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東宝ホームの家づくりやお役立ち情報をご紹介します。
リビングや玄関に上着やカバン、子どもの教科書や仕事道具など、家族それぞれの持ち物が散らばって整理整頓が追いつかない……とお悩みではありませんか？
そんな悩みを解決するのが、家族一人ひとりの私物を一つの場所で管理できる「ファミリーロッカー」という収納方法です。
最近では子育て世帯を中心に、このファミリーロッカーを取り入れる家が増えています。
そこで今回は、ファミリーロッカーのメリット・デメリットと設置のポイントを解説。
おすすめの設置場所についても解説するので、ぜひ最後まで目を通してくださいね。
ファミリーロッカーとは、家族みんなの私物を個別に収納できる、いわば「自宅の中の個人ロッカー」です。
学校や職場にあるロッカーをイメージしていただくと分かりやすいでしょう。
収納の内部に仕切りを設けて、家族一人ひとりの専用スペースとして使用します。
家族の物を1ヶ所にまとめるのであれば、「ファミリークローゼットと同じでは？」と考える方も多いかもしれません。
確かにどちらも家族の持ち物を収納するスペースですが、構造や使い方が大きく異なります。
まずファミリークローゼットは、人が入って歩けるほどの広さがある大型の収納スペースです。
家族全員で共有して使用するのが一般的で、季節家電やアウトドア用品など、大きな荷物も収納できます。
一方、ファミリーロッカーは学校のロッカーのように、一人ひとりが専用のスペースを持つのが特徴です。
制服やスーツといった外出着はもちろん、学用品や仕事道具、趣味の道具など、日常的に出し入れする私物を収納するのに適しています。
まずは、ファミリーロッカーの4つのメリットから見ていきましょう。
帰宅時に着ていたアウターやバッグ、帽子などの小物は、自室まで持って行くのが面倒でついその場に置きっぱなしにしてしまいがちですよね。
その点玄関近くやリビングにファミリーロッカーがあると、帰宅後すぐに私物を収納できるようになります。
自然と収納する習慣が身につくため、リビングや玄関も綺麗に保てるようになるでしょう。
ファミリーロッカーは、衣類以外に、ノートパソコンや書類、手芸道具、習い事の道具など、仕事や趣味関係の私物管理にも便利です。
リビングに設ければ必要な時にすぐ取り出せて、使った後もサッと片付けられますよ。
ファミリーロッカーを設けることで、子どもが自分の持ち物を自主的に管理できるようになるという嬉しいメリットも。
親の目の届く共有スペースに設置することで、整理整頓の様子を見守りながら、必要に応じてアドバイスすることもできます。
外出時の持ち物をファミリーロッカーに収納し、出かける前に必ずロッカーに立ち寄る習慣をつければ、忘れ物の心配も減ります。
また家族それぞれの私物の定位置が決まっているため、「あれ、どこに置いたっけ？」と探し回る時間も少なくなるでしょう。
ファミリーロッカーをつくる際は、メリットだけでなくデメリットも把握しておくことが大切です。
ファミリーロッカーの設置には、ある程度の広さが必要です。
家族一人ひとりの収納スペースを確保するため、コンパクトなサイズでも、最低1畳はスペースを確保しなけらばなりません。
廊下や洗面所など限られた空間に設置すると、通路や生活スペースが狭くなってしまう可能性もあるため注意してください。
せっかくファミリーロッカーをつくっても、使い勝手が悪いと次第に使わなくなってしまう可能性もあるので要注意！
人によって使いやすい収納方法は異なるため、棚の位置やハンガーパイプの有無など、家族一人ひとりの使い方に合わせた内部デザインを考えましょう。
造作収納でファミリーロッカーをつくると、空間にぴったり収まるサイズで仕上がる一方で、後からの変更が難しくなります。
子どもの成長や家族構成の変化で収納ニーズが変わることも考えられるため、可動棚を採用するなど、ある程度融通が利く設計にすることをおすすめします。
ファミリーロッカーのおすすめ設置場所は、「玄関・リビング・階段下・洗面所」の4ヶ所です。
それぞれの場所に設置すると、どのような使い方・動線になるのかイメージしてみましょう。
