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東宝ホーム 本社コラム吹き抜けなしのリビング階段とは?メリット・デメリットと実例を紹介

吹き抜けなしのリビング階段とは?メリット・デメリットと実例を紹介

近年の住宅設計で人気を集めている「リビング階段」を取り入れた間取り。
そんなリビング階段を検討する際に重要なのが、「吹き抜け」をつけるかどうかという点です。
開放的な雰囲気を求めて吹き抜けを採用する方もいれば、実用性を重視して吹き抜けを設けない選択をする方もいます。

今回は「吹き抜けなし×リビング階段」に焦点を当て、そのメリットや暮らしやすさについてご紹介します。
東宝ホームの事例も紹介するので、リビング階段を検討中の方はぜひ参考にしてくださいね。

 

リビング階段とは?吹き抜けあり・なしの違い

はじめにリビング階段の特徴と、吹き抜けあり・なしによる違いについて見てみましょう。

リビング階段とは

リビング階段とは、家族が集うリビングに直接階段を設置する間取りのこと。
従来の玄関ホールや廊下に配置された階段とは異なり、日常の動線上に階段があるのが特徴です。

上下階の移動にはリビングを通ることになるため、「おはよう」「おかえり」などの挨拶が自然と交わされ、家族の存在を感じられる温かな住まいになります。

リビング階段のメリットやデメリットについてより詳しく知りたい方は、ぜひこちらの記事もご覧ください。
>>【実例あり】リビング階段って実際どうなの?メリット・デメリットを紹介

吹き抜けありとなしの違い

リビング階段を計画する際に注目したいのが、「吹き抜け」の有無です。
それぞれの特徴を理解し、ライフスタイルに合った選択をしましょう。

◆吹き抜けあり

階段とリビングの上に当たる2階部分の床が存在せず、その分の空間が1階から見上げられる大きな開放空間になっている間取りのこと。
吹き抜けの広さは設計によってさまざまで、リビング全体が吹き抜けのケースもあれば、階段周辺だけが吹き抜けになっているケースもあります。

特徴は、圧倒的な開放感とデザイン性の高さ。
一方で、気密性が担保されていない性能や室内空気環境に考慮しない建築会社の施工する建物の場合、冷暖房の効率が下がったり、音やニオイが家中に広がったりしやすいというデメリットもあります。

◆吹き抜けなし

リビングに階段は設置されているものの、1階と2階の間に通常の天井がある間取りのこと。
家族のつながりを確保しながらも、天井があることで生活音が響きにくく、また吹き抜けありのリビング階段に比べて室温も一定に保ちやすくなります。

実用性とデザインのバランスを取りたい方には、吹き抜けなしのリビング階段がおすすめです。

 

吹き抜けなしのリビング階段のメリット

ここでは、吹き抜けなしのリビング階段にするメリットを具体的に見てみましょう。

2階の床面積を確保できる

吹き抜けを設けないことで、2階の床面積を最大限に活用できます。
成長する子どもの個室や書斎、収納スペースなど、ライフステージの変化に合わせた柔軟な間取りプランが可能に。
特に都市部の限られた敷地では、この「無駄のない空間活用」が住まいの可能性を広げます。

冷暖房の効率がよい

吹き抜けなしの構造は、冷暖房の効率を大幅に向上させます。
夏や冬も快適な室温を保ちやすいうえ、エアコンなどの冷暖房機器への負担も軽減。
結果として光熱費の削減にもつながり、長い目で見た際の家計への優しさも魅力のひとつです。
リビング階段の入り口にドアやカーテンを設けると、より快適に過ごせます。

生活音が響きにくい

吹き抜けを設けると音が上下階に響きやすくなり、生活音が気になることも。
一方で吹き抜けなしのリビング階段では、家族のつながりを確保しつつ、音の干渉を最小限に抑えられます。

互いの生活音を気にせず在宅ワーク・勉強などに集中したり、リビングや2階の個室で静かに過ごしたりできるでしょう。

ニオイが2階に上がりにくい

リビングに吹き抜けがあると、調理中のニオイが家中に広がってしまうことがあります。
一方吹き抜けなしのリビング階段なら、ニオイが家全体に広がりにくくなります。

就寝前の夜食や朝食の準備などでも、2階で眠る家族にニオイが届きにくいため、互いの生活リズムや活動時間を妨げることなく快適な暮らしが可能になるでしょう。

 

吹き抜けなしのリビング階段のデメリットとその対策

吹き抜けなしのリビング階段を検討する際は、デメリットも押さえておきましょう。
合わせて対策も紹介するので、ぜひ参考にしてくださいね。

採光は得にくい

吹き抜けありのリビング階段は、2階部分に高窓を設けることができます。
その場合、高窓からたっぷりと日差しが降り注ぐ、明るいリビングになるでしょう。

その点、吹き抜けなしのリビング階段では、2階から1階への採光が制限されます。

<対策>
方角や周辺環境に問題がない限り、吹き抜けがなくても一般的には十分な日射量の確保が可能です。
リビングが暗くなりそうな場合は、南向きに大きな窓を設けるなどして工夫するとよいでしょう。

リビングの窓選びについては、ぜひこちらの記事もチェックしてくださいね!
>>リビングの窓にこだわりたい!種類別の特徴や大きさによる注意点を詳しく解説

開放感は得られにくい

リビング階段と吹き抜けの組み合わせは縦方向に空間が広がり、視覚的にゆとりを感じられます。
一方吹き抜けがない場合は、その開放感やデザイン性は限られてしまいます。

<対策>
吹き抜けによる縦方向の開放感は得られませんが、水平方向の広がりを意識した設計により、吹き抜けなしでも十分なゆとりのある空間を作ることは可能です。
天井高を少し高めに設定したり、リビングダイニングを広めに確保したりして、圧迫感のない居心地の良い空間を作り上げましょう。

 

事例で紹介|実用性とデザイン性を兼ね備えた吹き抜けなしリビング

最後に、東宝ホームの建築事例の中から、吹き抜けなしのリビング階段がある素敵な住まいを紹介します。

事例1.デザイン&動線も抜群な吹き抜けなしのリビング階段

ホワイトと木目をベースに、ブラックとゴールドをアクセントとした上品なリビング空間。
階段は、下段をブラックで引き締めつつスケルトン構造で軽やかさを出し、上段はホワイトで空間に溶け込ませるという洗練されたデザインが素敵です。

玄関からリビングに入り、すぐに階段で2階へと上がることができ、動線にも無駄がありません。

事例2.木のぬくもりに包まれる吹き抜けなしのリビング階段

床材から建具、階段に至るまで無垢材をふんだんに使用した住まいです。
吹き抜けなしのリビング階段と相まって、家族を優しく包み込むような安心感のある空間を実現しました。

ホワイトの天井とシンプルなダウンライトで、すっきりとした印象に。
リビング階段のデザインや色使いも木目×ホワイトでLDK部分と統一されており、空間がより広く見えますね。

 

「吹き抜けなし×リビング階段」の住まいは東宝ホームにお任せください

「吹き抜けなし×リビング階段」は、日々の暮らしの快適さとデザイン性を両立させたい方におすすめの間取りです。
東宝ホームでは、お客様のライフスタイルに合わせた理想の「吹き抜けなし×リビング階段」をご提案いたします。
東宝ホームの住宅性能や間取りのデザインをご覧になりたい方は、ぜひお近くの展示場・モデルハウスにご来場ください。
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2025.05.09 09:00