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TOHOブログ
家の中を自動で掃除してくれるロボット掃除機。
ルンバをはじめとするロボット掃除機はとても便利ですが、リビングにそのまま置いていると存在感が気になりますよね。
「ルンバがあってもすっきりとした空間をつくりたい」
そんな願いを叶えてくれるのが「ルンバ基地」です。
最近では注文住宅を建てる際に、ルンバ基地を導入するご家庭も増えているんですよ。
本記事では「ルンバ基地」について、メリットやおすすめの設置場所を解説!
ルンバ基地の導入時の注意点や実際にルンバ基地を導入した施工事例も紹介するので、ルンバ基地の導入を検討している方はぜひ参考にしてくださいね。
仕事や外出などの不在時の掃除や家事の効率化として便利なルンバですが、置き場所や充電スポットの存在感に悩んだ経験はありませんか?
ルンバをベッドの下やソファーの下に置く方法もありますが、せっかく注文住宅を建てるのであれば「ルンバ基地」を設置するのはいかがでしょうか。
「ルンバ基地」とは、ルンバなどのロボット掃除機を収納しておくための専用スペースのこと。
ルンバをルンバ基地に収納すれば、視界にルンバが入らなくなり部屋がすっきりと片付きます。
「ルンバの上がホコリで汚れてしまう」といった悩みも解消されますよ。
ルンバ基地のメリットとして、以下の3つが挙げられます。
・部屋がすっきりとして見える
・ルンバにホコリが溜まりにくい
・デッドスペースを有効活用できる
それぞれ詳しく解説していきますね。
本体や充電スポットが大きいルンバ。
そのまま置いていると部屋の中で存在感を放ってしまいますが、ルンバ基地に収納しておくことで部屋をすっきりと見せてくれます。
部屋に剥き出しの状態で置いていると、ルンバにホコリが溜まってしまいますよね。
そうすると「ルンバのホコリを拭く」という家事が発生してしまいます。
ルンバ基地にルンバと充電スポットを収納すれば、ルンバにホコリが溜まりにくくなり家事をひとつ減らすことができるでしょう。
ルンバ基地をデッドスペースにつくれば、無駄になっていた空間を有効活用できます。
デッドスペースとなる場所のひとつに階段下がありますが、その階段下にルンバ基地をつくることも可能です。
他にもパントリーや、テレビ台の下などにルンバ基地をつくるケースもあります。
ここでは、ルンバ基地のおすすめ設置場所を紹介します。
意外なデッドスペースがルンバ基地になる場合もあるんですよ。
デッドスペースの代表とも言える階段下。
せっかく注文住宅を建てるのであれば、この階段下のデッドスペースをルンバ基地とし、空間を有効活用してみてはいかがでしょうか。
階段下をルンバ基地にするには、次の2つの方法があります。
・スケルトン階段を採用し、一番下のスキマに設置する
・階段下に収納スペースを設け、中に設置する
ただしスケルトン階段の一番下のスキマをルンバ基地とする場合、階段を降りている際にルンバが出てきて危険というデメリットもあるのでその点には注意してください。
パントリーとは、キッチン付近に設ける大容量の収納スペースのこと。
パントリーというと食品を保存するイメージが強いかもしれませんが、ルンバ基地にも適しています。
リビングやダイニングから見えにくい位置にパントリーを設ければ、すっきりとした空間になるでしょう。
汚れやすいリビング・ダイニングをメインに掃除してほしい方は、ルンバ基地はやはりリビングやダイニング内に設けるのがいいでしょう。
家具の下にルンバ基地を設置するケースなら、どのような間取りでも取り入れやすいですよ。
おすすめは、テレビボードや収納などの下です。
ルンバが入るような造作家具をお願いするのもいいですし、ルンバ対応のテレビボードや収納を購入するのもいいでしょう。
ルンバ基地をつくる際は、次の5つの点に注意しましょう。
・余裕を持ってスペースを確保する
・段差のない固い床の上につくる
・赤外線を妨げない場所につくる
・コンセントを設ける
・クリーンベースタイプのルンバを使う可能性を考慮する
ひとつずつ、詳しく解説します。
ルンバにぴったりの大きさでルンバ基地をつくると、充電スポットにうまくルンバが戻らない可能性があるので要注意。
