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東宝ホーム 本社コラム蓄電池の導入はやめたほうがいい?後悔しないためのポイントを徹底解説!

蓄電池の導入はやめたほうがいい?後悔しないためのポイントを徹底解説!

電気代の高騰や災害への備えとして注目される「家庭用蓄電池」。
しかし「初期費用が高い」「元が取れるのか不安…」といった声も多く、「やっぱりやめたほうがいいかな?」と導入を迷っている方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、蓄電池のメリット・デメリットについて解説します。
蓄電池の導入がおすすめの家庭や後悔しないためのポイントも解説しますので、ぜひ参考にしてくださいね!

蓄電池とは?

まずは蓄電池とは何か、また混同されやすい太陽光発電との関係性について見ていきましょう。

蓄電池とは?

蓄電池とは、電気を蓄えて必要な時に使える設備のことです。
家庭用の大容量バッテリーと考えると分かりやすいでしょう。
蓄電池単体で設置することもできますが、太陽光発電と組み合わせて使われることが多いです。

太陽光発電とは?

太陽光発電は、太陽の光を利用して電気をつくる設備です。
日中の太陽光がある時間帯のみ発電が可能で、夜間など太陽の光がない時は発電できません。
発電できない時は、電力会社から電気を買うことになります。

「太陽光発電+蓄電池」で電気を効率よく活用できる

「電気をつくる」太陽光発電と「電気を貯める」蓄電池。
この2つを組み合わせることで、より効率的な電力利用が可能になります!

具体的には、昼間に太陽光発電でつくった電気を蓄電池に貯めておけば、夜間や雨の日でも、その電気を使って生活できるように。
つまり、電力会社から買う電気の量を大幅に減らすことができるんです!

蓄電池を導入するメリット

ここでは、蓄電池を導入するメリットについて詳しく見ていきましょう。

電気代を節約できる

家庭用蓄電池には、太陽光発電でつくった電気だけでなく、電力会社からの電気も貯めることができます。
そして電気代は、昼間は高く、夜間は安く設定されていることが多いです。
蓄電池を単体で設置する場合、この安い夜間電力を蓄電池に貯めて、電気代の高い昼間に使うことで電気代を節約できます。

太陽光発電と組み合わせた場合は、昼間に太陽光でつくった電気を貯めて夜に使えるので、電力会社から買う電気量を大幅に減らせて、さらに高い節約効果が期待できますよ。

災害時に電力を使える

蓄電池があれば、停電時でも電気を使用することができます。
冷蔵庫や照明、スマートフォンの充電など、最低限の生活を維持できるのは大きな安心につながるでしょう。

CO2削減に貢献できる

再生可能エネルギーを有効活用することで、CO2削減に貢献できます。
「地球にやさしい暮らしをしたい」という方にもおすすめです。

卒FIT後は電気を無駄なく使える

太陽光発電を設置した家庭は、FIT制度(固定価格買取制度)により、最初の10年間は国の決めた高い価格で電気を売ることができます。
しかし10年が過ぎると、「卒FIT」といって電気を売る価格が大幅に下落。
余った電気を売るよりも、蓄電池を利用して自分の家で使った方がお得になります。

蓄電池を導入するデメリット

メリットだけでなく、デメリットもしっかり理解しておきましょう。

初期費用が高い

蓄電池を導入する最大のハードルは、高額な初期費用です。
容量や機能によって価格は変わりますが、100〜300万円程度の費用がかかります。

寿命があり、交換費用がかかる

蓄電池は永久に使えるものではなく、約10年〜15年で寿命がきます。
寿命に応じた買い替え費用も、あらかじめ考慮しておくべきでしょう。

必ずしも電気代が安くなるとは限らない

蓄電池を設置しても、期待したほど電気代が安くならない場合があります。
例えば、昼間在宅時間が長い家庭では太陽光発電の電気をその場で使ってしまうため、蓄電池に貯める余裕がありません。
また、元々電気代が安い家庭では削減できる金額が限られるでしょう。

