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シーリングファンのメリット・デメリットとは?効果的な使い方と選び方も解説

おしゃれなカフェやホテルの天井で、ゆったりと回るシーリングファン。
リゾートホテルや映画のワンシーン、さらに洗練されたインテリアの店舗で見かける優雅な姿に、憧れを抱く方も多いでしょう。

今回は、シーリングファンのメリット・デメリットについて、詳しく解説します。
効果的な使い方や選ぶときのポイントも紹介しますので、ぜひお気に入りのシーリングファンを見つける参考にしてください。

 

シーリングファンとは

シーリングファンとは、天井につける大きなファンのこと。
ファンを回して室内の空気をかきまぜ、室温のムラをなくします。
空気の流れを良くするだけでなく、照明を備えたタイプやインテリアのアクセントにするケースもあり、幅広い使い方が可能です。

 

シーリングファンのメリット

はじめに、シーリングファンの4つのメリットから見ていきましょう。

冷暖房効率がアップする

シーリングファンは一定のペースで空気をかきまぜるため、室内のすみずみにまで空調の風が行き渡り、冷暖房の効率がアップします。
設定温度も、低すぎたり高すぎたりせずに使えるので、節電にも効果的です。

カビや結露を防ぐ

室内のカビや結露は、空気の流れが悪くなり、湿度の高い空気が長時間留まり続けると発生します。
シーリングファンで空気の流れを作れば、湿気が溜まらずカビや結露を防げます。
窓を開けなくても空気の流れを良くできるので、梅雨などの窓が開けにくい季節にも活躍するアイテムです。

においを拡散させる

シーリングファンの作る空気の流れはにおいも拡散させるため、ホコリっぽいにおいや室内干しのにおいが気になりにくくなります。
特に吹き抜けには、あたためられた空気と共ににおいも溜まりやすいので注意が必要です。
吹き抜けの快適さを保つためにも、シーリングファンは欠かせません。

見た目をおしゃれにする

ホテルやリゾート地、カフェでも多く使われるシーリングファンは、設置するだけでぐんとおしゃれな空間を演出してくれます。
デザインも豊富で、天然木を使用したものから金属を使用したもの、照明を備えたものなどさまざま。
希望のインテリアテイストにあわせてシーリングファンを選べば、さらに雰囲気も高まるでしょう。

 

シーリングファンのデメリット

続いて、シーリングファンのデメリットを2つ紹介します。

掃除がしにくい

シーリングファンの設置場所は天井のため、掃除には専用のモップや脚立を用意しなければなりません。
日常的な掃除はホコリを拭う程度で十分ですが、難しければ掃除の専門業者への依頼で対応しましょう。

取り付け可能な天井が限られる

シーリングファンはシンプルなデザインのもので4~5kg、照明付きや羽が大きなものでは7~9kgと、それなりの重量があります。
そのため強度が低い天井には、シーリングファンの取り付けはできません。

また傾斜には設置できないタイプもあるので、勾配天井に設置する場合は必ず勾配天井対応のシーリングファンかどうか確認しましょう。

 

シーリングファンの効果的な使い方

シーリングファンの効果を高める、2つのポイントを紹介します。

吹き抜けに設置する

1つめのポイントは、吹き抜けに設置すること。
吹き抜けにシーリングファンを取り付ければ、溜まった熱を効率良く循環でき、室内の温度ムラを軽減できます。
特に吹き抜けに明り取りの窓を設置予定なら、外からの熱の影響を抑えるためにも、ぜひシーリングファンの設置を検討しましょう。

夏と冬で回転の向きを変える

シーリングファンは、夏と冬で最適な回転方向が異なります。

・夏:反時計回り
・冬:時計回り

夏は反時計回りにファンを回し、ファンから空気を送り出して上から下へ空気の流れを作ります。
熱をもって天井付近に溜まっていた空気は下に流れ、足元に溜まっていた冷気は壁に沿って上昇。
空気が適度に攪拌され、温度ムラが少なくなります。

反対に冬は、時計回りがおすすめ。
吸い上げられた空気は上部の暖まった空気とともに、壁に沿って包み込むように送り出されるため、暖房効率を改善できます。

季節によって回転の向きを変え、効果的に冷暖房を使いましょう。

 

シーリングファンを選ぶときのポイント

シーリングファンを選ぶときの、3つのポイントを紹介します。

照明の有り無しで選ぶ

シーリングファンを選ぶときは、まず照明付きか照明無しかを決めましょう。
アンティークやモダンなど、シーリングファンのデザインは非常に豊富。
選ぶ対象を絞り込むためにも、まずは照明の有り無しから決めていくのがおすすめです。

天井の高さにあわせて選ぶ

照明の有り無しを決めたら、天井の高さを考えましょう。
一般的な2m40cmの天井高の場合、通常のシーリングファンだと圧迫感が出やすくなります。
高さのある吹き抜けや勾配天井以外に取り付けるなら、薄型のシーリングファンがおすすめです。

羽の数や大きさで選ぶ

シーリングファンには、通常3~6枚の羽が使われています。
よく選ばれるのは3~4枚のタイプですが、5~6枚の枚数が多いタイプは断続的に細かい風が送れるため、風当たりを意識せずに過ごしやすいです。
なお羽の大きさは、設置場所に余裕があるなら直径1m以上、設置スペースが限られるときは直径1m未満で選びましょう。

 

シーリングファンを使った事例を見てみよう

ここからは、実際に東宝ホームでシーリングファンを使った事例を紹介します。
吹き抜けと勾配天井それぞれのケースを紹介しますので、参考にしてください。

吹き抜けに設置した事例

紹介事例:「映える家

こちらはリビングから続く吹き抜けに、シーリングファンを設置したケース。
窓を多く配し、広がりのある吹き抜けにあわせたオープン階段に、シーリングファンが良いアクセントになっています。
空気を循環させるだけでなく、おしゃれなインテリアとしても活用している事例です。

紹介事例:「猫と暮らす家
こちらのように窓の多い吹き抜けは暖かい空気が溜まりやすいため、シーリングファンは特におすすめです。
シーリングファンがあれば、吹き抜け横のスペースにも自然と空気の流れが生まれるので、熱もにおいも留まらず快適に過ごせます。

勾配天井に設置した事例

紹介事例:「時代と家族にあう平屋

こちらは傾斜のある勾配天井に、シーリングファンを設置したケース。
平屋では広がりのある勾配天井を希望される方が多く、シーリングファンも人気です。
平屋は2階建てと比べて室内の温度差は少ないですが、シーリングファンをつければさらに冷暖房の効率が良くなり、快適に過ごせます。

 

シーリングファンを使った家づくりは東宝ホームにおまかせ

シーリングファンは空気を循環させて冷暖房効率をアップさせるため、吹き抜けや勾配天井といった、開放感のある間取りで特におすすめの設備です。
しかしいくらシーリングファンで冷暖房効率を高めても、住宅そのものの断熱性能が低ければ、十分な効果は得られません。

東宝ホームは、希望を叶える間取りの提案だけでなく、高気密高断熱な住宅性能でお客様の理想の暮らしを支えています。
憧れのシーリングファンを取り付けた住まいが希望の方は、ぜひお気軽に展示場やモデルハウスにお越しください。
シーリングファンを活かす間取りだけでなく、大切な断熱性能についても詳しくご紹介いたします。

 

 

2024.01.29 09:00