間取りの自由度が高く、コストパフォーマンスもよい木造住宅。吸水性や吸湿性にも優れていて、四季のある日本の風土にぴったりな構造です。

一方で「木造住宅は防音性が低い」そんな話を耳にしたこともあるかもしれません。

そこで今回は、木造住宅の防音性や、家づくりにおける防音対策について解説します。

防音性の高い住まいで、音楽や映画を楽しむ暮らしを叶えた事例も紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね！

 

木造住宅の防音性は？

一般的な木造住宅は、鉄骨造や鉄筋コンクリート造に比べて防音性が低いといわれています。

「となりの部屋の話し声やテレビの音が気になる」「生活音が気になって熟睡できない」など、音のストレスを感じるという方も。

また防音性が低いことで問題となるのは、家の中だけではありません。

交通量の多い道路の近くに家を建てる場合は、外からの騒音で落ち着いて生活できない可能性があります。

反対に、家の中でお子様が騒ぐ声や楽器の音などが近隣へ聞こえてしまうのが気になることも。

快適に暮らせる木造住宅を目指すなら、防音性を意識することが大切です。

 

防音性を高める家づくりの方法

ほかの構造に比べると防音性の低い木造住宅ですが、近年は建築技術が向上しているので、木造でも防音性を高めることができます。

防音性を高める家づくりの工夫をご紹介してきましょう。

 

気密性を高める

木造住宅の防音性を高めるには、住まいの気密性を高めるのが効果的です。

気密性の低い家はあちこちに隙間がある状態なので、家の中の音が外へ漏れたり、外の音が家の中に響いたりします。

一方、気密性の高い家は建物に隙間がなく、音の出入りが少ないため、防音性を高められるのです。

気密性というと、室内の温度を一定に保ち、冷暖房効率を高める性能として注目されることも多いですが、防音性を高めるためにも重要な性能。

快適な室内環境で暮らすために、住まいの気密性を高めましょう。

 

断熱性を高める

気密性と同じく、断熱性を高めることで防音性も高められます。

とくに外張り断熱は、柱の外側から住まいをすっぽりと包み込むため、熱だけでなく音を遮る効果が高いのが特徴です。

断熱材の種類によっても防音性や遮音性の高い素材があるので、防音性を意識して住まいの断熱性にこだわってみてはいかがでしょうか。

 

ドアや窓の防音性を高める

住まいの基本性能だけでなく、音が出入りしやすいドアや窓の防音対策もしましょう。

【ドア】
住まいの開口部は、防音対策でとくに意識したい箇所。隙間からの音漏れを防ぐために、防音性の高い玄関ドアや室内ドアを選ぶのがおすすめです。

【窓】
窓もドアと同じく、音漏れの原因になりやすい場所。複層ガラスや防音ガラスを選び、気密性の高い樹脂サッシを採用することで防音効果を高められます。

 

自分でもできる！防音性を高める工夫

防音性を高める家づくりの方法をご紹介しましたが、もっと手軽にできる防音対策もあります。

・ドアの隙間や窓枠に遮音テープを貼る
・遮音カーテンをつける
・防音・防振効果のあるマットを敷く　など

実用的な防音対策グッズも販売されているので、「今すぐ防音対策をしたい！」という人は検討してみましょう。

 

暮らしをとことん楽しめる！防音性の高い木造住宅の事例

ここからは、防音性の高い東宝ホームの住まいをご紹介します。

家族や近隣に気を使わず、趣味の音楽や映画をとことん楽しむ暮らしをイメージしてみてくださいね！

 

事例1：周囲に気兼ねなく音を楽しめる家

エレクトーン・ピアノ教室を開かれているF様邸。

「周りを気にすることなく音を出したい」とのご要望で、約8帖の一室を音楽教室として仕上げました。

F様は当初「大がかりな防音室は手間も費用もかかるのでは」と心配されていましたが、実際に音量の実験をしたうえで、近隣を配慮した間取りをご提案。

「想像していたほど手間も費用もかからずに音楽教室が実現して、とても感動しています」とのお声をいただきました。

 

事例2：時間を気にせずに趣味を楽しむシアタールーム

お仕事が忙しいM様ご夫婦。

時間を気にせずに、自分のライフスタイルに合わせて趣味を楽しむ暮らしを叶えるため、9帖のシアタールームを設けました。

豊かな音を大音量で楽しむために、防音ドアや防音材などを施工。

ウーハーなど、音響にもとことんこだわっています。

近隣への配慮はもちろん、家族にも気兼ねせず好きな時間に映画を楽しめる空間が実現しました。

 

事例3：防音性の高い家で叶える音楽のある暮らし

33坪の狭小地に、インナーガレージと音楽スタジオを設けたY様邸。

東宝ホームの家は防音性の高い基本性能のため、防音対策をしつつ大きな開口部を設けることも可能です。

愛車を眺めながら、趣味の音楽を存分に楽しめる空間が完成しました。

またY様邸は、角地で住まいの2面を車が通る環境。LDKを2階、居室を3階に配置することで、人目を気にせず落ち着いてくつろげる空間に仕上げました。

 

防音性の高い木造住宅なら東宝ホームへ！

ほかの構造と比べ、防音性が低いといわれる木造住宅。

けれども、気密性や断熱性を高め、壁や窓などを工夫することで、防音性の高い木造住宅を建てられます。

『外断熱・高気密』の東宝ホームは、標準仕様で防音性の高い家。

周りを気にすることなくお子さんを思う存分遊ばせてあげたいご家庭や、音楽や映画をとことん楽しみたい方は、ぜひご相談ください！

東宝ホームには宿泊体験展示場があり、楽器を持ち込んで音漏れをチェックしていただくこともできます。

防音性能が気になる方は、モデルハウス見学や宿泊体験などをぜひご活用ください♪