帰宅時や外出時の動作がスムーズになる玄関近くは、ファミリーロッカーの定番の設置場所です。
外出着やカバンに付着した花粉やほこりをリビングに持ち込む心配もなく、衛生面から見てもぴったりの設置場所といえるでしょう。
家族みんなで使うファミリーロッカーは、家族が集まるリビングに設置するのもおすすめ。
リビングで宿題や仕事をする場合、出し入れがしやすくて便利ですし、リビングの散らかりも防ぎやすくなるでしょう。
リビングにあると立ち寄る頻度が多くなるので、自然とコミュニケーションも増えますよ。
私物を収納するスペースは、なるべく家族以外の人に見られたくないという場合もあるでしょう。
そんなときは、お客様の目が届きにくい洗面所周りに設けるのがおすすめです。
身支度の際の動線もスムーズで、私物も帰宅後の手洗いついでに収納できますよ。
階段下のデッドスペースを活用して、ファミリーロッカーを設置するのもアイデアです。
階段下は生活動線上にありながら、新たなスペースを取る必要がないため、家の限られた空間を有効活用できます。
せっかくファミリーロッカーをつくるのであれば、使い勝手のいいものにしたいですよね。
ここからは、使いやすいファミリーロッカーをつくる7つのポイントをご紹介します。
1人用のロッカーサイズは、幅30〜50cm×高さ160〜190cm×奥行き45〜60cmが一般的な目安です。
しかし、実際に収納する物の量や大きさは人によって異なります。
使いやすいファミリーロッカーにするためには、一般的なサイズを参考にしつつ、家族一人ひとりが収納したい物を把握した上で、適切なサイズを決めることが大切です。
ファミリーロッカーは、ハンガーパイプと棚を組み合わせてつくられるのが一般的です。
しかし、衣類をハンガーにかけない場合は棚のみのロッカーにしてもよいでしょう。
棚の高さを変えられる可動棚にすれば、ランドセルやA3サイズの参考書など、入れたい物の大きさに合わせて無駄のない収納をつくれますよ。
ファミリーロッカーをつくるにあたって、どこに設置しようか迷いますよね。
家族みんなが使うスペースとなるので、帰宅時や外出時に自然と立ち寄れる場所、つまり生活動線上に設置するのがおすすめです。
間取りを見ながら、動線を具体的にイメージして、適切な場所を見つけましょう。
ファミリーロッカーは収納としての機能性だけでなく、インテリアの要素としても考える必要があります。
素材や色味は、置く空間の内装やインテリアとの統一感を意識して選びましょう。
例えばモダンテイストな内装であれば無彩色を、北欧風ならグレーやナチュラルブラウンなどを使うと、バランスのとれた仕上がりになります。
オープンな収納にするか、扉付きにするかも重要なポイントです。
扉のないオープンなデザインにすると、どこに何が置かれているのかが一目でわかるので、出し入れしやすくなります。
ただしきっちり整理整頓しておかないと、生活感が出てしまう欠点も……。
整理整頓が苦手な方や生活感を隠したい場合は、扉やカーテンを付けるのがよいでしょう。
ファミリーロッカー内にコンセントを設置すると、スマートフォンやタブレット、ワイヤレスイヤホンなどの充電スポットとしても活用できます。
「充電するならここ」と決めておけば、機器の置き場所に迷うことなく、充電忘れも防げますよ。
ファミリーロッカーは、家族それぞれの私物を1ヶ所にまとめながら、個別に管理できる便利な収納設備です。
生活動線上に設置すれば、移動のついでに出し入れができ、リビングや玄関の散らかりも防げるでしょう。
ただし使い勝手の良いファミリーロッカーにするためには、設置場所や収納のサイズ・タイプなど、さまざまな要素を考慮しなければなりません。
そのためファミリーロッカーを採用する際は、プロのアドバイスを受けることをおすすめします。
注文住宅にファミリーロッカーを設けたい場合は、東宝ホームにご相談ください。
ファミリーロッカーの設置場所や収納プランについて、具体的なご提案をさせていただきます。
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2024.12.23 09:00 
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