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「玄関アプローチって、どうやって決めればいいの?」
「おしゃれにしたいけど、何から考えたらいいかわからない…」
マイホームの外構を考えるとき、こんな疑問を感じたことはありませんか?
玄関アプローチは“家の第一印象”を決めるだけでなく、毎日通る場所だからこそ、心地よさや安全性も大切になります。
この記事では、アプローチの基本、種類、よくある失敗とその対策、素材・植栽・照明の選び方をわかりやすくまとめました。
理想の玄関アプローチを叶えるヒントとして、ぜひお役立てください。

まずは「玄関アプローチとは何なのか?」また「玄関ポーチとの違い」について解説します。
玄関アプローチとは、敷地の入口から玄関までをつなぐ通路やスペース全体のこと。
歩きやすさだけでなく、家の印象をつくる大事な要素です。
似た言葉に「玄関ポーチ」がありますが、こちらは玄関ドアの前にある屋根付きの小さなスペースのこと。
玄関アプローチは「敷地の入口から玄関まで」、玄関ポーチは「玄関ドアの前」と覚えておくとわかりやすいですね。
玄関アプローチについてはこちらの記事で解説しているので、ぜひ合わせてご覧ください。
>>玄関ポーチとは?おしゃれで使いやすい空間にするためのポイント

玄関アプローチの主な役割は、次の4つです。
訪れる人が最初に目にする場所だからこそ、家全体のイメージを左右します。
アプローチの素材やライン、植栽の配置で、家の雰囲気がガラッと変わるんですよ。
雨の日・夜・荷物が多い日……アプローチは日常の動作と直結する場所。
段差の高さ、階段の数、坂の角度、手すりの有無、滑りにくい素材選びなど、「ストレスなく歩けるかどうか」が生活の満足度を大きく左右します。
道路から玄関が見えやすい立地では、プライバシーを確保することも玄関アプローチの役割の一つです。
アプローチの長さを調整したり、少しカーブをつけたり、植栽を組み合わせることで、やわらかい目隠し効果を得られます。
明るさを確保したり、見通しをよくしたりすることで、不審者が近づきにくい環境づくりにもつながります。
夜に帰宅するときの安全性にもつながる大切なポイントです。
アプローチの形には、大きく分けて「直線型」と「曲線型」の2種類があります。

道路から玄関まで“まっすぐつなげる”タイプ。
ムダのない動線になり、モダン住宅やシンプルデザインの家と特に相性が良いです。
玄関が道路に対して正面を向いている敷地で採用しやすい形です。

道路から玄関まで“緩やかなカーブを描く”タイプ。
植栽やライトアップとの相性が良く、「歩くたびに景色が変わる」楽しさがあります。
玄関が道路から少し奥まった位置にある場合にもおすすめです。

玄関アプローチは、見た目を優先しすぎて使い勝手を後回しにすると、あとで後悔することも。
ここではよくある失敗例と、その対策を紹介します。
玄関までの距離が必要以上に長いと、荷物の持ち運びが大変になったり、雨の日に濡れやすくなったりします。
<対策>
駐車スペースから玄関までの“最短で安全なルート”を優先して動線を考えましょう。
曲線を取り入れる場合も、無理にカーブをつけすぎないことがポイントです。
段差が大きかったり数が多かったりすると、子どもや高齢の家族にとって歩きづらいアプローチになります。
将来のバリアフリーを考えると、段差はなるべく抑えたい部分です。
<対策>
1段の高さを低めに設定したり、スロープと階段を併用するなど、家族が安心して使える設計を目指しましょう。
階段部分に手すりをつけるだけでも、ぐっと安全性が高まりますよ。
玄関まわりの勾配が不十分だったり、水が流れにくい素材を使っていたりすると、水たまりができやすくなります。
<対策>
施工前に「どこに水が流れるのか」を必ず確認し、適切な排水計画を立ててもらいましょう。
透水性のある素材(透水性コンクリート、砂利など)を舗装材に選ぶと、水たまりができにくく、雨の日も安心して歩けるアプローチになります。
アプローチに照明が足りないと、段差でつまずいたり表札が見えづらかったりして不便です。
防犯性の面でも、暗いアプローチはリスクが高まります。
<対策>
足元を照らすローポールライトや、人感センサーを組み合わせて明るさを確保しましょう。
光の向きや数を調整することで、まぶしすぎず安全性の高いアプローチになります。
最初は小さくてかわいらしい植木でも、数年経つと大きく育ちすぎてしまうことがあります。
枝が広がって通路の邪魔になったり、落ち葉の掃除が増えたりと、日々の手入れが負担になるケースも少なくありません。
<対策>
植える前に「成長後のサイズ」を必ず確認し、剪定の頻度や手間も含めて選びましょう。
低木や常緑樹を中心にすると管理がしやすくなりますよ。
玄関アプローチをおしゃれに見せるには、素材・植栽・照明の組み合わせ方がとても大切です。
ここでは“おしゃれな玄関アプローチづくりのコツ”を、ポイントごとにご紹介します。