ルンバ基地は、スペースに余裕を持ってつくりましょう。
詳しいサイズについては後ほど解説しますね。
ルンバ基地は、段差のない固い床の上につくりましょう。
段差がある場所やふわふわのラグの上に基地をつくると、ルンバが帰って来にくくなるので注意してください。
ルンバは赤外線を頼りに充電スポットに帰ってきます。
そのためルンバ基地の近くには、赤外線を妨げるような障害物を置かないこと。
他に赤外線を発するものがあると干渉してしまうので、周りにそのような機器を置かないようにするのもポイントです。
ルンバの充電にはコンセントが必要なので、ルンバ基地には必ずコンセントを設けましょう。
壁の側面に設けるとコンセントやコードが目立ってしまうので、コンセントは奥側に設けるのがおすすめです。
一般的なコンセントは縦型で設置されていますが、横向きにしてなるべく低い位置につけると省スペースに設置できますよ。
クリーンベースタイプとは、自動ゴミ収集機のついたルンバのこと。
充電スポットの高さが49cmあり、上のフタを開けるスペースも考えると基地の高さは約80cm程度が必要です。
はじめからクリーンベースタイプ用のルンバ基地をつくる場合は問題ありませんが、一般的なルンバに合わせてルンバ基地をつくると、クリーンベースタイプのルンバは入りません。
将来的に買い換えを検討している場合は、クリーンベースタイプに合わせたサイズでつくると安心ですね。
ルンバ基地をつくる際に注意すべきポイントのひとつに「余裕を持ってスペースを確保する」がありますが、「実際どのくらいのサイズでつくればいいの?」と悩みますよね。
ここでは、ルンバ基地に必要なサイズを解説しましょう。
まずは「ルンバ+充電スポット」のサイズを確認しましょう。
ルンバにはたくさんの種類がありますが、「クリーンベースタイプ」を除くとサイズに大きな違いはありません。
・高さ:約10cm
・幅:約35cm
・奥行き(充電スポットの厚み+幅):約40cm
ここから、ルンバ基地に必要なサイズを割り出してみましょう。
一般的なルンバの充電スポットの高さが10cm前後のため、最低でもルンバ基地には11cmの高さが必要です。
ただし高さは巾木やコンセントの高さも考えましょう。
巾木の上にコンセントを横向きに設置すると仮定した場合、巾木+コンセントの高さで大体15cm前後の高さがあると安心です。
ルンバの種類にもよりますが、本体の直径は大体35cm前後。
最低40cmの横幅を確保できれば、ルンバを問題なく収納できそうです。
充電スポットの厚みは、平均で5cm程度です。
ロボット掃除機の直径が35cm前後であることを加味すると、充電スポットと本体で最低40cm前後の奥行きが必要となります。
まとめると、ルンバ基地に必要なサイズは以下のようになります。
高さ15cm×幅40cm×奥行40cm |
ただし、これはあくまでも最低限のサイズです。
スペースに余裕があるのであれば、もう少しゆとりを持って設計するといいでしょう。
奥行きを広めに確保できれば、目線の高さからルンバが見えることなくすっきりしますよ。
また前述の通り、クリーンベースタイプのルンバは大きさが異なります。
ルンバ以外のロボット掃除機の基地をつくる場合も、きちんと採寸をおこなってからオーダーしましょう。
最後に東宝ホームが手がけた施工事例の中から、ルンバ基地を導入した事例を紹介します。
こちらのお宅では、階段下にルンバ基地を設けました。
デッドスペースである階段下にルンバ基地を設けることで、空間を有効活用。
扉を開けておけば、お掃除が終わったルンバが自動で基地に帰れます。
扉を閉めればすっきりと片付き、ルンバにホコリが溜まる心配がないのも嬉しいポイントです。
家の中をすっきりと見せ、スマートな暮らしを実現するルンバ基地。
ルンバ基地を導入することでルンバの存在感を減らし、ルンバを衛生的に収納できます。
段差がないほうがルンバが掃除しやすいので、ルンバ基地を視野に入れて家づくりをすると自然とフラットな広い空間づくりが叶えられますよ。
ぜひ東宝ホームで、ルンバ基地を想定した家づくりをはじめませんか?
ライフスタイルや理想に沿った最適な間取りを経験豊富なスタッフがご提案しますので、ぜひお気軽にお近くの展示場・モデルハウスにお立ち寄りください。