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小上がりの和室をつくるメリット・デメリットは?設計のポイント&施工事例

お家の中にちょっとした畳スペースがあると、
子どもの遊び場になったりお昼寝をしたりと便利ですよね。
「広いリビングを和室でゆるく区切りたい」
「収納スペースを確保しつつ、くつろげる空間がほしい」
などの希望があれば、小上がりタイプの和室を検討してみてはいかがでしょうか。

今回は、小上がりの和室のメリット・デメリットをご紹介します。
設計時のポイントとイメージづくりに役立つ施工事例もご紹介するので、
ぜひ参考にしてくださいね。

 

小上がりの和室をつくるメリット・デメリット

ちょっとしたくつろぎスペースになる小上がりの和室ですが、
どんなメリットとデメリットがあるのでしょうか。
小上がりの和室を検討している方は、事前に確認しておきましょう。

メリット

・収納スペースが増える
・腰を掛けられる
・リビングからのホコリが入りにくい
・そのまま寝転がれる
・立体感が生まれる

リビングの一角に小上がりの和室をつくると、
家族の存在を感じながら洗濯物を畳んだりくつろいだりできる特別な空間になります。
段差の下を収納スペースにしたり、ベンチ代わりに腰掛けたりできるのも小上がりならでは。

リビングよりも一段高くなっているので、
ホコリが入りにくく清潔に保ちやすいのもメリットです。
さらに床に高低差がでると空間にメリハリが生まれて、おしゃれな空間を演出できます。

デメリット

・小さな子どもの落下に注意が必要
・お部屋が狭く感じることがある
・お掃除ロボットが一度に使えない

床に高低差があることで、小さな子どもが落ちる危険性もあります。
心配な場合は段差を低めにする、
引き戸を設けて安全面を確保するなど対策するとよいでしょう。

狭い空間に小上がりの和室をつくると、圧迫感がでてしまうことも。
内装を明るめにしたりロースタイルの家具を配置したりとひと工夫しましょう。

またお掃除ロボットは段差を上れないので、一度に掃除ができないのが少し不便です。

 

小上がりの和室を設計するときのポイント

快適な小上がりの和室にするためには、
プランニングのポイントを押さえておくことが大切です。
ここでは5つのポイントをご紹介します。

広さ

小上がりの和室の広さは3畳・4.5畳・6畳くらいがスタンダード。
個室として使いたい場合は広さのある6畳、
ちょっとしたくつろぎスペースなら3〜4.5畳で十分かもしれません。
隣接するお部屋とのつながりや圧迫感などを考慮しながら、広さを決めるといいですね。

段差の高さ

小上がりの和室の段差は高すぎても低すぎてもよくありません。
一般的な小上がりの高さは約30〜40cmです。
腰を掛けるのにちょうどいい高さで、収納スペースも確保できますよ。
しかし、小さな子どもや高齢者がいる場合は、
安全性や利便性の観点から段差を20cm前後にしてもいいですね。

間仕切りの有無

仮眠をとるときや客間として利用する場合、リビングからの視線を遮りたいですよね。
小上がりに間仕切り壁や引き戸を設けると、完全個室としても使えます。
開放感がありつつもプライバシーを守りたい場合は、
好きなときに間仕切れるロールスクリーンなどを取り入れるのもおすすめです。

畳のデザイン

最近はモダンなリビングとも相性がいい、フチなしや正方形の畳も人気です。
シックな雰囲気にするならモノクロ、
温かみを重視するならベージュ系など、
インテリアテイストにあわせて色を選ぶのもよいでしょう。

収納の種類

小上がりの和室をつくることで、収納スペースを増やせます。
段差部分には引き出しタイプや天面開口タイプの収納がつくれます。
季節家電やおもちゃを収納するのにぴったりですね。
さらに壁側に折れ戸のクローゼットを設ければ、
来客用の布団や衣類をすっきり片付けられます。

 

リビングとつながる小上がりの和室事例

ここからは東宝ホームが手掛けたおしゃれな小上がりの和室をご紹介します。
家族のこだわりを詰め込んで、世界にたったひとつだけの空間に仕上げました。

事例1.上り下りがしやすい小上がりの和室

日常と余暇の家|東宝ホーム

段差を低めにして、誰でも上り下りがしやすいように設計しました。
3畳程度の小上がりに間仕切りを設けるとより狭く感じてしまうので、
開放感を重視した空間をプランニングしています。

事例2.段差を収納スペースに活用

伸びやかな田園地域とつながる家|東宝ホーム
小上がりの段差部分を活かして、収納スペースを増やした事例です。
引き出しタイプにして、奥までめいいっぱい収納できるようにしました。
子どものおもちゃを収納したりオフシーズンのアイテムを入れたりと、
自由に使うことができます。

事例3.掘りごたつのある畳空間

いつでも家族が集まり語らい、落ち着ける場所|東宝ホーム
足腰に不安がある場合は、掘りごたつを設けるのもおすすめです。
家族全員が無理なく過ごせる工夫をすることで、自然と集まりやすい場所になります。
木製格子の扉で仕切ることで、
扉を閉めても格子の隙間からリビングのエアコンが届きます。
さらに刺繍絵画が映える濃い赤の造作パネルと床柱を設置して、
モダンなフォーカルポイントもつくりました。

事例4.光がたっぷり入る和モダンなお部屋

光と開放感に満ちた平屋の住まい|東宝ホーム
グレー×ホワイトでまとめた和モダンな空間です。
大きな窓から光がたっぷり入るので、日中は照明がなくても明るく快適に過ごせます。
シェードのブラインドを下ろせば、木漏れ日のような柔らかな光がお部屋を照らします。
季節の移ろいを家の中から感じられるスペースは、家族みんなのお気に入りの場所に。

事例5.目隠しができるプライベート和空間

深い軒と吹き抜けにこだわったお家|東宝ホーム
モダンテイストの畳空間にするために、オーダーメイドの障子を取り入れた事例です。
ジャストサイズの造作カウンターを設置して、
読書やリモートワークができるスペースにしました。
天井付近にロールスクリーンを収納。
1人でくつろぎたいときや集中したいときは、ロールスクリーンを下ろして視線を遮れます。

 

小上がりの和室をプランニングするなら東宝ホームにお任せください

小上がりの和室は家族のくつろぎスペースになるだけでなく、
収納スペースも増やせるとても便利な空間です。

しかし、小上がりの広さや間仕切りの有無、段差の高さによっては
空間を狭く見せてしまうこともあるので、施工会社のプランニングの腕が重要です。

「圧迫感が生まれない、ゆったりくつろげる小上がりの和室がほしい」
という方は、ぜひ一度東宝ホームにご相談ください。
東宝ホームのバリエーション豊富なプランニングを活かし、
お客様に最適な小上がりの和室をご提案させていただきます。

 

 

2023.08.14 09:00