玄関アプローチをおしゃれに仕上げるために、特にこだわりたいのが床材選びです。
素材によって、がらりと印象が変わりますよ。
・タイル・コンクリート:スタイリッシュでモダンな印象に。掃除がしやすく、耐久性が高いことも魅力です。
・天然石・レンガ:自然な風合いがあり、ナチュラルで上品な雰囲気に。色や貼り方次第で個性を出せます。
・洗い出し仕上げ:小石の質感が美しく、滑りにくいのが特徴。和モダンな雰囲気にも、ナチュラルな雰囲気にも合います。
・枕木:素朴で温かみがあり、自然素材を生かした家によく合います。
表情豊かな玄関アプローチに仕上げたいなら、素材を組み合わせることも一つの方法です。
例えば「タイル×石」「コンクリート×芝生」など、バランスよく配置することでより上質な印象になります。

玄関アプローチに植栽があると、外観デザインがやわらかく整い、季節の移ろいを感じられる空間になります。
<おすすめの植栽>
・常緑樹:1年を通して美しい緑を楽しめて、管理もしやすいのが特徴。目隠し効果も期待できるため、プライバシーを確保したい場所におすすめです。
・低木・草花:足元にやさしい彩りを添えてくれる植栽。季節の花を植えると雰囲気も華やかになります。
例えばシンボルツリーを1本植えるだけでも、住まいの印象がぐっと引き締まります。
香りのある植物を取り入れると、帰宅時のリラックス効果も期待できますよ。

玄関アプローチは、昼だけでなく夜の見え方も大切です。
足元を照らすライトを置くことで安全性を高めつつ、夜の外観を美しく演出できます。
・ポールライト:足元をやさしく照らし、安全に通れるように。
・ブラケットライト:壁面を照らして立体感を出すタイプ。
・人感センサーライト:暗くなると自動で点灯し、防犯にも役立ちます。
照明の配置だけでなく、光の質や色にもこだわれば、植栽の影や壁面の質感が際立ち、夜の外観にも上質感をもたらします。
最後に、東宝ホームの“おしゃれで機能的な玄関ポーチ実例”をご紹介します!

白い外壁と木目アクセントが映える爽やかな外観に、芝生とコンクリートを組み合わせたアプローチがよく馴染んでいます。
緑のやわらかさとコンクリートのシャープさがほどよく調和し、自然体で気取らない雰囲気に。
淡いグリーンの玄関ドアが、ナチュラルで優しい印象をプラスしていますね。

ダークトーンの外壁に緑が映える、落ち着きのある外観。
建物をぐるりと囲むようにウッドデッキと植栽を配置することで、どこにいても庭とつながる開放感が生まれています。
アプローチには樹木をリズミカルに配置し、歩くたびに景色が変わる楽しさを演出。
自然を身近に感じられる、癒しのアプローチです。

旗竿地の特性を活かし、外からの視線が届きにくい“隠れ家感”のある住まい。
通り沿いには駐車スペースを確保し、その奥に伸びる小道を進むと、広い庭付きの住まいが現れます。

昼間は明るく開放的、夜はライトアップが美しく、帰宅するたびに特別な気持ちになれる玄関アプローチです。

玄関アプローチは毎日通る場所だからこそ、歩きやすさや安全性を確保しつつ、住まい全体の印象を高める工夫を取り入れたいところ。
素材・植栽・照明といった細部にまでこだわることで、訪れる人をやさしく迎え、住む人に心地よさをもたらしてくれるでしょう。
東宝ホームでは、お客様のライフスタイルに寄り添ったプランをご提案しています。
「実際の玄関アプローチを見てみたい」という方は、お近くのショールームや展示場へ、ぜひお気軽にお越しください。
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2025.12.15 09:00