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東宝ホーム 本社コラム住宅見学会ではどこを見るべき?後悔しない人が見ているポイント・質問とは

住宅見学会ではどこを見るべき?後悔しない人が見ているポイント・質問とは

建売住宅とは違い、購入前に建物の完成形を見られない注文住宅。

プロに設計を頼むとはいえ、「イメージ通りの家が建つかな?」という漠然とした不安もあるのではないでしょうか?

そんな不安を解消するイベントが、実際にそのハウスメーカーで建てた方の家を見られる「住宅見学会」です。

モデルハウスとは違って現実的な広さやグレードの家を見ることができ、自分たちの家づくりがグッとリアルに感じられますよ。

しかしなんとなく見学するだけだと、「素敵な家だったね」という感想だけで終わってしまうことも。

今回は住宅見学会を家づくりにしっかりと活かすにはどこを見るべきか解説します。質問事項や事前準備についてもまとめたので、参考にされてくださいね。

 

住宅見学会で見るべきポイント

住宅見学会では写真や図面からは分からないような情報を体感できます。間取りや設備、内装など、以下のような視点で見ると、きっとたくさんの収穫があるはずです。

 

見るべきポイント1:間取りと動線

まずは実際に生活しているところをイメージしながら、お部屋の配置や広さを確認しましょう。

例えば「家に帰ってきたらここに荷物を置いて、洗面室で手洗いや着替えを済ませ、リビングへ行くんだな」と想像しながら見ると、「玄関横に洗面所があると、帰宅後すぐに手を洗えてよさそう」「脱いだコートやカバンを置ける収納がほしい」など色んな発見があるかもしれません。

家事動線もチェックしておきたいポイント。

「夫婦で料理したいから、キッチンはもう少し広いほうがいいな」「料理をしながら洗濯やお風呂掃除をすることが多いから、キッチンと洗面はもう少し近いと便利そう」など具体的に家事の流れをイメージしながら見学するのがコツです。

 

見るべきポイント2:設備・内装・外装のグレード

キッチン・浴室・洗面・トイレなどの設備は、そのメーカーの「標準仕様」か「オプション」かを確認しながら見学しましょう。

例えばキッチンがとても素敵で気に入ったとしても、何十万と追加料金がかかるようであれば簡単には採用を決められませんよね。

ぜひ担当者に標準仕様との違いや、オプションの内容などを聞いてみてくださいね。

内装(床・壁など)や外装(外壁・屋根など)も同様です。

例えば同じフローリングでも、無垢なのか合板なのか、樹種は何かなどによって価格は変わってきます。

どこまでが標準仕様なのか、きちんと確認しましょう。

 

見るべきポイント3:隣家との距離や日当たり

隣家との距離感や日当たりを体感できるのも、住宅見学会ならでは。「敷地に対する建物の配置はどうなっているのか?」「窓のつくり方は?」なども見ていただきたいポイントです。

同じ広さの空間でも、窓のとり方や天井の高さ、使われている内装材など色んな条件によって雰囲気は大きく変わってきます。

ハウスメーカーの設計力が問われる部分なので、ぜひ住宅見学会では意識して見てみてください。

 

見るべきポイント4:構造や断熱材

住まいの断熱性能や耐震性能を詳しく知りたい方は、建築途中に行われる「構造見学会」に参加されるのもおすすめです。

完成すると隠れてしまう土台や骨組み、断熱材などを見ながら、そのハウスメーカーの工法や施工ルールについて詳しく話を聞くことができます。

例えば「どの断熱材を使っているのか?」は話を聞くだけで分かりますが、「断熱材にすき間ができないよう、どのような工夫をしているのか?」といった細かい部分までは、実際に現場で見ながら話を聞かないとなかなか分からないものです。

他にも、地震対策や防虫防腐処理、湿気対策、気密シートの張り方など、そのハウスメーカーがこだわっている部分について聞いてみてください。

 

住宅見学会で確認しておきたい質問

住宅見学会にはハウスメーカーの担当者や設計士が付き添い、その建物について詳しく説明してもらえます。

次のような項目について質問すると、より家づくりについてイメージしやすいですよ。

 

見学会で確認したい質問1:家や土地の広さはどのくらい?

