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感染症対策の一環として、玄関からリビングまでの動線に手洗い場を設置した間取りを考える方も多いのではないでしょうか。
帰宅後すぐに手洗いができる間取りは、衛生的で子どもの手洗い習慣を身に着けやすいといったメリットがある一方で、費用がかさむ・掃除が大変といったデメリットも気になります。
今回は、玄関からリビングまでの動線に手洗い場を設置した間取りのメリット・デメリットと、設置するときのポイントを解説!
東宝ホームの施工事例も紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね。
玄関からリビングまでの動線に手洗い場を設置した間取りは、衛生面でのメリットが注目されていますが、他にも生活が快適になるメリットが多くあります。
代表的なメリットは、次の3点です。
・感染症対策になる
・来客用の手洗い場として使える
・洗面所の混雑が緩和できる
それぞれについて解説します。
玄関からリビングまでの動線に手洗い場を設置する最大のメリットは、感染症対策に効果的なことです。
帰宅後、リビングのドアノブや階段の手すりなどに触れる前に、手洗いができると安心ですよね。
特に小さい子どもがいるご家庭だと、子どもが手洗いの前にいろいろなところを触ってしまい、衛生面が気になる方も多いのではないでしょうか。
玄関からリビングまでの動線に手洗い場があることで、帰宅後すぐに手洗いをする習慣を身に着けやすいことも大きなメリットです。
来客があるときの手洗い場といえば、洗面所が一般的でしょう。
しかし洗面所は、脱衣所とつながっていたり身支度を整える場に使っていたりと、生活感が出やすい空間です。
洗う前の洗濯物やメイク用品、歯ブラシなどお客様に見られたくないものが置いてあることも多いですよね。
玄関からリビングまでの動線に独立した手洗い場があれば、来客時も気兼ねなく使ってもらえます。
また、迎える側としてもプライベートな空間を見られる心配やストレスがなくなるでしょう。
家族が多い家だと、朝の出勤・通学前などに洗面所が混雑してしまい、予定通りに準備が進まないこともあるかもしれません。
玄関からリビングまでの動線にもう一つ手洗い場があれば、分散して使うことができて、混雑が緩和できます。
鏡も設置しておくと、出かける前に身支度を整えるのも便利になりますよ。
玄関からリビングまでの動線に手洗い場を設置する場合は、メリットだけではなく、デメリットも知る必要があります。
代表的なデメリットは、次の3点です。
・スペースをとる
・コストがかかる
・掃除やメンテナンスの手間がかかる
それぞれについて解説します。
玄関からリビングまでの動線に独立した手洗い場を設置するには、設置スペースを確保する必要があります。
サイズの大きな手洗い場を採用すると、その分周りのスペースが狭く感じてしまうかもしれません。
手洗い場のスペースをコンパクトにしたければ 、靴箱と一体化した洗面ボウルを採用する方法もおすすめです。
洗面所以外にも手洗い場を設けることは、当然ながらその分のコストが上乗せになります。
また、洗面台本体のみでなく、給排水のための配管工事やお湯を使う場合は給湯工事も必要です。
予算をオーバーしないためには、本当に必要なのかをしっかりと考えることをおすすめします。
玄関からリビングまでの動線にある手洗い場は、家族以外も目に触れる機会が多いです。
汚れやにおいが気になりやすい水回りを綺麗に保つためには、こまめな掃除が必要になります。
また、手洗いの際に水が壁に飛び散ると、シミや劣化の原因になることも。
少しでも掃除やメンテナンスが楽になるように、水はね対策を考えておくとよいでしょう。
玄関や廊下は、一般的には水を扱う場所として考えられていないため、手洗い場の設置にはいくつか注意が必要です。
玄関からリビングまでの動線に手洗い場を設置するときは、以下の3つのポイントを意識しましょう。
・水はね対策をする
・洗面台・洗面ボウルは実物を確認する
・間取りやデザインを工夫する
それぞれ解説します。
デメリットでも少し解説しましたが、玄関や廊下に手洗い場を設置するなら、水はね対策は欠かせません。
手洗い場のクロスや床材が耐水性に優れたものでなければ、水が飛び散ったときにシミになったり劣化の原因になる可能性があります。
シミや劣化を防ぐためには、耐水性の高いクロスや床材を選ぶとよいでしょう。
カタログでおしゃれなデザインの洗面台・洗面ボウルを見たら、実物を見なくとも採用したくなるかもしれませんが、それはNG。
実際に設置した際に、大きさや素材などがイメージと異なり、違和感を覚えることがあります。
写真だけで決めずに、なるべく実物を確認するようにしましょう。
玄関からリビングまでの動線に手洗い場を設置すると、間取りによっては圧迫感が気になることも。
玄関や廊下の使い勝手が悪くなってしまうことは、できるだけ避けたいですよね。
その場合は、玄関近くに独立させた洗面所を配置した間取りを検討するとよいでしょう。
トイレ内の手洗い場を外に設置して、トイレと共有の手洗い場にするのもおすすめです。
また、空間に馴染むデザインや素材のものをセレクトするのも大切なポイント。
手洗い場単体ではなく、住宅全体の統一感を意識しましょう。
ここからは、東宝ホームが手がけた事例の中から、玄関からリビングまでの動線に手洗い場を設置した事例を3選ご紹介します。
こちらは、玄関の靴収納の上部に洗面ボウルを取り付け、空間を有効活用した事例です。
大理石調の天板とマットな黒の洗面ボウルで、落ち着きのある洗練された印象の玄関になりました。
靴収納の一部を水回りの収納スペースにすることもでき、お客様が来たときは石鹸や消毒液などの生活感が出るものを隠せるのもうれしいポイントです。
こちらは、玄関ホールに手洗い場を設置した事例です。
玄関に入って靴を脱いだら、どこにも触れることなく手洗いができます。
コロンとした形が可愛い洗面ボウルを採用して、インテリア的にもかわいい手洗い場になりました。
左手の壁が目隠しになり、玄関側からは見えないのもポイント。
リビングまでの動線にありますが玄関までの来客には見えず、使い勝手の良さとすっきり見えを両立しています。
こちらは、玄関の近くに独立した洗面台を設置した事例。
エコカラットを施した玄関から続く、アーチ壁の入口がおしゃれです。
洗面所の入口にはドアがないため、帰宅後はどこにも手を触れることがなく手洗いができます。
リビングに入る前に手洗いする習慣が身につきやすく、衛生面も安心です。
洗面台の下部には奥行きを活かした収納スペースがあり、化粧道具やドライヤーなどを収納しやすい点も魅力的ですね。
玄関からリビングまでの間に設ける手洗い動線は、感染症対策に効果的で、来客時にも便利です。
玄関や廊下に手洗い場を設けるときは、インテリアに馴染むデザインの洗面台・洗面ボウルを採用して、水はね対策も忘れずに行いましょう。
設置したことでかえって生活が不便になってしまうのを避けるには、メリットやデメリットを理解し、ポイントをしっかりと抑えてつくることが大切です。
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