停電時に全ての電気をカバーできるわけではない

蓄電池には「特定負荷型」と「全負荷型」の2種類があります。

・特定負荷型・・・あらかじめ決めた設備しか使えない
・全負荷型・・・家全体で電気を使えるが、電気の量に限りがある

蓄電池があっても、停電時にすべての電気をカバーできるわけではありません。
停電への備えが目的なら、蓄電池だけでなく発電機やポータブル電源なども比較して、自分に合った方法を選ぶことをおすすめします。

蓄電池導入がおすすめの家庭

蓄電池にはメリットだけでなくデメリットもあり、すべての家庭におすすめというわけではありません。
ここでは、蓄電池の導入に向いているケースを見ていきましょう。

太陽光発電のFIT期間終了を迎える家庭

前述の通り、卒FIT後は売電価格が大幅に下がるため、余った電気を自分の家で使った方がお得になります。
そのためFIT期間が終了する家庭では、蓄電池の導入検討をおすすめします。

災害への備えを重視する家庭

地震や台風などの自然災害が多い日本では、停電対策として蓄電池を導入するご家庭が増えています。
特に、小さなお子様や高齢者がいるご家庭では心強い存在になるでしょう。

電気を自給自足したい家庭

太陽光パネルと蓄電池を組み合わせれば、ほとんど電気を買わない生活も可能になります。
電力会社に頼らず、自分の家で電気を完結させたい方におすすめです。

蓄電池の導入で後悔しないためのポイント

最後に、蓄電池を導入する際に押さえておきたいポイントを紹介します。
大きなお買い物となるため、後悔のないように計画を進めていきましょう。

ポイント1.蓄電池で元が取れそうかシミュレーションする

蓄電池は高額な買い物。
後悔しないためには、蓄電池の導入で本当にお得になるのか計算してみることが大切です。
ご家庭の電気使用状況や太陽光発電の有無によって効果は大きく変わるため、業者に詳しいシミュレーションを依頼することをおすすめします。

ポイント2.適切な容量を選ぶ

蓄電池の容量は、家庭の電力使用量に合わせて選ぶことが大切です。

<蓄電池容量の目安>
・2人家族:4〜6kWh
・3〜4人家族:6〜8kWh
・5人以上の家族:最低8〜10kWh、停電時に生活の質を保つためには12〜15kWh

容量が少なすぎると必要な電気が足りず、多すぎると無駄なコストがかかってしまうので注意しましょう。

ポイント3.導入のタイミングを考える

蓄電池は、新築時と後付けで導入のタイミングを選ぶことができます。

メリット デメリット
新築時
  • 住宅ローンに組み込める
  • 外観の美観を損ねない配置にできる
  • 初期費用が高くなる
  • 実際の電気使用量がわからず容量選択が難しい
後付け
  • 初期費用を抑えられる
  • 実際の電気使用量を把握した上で適切な容量を選べる
  • 住宅ローンに組み込めない
  • 外観の美観を損ねる可能性がある

それぞれメリット・デメリットがあるため、ご家庭の状況に合わせて検討しましょう。

ポイント4.補助金の有無を確認する

蓄電池の導入には、国や市からお金の補助が出る場合があります。
蓄電池が安く買える可能性があるので、導入前には最新の制度を必ず確認しましょう。

ポイント5.太陽光発電との併用を検討する

太陽光パネルと蓄電池を組み合わせると、電力会社から買う電気を大幅に減らせるため、電気代の節約効果が格段に高くなります。
蓄電池の導入を考えている方は、太陽光パネルも一緒に検討してみることをおすすめします。

蓄電池の導入について相談するなら「東宝ホーム」へ

蓄電池は高額な投資ですが、使い方次第で大きなメリットをもたらす設備です。
特に太陽光発電と一緒に使うと効果が高くなるので、導入する場合は新築時に両方まとめて検討することをおすすめします。

「太陽光パネルって高そう…」と心配な方もいらっしゃるかもしれませんが、東宝ホームでは初期費用を抑えられる「ゼロソーラー」をご用意しております。
蓄電池や太陽光パネルに興味のある方は、下記よりご予約の上、お近くの展示場・モデルハウスでお気軽にご相談ください。

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2025.09.15 09:00