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折り下げ天井とは?後悔しないポイントや事例をご紹介

「折り下げ天井」は、洗練されたおしゃれな雰囲気を演出できる魅力的な内装技法です。
しかし天井の一部分が低くなるため「窮屈に感じるのでは?」と懸念される方もいらっしゃるかもしれません。

そこで今回は折り下げ天井について、メリット・デメリットと後悔しないための設計ポイントを解説します。
また、実際の施工事例もご紹介しますので、ご検討中の方はぜひ参考にしてください。

 

折り下げ天井とは?

折り下げ天井は、天井の特定部分をあえて低く設計する内装技法のこと。
この手法を使うと、空間に変化が生まれ、視覚的な広がりを演出できます。
一般的にはLDKのキッチンエリアでよく見られますが、リビングに隣接する和室や洋室に取り入れるのもおすすめです。

 

折り下げ天井のメリット

まずは、折り下げ天井がもたらす3つのメリットをご紹介します。

空間の広がりを演出

天井の一部に低い部分があることで、相対的に他の部分が高く感じられ、結果として部屋全体が広々と見える効果があります。
視覚的に広く見えるだけなので、吹き抜けのように冷暖房効率が下がりにくいのも嬉しいポイントです。

空間にメリハリがつく

折り下げ天井は、単調な空間にアクセントを加える効果があります。
特に大きなワンルーム空間では、折り下げ天井によって視覚的な区切りが生まれ、空間に表情とメリハリがつきます。

色使いを工夫すると、さらに効果的です。
折り下げ部分を濃い色に、その他の天井を明るい色にすると、その対比効果により空間がさらに引き締まって見えます。
空間に統一感を持たせるには、フローリングに合わせて木目調に仕上げるのがポイント。
本物の木を使用するとより高級な印象になりますが、費用を抑えたい場合は木目調のクロスで仕上げるのもおすすめです。

間接照明との相性が良い

間接照明との相性が良い点も、折り下げ天井の魅力的なポイント。
高いほうの天井が照らされるよう、段差部分に間接照明を設置すると、深みと温かみを感じられるおしゃれな空間を演出できます。
またインテリアのポイントになるような、デザイン性の高いペンダントライトを組み合わせるのもおすすめ。
手元を明るく照らしてくれるスポットライトを組み合わせれば、利便性もアップしますよ。

 

折り下げ天井のデメリットと対策

折り下げ天井にはたくさんの魅力がある一方で、いくつかのデメリットも存在します。
後悔しないために、デメリットとその対策についても理解しておきましょう。

天井高によっては圧迫感が生じる

天井高が十分でない場合、折り下げ部分によって圧迫感を感じることも。
特に天井が低い部屋や小さな空間に採用する場合、また背の高い家族がいる場合では注意が必要です。

対策としては、実際にモデルハウスなどで折り下げ天井のある空間を体験してみるのがおすすめ。
また、家族全員で意見を出し合い、それぞれの感覚を確認しながら適切な高さを決定することも重要です。

掃除に手間がかかる

折り下げ天井は、その構造上、日常的な掃除に手間がかかることがあります。
特にキッチン上部の段差は油汚れが付着しやすく、定期的な清掃が必要になるでしょう。

住んでから後悔しないためには、あらかじめ掃除方法について検討しておくことが大切です。
伸縮ハンドル付きのモップを使えば、安全かつ簡単に掃除できますよ。
また、そもそも汚れにくい素材や仕上げを選択するなど、メンテナンスの手間を抑える工夫もおすすめです。

コストの増加

折り下げ天井の施工は、通常の天井よりも工事費用が高くなる傾向があります。
これは、通常の天井にプラスして材料や工数が必要になるためです。
照明を組み合わせると、費用はさらに増加してしまうので注意してください。

折り下げ天井は、メリットとコストのバランスを考慮し、本当に必要かどうかを慎重に検討することをおすすめします。

 

折り下げ天井で後悔しないためのポイント

ここからは、折り下げ天井で後悔しないために知っておきたいポイントを3つご紹介します。

適切な天井高の確保

圧迫感を避けるためのポイントは、適切な天井高を確保すること。
具体的には、段差部分を含めて最低でも2.1m以上の天井高を確保してください。
天井高が2.4mの場合であれば、段差の幅は30cm程度までに抑えるのが望ましいでしょう。
天井高の標準はハウスメーカーや工務店によって異なるので、事前に確認しておくと安心ですね。

空間に適した照明の選択

折り下げ天井の効果を最大限に引き出すには、適切な照明選びがカギ。
例えば、段差部分に間接照明を設置すると、柔らかい雰囲気を演出できます。
キッチンの折り下げ天井には、実用的でありながらもおしゃれな雰囲気を演出できる、スポットライトやペンダントライトの設置もおすすめです。

デザインに注目

折り下げ天井は、それ自体がインテリアの一部となるため、全体的な統一感を意識したデザイン決めが重要です。
例えば、床材と同じ木目調の折り下げ天井にすると、統一感のある温かい空間になります。
モダンな印象を目指す場合は、白やグレーのようなニュートラルカラーを基調とし、折り下げ部分にアクセントカラーを取り入れるのもいいでしょう。

 

折り下げ天井を取り入れた家の施工事例

ここからは、実際に東宝ホームが手掛けた施工事例の中から、折り下げ天井を取り入れた事例をご紹介します。
どれもデザインにこだわった素敵な事例ばかりなので、ぜひ参考にしてくださいね!

事例1.折り下げ天井で奥行きを感じるリビングルーム

こちらの事例では、リビングの折り下げ天井に床材と同じ「ピノアース」という羽目板を使用し、その間に間接照明を設置しました。
温かみのある木の質感と、間接照明の柔らかな光が絶妙に調和し、くつろぎの空間を演出しています。
夜は他の照明を消し、間接照明の光だけで過ごすのも心地よい雰囲気になりそうですね。

事例2.キッチンエリアの折り下げ天井でメリハリ空間に

こちらは、広いワンフロアのキッチンエリアに折り下げ天井を採用した事例。
折り下げ天井によってキッチンスペースが視覚的に区切られ、際立っています。

照明にチョイスしたペンダントライトは、高いデザイン性で存在感抜群!
デザイン面で優れているだけでなく、調理中の手元を照らしてくれる高い実用性も嬉しいポイントです。
全体的に木目とブラックで統一され、スタイリッシュな印象のダイニングキッチンが実現しました。

事例3.折り下げ天井で作るおもてなし空間

こちらはLDKに続く和室空間に、折り下げ天井を採用した事例。
伝統的な要素と現代的なデザインが見事にマッチしています。
横になった時に木目が目に入り、井草の香りと相まってリラックスできそうですね。

リビングと同一空間でありながら、折り下げ天井によって「和室」の境界がはっきりと示され、視覚的なエリア分けが実現しています。

そして折り下げ部分には、間接照明を採用したのもポイント。
リビング側にも柔らかな光をもたらし、全体的に落ち着いた雰囲気を感じられる空間になりました。

 

折り下げ天井を取り入れた家づくりは東宝ホームにお任せください!

折り下げ天井は、空間に個性と広がりをもたらす魅力的な手法です。
適切に設けることで、部屋の印象を大きく変え、より洗練されたおしゃれな空間を作り出せます。
後悔しないためには、天井高、照明、デザイン、メンテナンス性、コストなど、さまざまな要素を総合的に考慮した上で採用することをおすすめします。

「折り下げ天井のある家を建てたい」という方は、ぜひ一度東宝ホームにご相談ください。
折り下げ天井のあるモデルハウスもご用意しておりますので、実際に体験していただくことも可能です。

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2024.10.15 09:00