拭き掃除や観葉植物への水やりにも役立ちますね。

 

ライフスタイルに合わせて水回りのプランを立てよう

2階の洗面台には、身支度する場所が増える・掃除に役立つなどのメリットがあり、家族の多い家庭は便利に活用できるでしょう。

入居後にリフォームで増設もできますが、新築時よりも割高になるので、家づくりの段階でじっくり検討するのがおすすめです。

東宝ホームでは希望の使い方に合わせて、さまざまなプランをご提案していますので、ぜひご相談ください!

 

2022.12.27 14:54