最初に家や敷地の広さが何坪くらいあるのか、質問しておきましょう。

なかなか「30坪、40坪」と聞いてもピンとこないものですが、実際の家の大きさを体感しながら比べることで、自分たちの家としてちょうどいい広さがイメージできるようになります。

また、リビングや子供部屋など各部屋の広さも聞いてみると、家づくりに役に立つかもしれません。家具を置いたところを想像しながら、どのくらいの広さがあれば良いのか考えてみましょう。

 

見学会で確認したい質問2:お施主様の家族構成や生活は?

どんな方が住む家なのか知ったうえで見学すると「どうしてその間取りや設備を選ばれたのか?」をより想像しやすくなります。

例えばお子さんの人数が年齢が近ければ、部屋数や収納の広さなど参考になる部分も大きいですよね。

また趣味や働き方を聞いておけば「アウトドアが趣味だから玄関収納が広いのか」「共働きだったら室内干しスペースが必要だよね」など設備の意味合いもイメージしやすいはず。

お施主様の情報はプライバシーにも関わってくるので、どこまで聞けるかはケースバイケースですが、問題ない範囲で教えてもらいましょう。

 

見学会で確認したい質問3:お施主様のこだわりは?

お施主様はどのような希望を持って家を建てられたのかについても聞いてみましょう。

自分たちでは思いつかなかったようなアイディアをもらえるかもしれません。

また「その希望についてどのような設計で解決したか?」という話を聞くことで、ハウスメーカーの設計力や提案力も推し量ることができます。

また、家づくりで苦労したエピソードを聞いてみるのもおすすすめ。

ハウスメーカーの対応力や、家づくりに対する熱意を垣間見ることができます。

 

住宅見学会で後悔しないための事前準備

せっかく時間をとって参加する住宅見学会。たっぷりと情報を得て、有意義な時間にするためにも、ぜひ当日までに次のような事前準備をしておきましょう。

 

事前準備1:ハウスメーカー情報の下調べ

家づくりの工法や使っている部材は、ハウスメーカーによってさまざまです。

住宅見学会へ行く前に、その会社のコンセプトや標準仕様などを予習しておくと、見学がスムーズに進むでしょう。

他のハウスメーカーとの違いについて調べておくのもおすすめです。

こういった基本的な情報は、ハウスメーカーのホームページやカタログ等で調べることができます。

 

事前準備2:理想の家や費用感のイメージ

どんなマイホームを建てたいのか、ある程度のイメージを持っておくことも大切です。

住宅見学会へ行く前に「リビングは家族で座れるような大きなソファを置きたい」「子供部屋は2部屋ほしいよね」など、理想の家づくりについてご家族で話してみてください。

理想の家がイメージできていると、住宅見学会では「うちのリビングはもう一回り広さがいるな」「広い子供部屋をあとから区切るのもよさそう」など比較しながらイメージを膨らませることができます。

 

事前準備3:質問事項や見るポイントのリスト化

いざ会場へ行くと大切な質問を忘れてしまったり、見るべきポイントを見落としたりすることも珍しくありません。

あとから「あれも聞けばよかった!」ということのないよう、質問事項や見るポイントはリスト化しておかれると良いでしょう。

当日もメモを取りながら見学すると、いざ家づくりが始まったときに役立ちますよ。

 

さいごに

住宅見学会はそのハウスメーカーが建てたリアルな家を見ることができる貴重な機会です。

家の設備やデザインはもちろん、ハウスメーカーの家づくりに対する姿勢やこだわりについても垣間見えるでしょう。

ぜひ今回ご紹介したようなポイントを思い出して、ご自身の家づくりに活かしてくださいね。

2021.06.28 17:46