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「畳・帖・坪・平米」は、部屋や面積の広さを表す単位。
家づくりの際に必ず知っておきたい建築用語ですが、それぞれの違いがわからないという方も多いのではないでしょうか?
「5帖」や「40坪」と聞いても、どれくらいの広さかイメージしにくいですよね。
そこで本記事では、家づくりに欠かせない単位である「畳・帖・坪・平米」の違いとそれぞれの広さについて徹底解説します。
ぜひ最後までご覧になって、住み心地のよい理想通りの家づくりにお役立てください。
ものの単位というと、「メートル」「グラム」など、長さや大きさ、重さを表す単位が思い浮かびますよね。
日本の家づくりにおいては、部屋の広さを表す際には「畳」と「帖」、土地や建物の面積の広さを表す際には「坪」と「平米」という単位が使われています。
日常生活ではあまり馴染みがないので、それぞれがどのくらいの広さを表すのかをイメージするのは難しいですよね。
しかし土地や家の広さがイメージできないまま家づくりを進めてしまうと、いざ住み始めてから「思ったよりも狭かった」「ここまで広くなくてもよかった」などの不満を感じてしまうかもしれません。
これらの単位を理解すると「土地面積は30坪以上欲しいな」「我が家のリビングは20帖がちょうどいいな」というような具体的な広さのイメージができるようになり、理想通りの家づくりがしやすくなりますよ。
「畳」と「帖」は、どちらも部屋の広さを表す単位。
「1畳=1帖」でありそれぞれの単位が示す広さは同じですが、意味合いが少し異なります。
・畳・・・和室に使用される単位
・帖・・・和室・洋室の両方に使用される単位
昔は部屋のほとんどが和室だったため、広さは畳の枚数で「何畳」と表していました。
しかし洋室が普及してフローリングの床材が一般的になってからは、和室は「畳」、洋室は「帖」と区別して表すように変化したというわけです。
「帖」と「畳」の違いを知っておくと、住宅の間取り図を見た際に和室か洋室かすぐにわかりますよ。
畳には種類がいくつかあって、それぞれ大きさが異なるので注意が必要です。
ここでは住宅でよく使われている代表的な4種類を紹介しましょう。
畳の中で1番大きいのが京間(きょうま)。
関西間や本間間(ほんけんま)とも呼ばれています。
京都をはじめとする関西圏をはじめ、四国・中国・九州など広い地域で使われています。
中京間(ちゅうきょうま)は京間の次に大きい畳。
愛知県や岐阜県、三重県をはじめとする中京圏を中心に使われています。
他にも沖縄や一部の東北地方、北陸地方などでも使用されています。
畳の大きさとして最も一般的なのが、江戸間(えどま)です。
関東間や田舎間と呼ばれることもあります。
東京を中心とした関東圏全域や、一部の東北地方、北海道などで使われています。
団地間(だんちま)は4種類の中で最も小さい畳。
その名の通り団地やアパート、マンションなどの集合住宅で多く使われています。
ただし部屋の大きさを畳数で表す場合は、不動産公正取引協議会連合会によって「1畳=1.62㎡以上」であることと定められています。
参考:不動産公正取引協議会連合会「不動産の表示に関する公正競争規約・同施行規則」
「坪」と「平米(㎡)」は、どちらも土地や建物の面積の広さを表す単位です。
1坪=約3.3平米(㎡) |
畳1枚あたり約1.62㎡なので、1坪は畳2枚分の大きさということになりますね。
面積は「平米」で表記することが定められていますが、土地価格や建築費の単価は「坪」を基準にして考えるのが一般的です。
「坪」から「平米」への変換を理解すると、家づくりをスムーズに進めることができますよ。
ここでは、「帖(畳)・坪・平米(㎡)」の変換一覧をわかりやすく表にして紹介しましょう。
帖(畳) | 坪 | 平米(㎡) |
1帖(畳) | 約 0.5坪 | 1.62平米(㎡) |
2帖(畳) | 約1坪 | 3.24平米(㎡) |
4帖(畳) | 約2坪 | 6.48平米(㎡) |
6帖(畳) | 約3坪 | 9.72平米(㎡) |
8帖(畳) | 約4坪 | 12.96平米(㎡) |
10帖(畳) | 約5坪 | 16.2平米(㎡) |
12帖(畳) | 約6坪 | 19.44平米(㎡) |
16帖(畳) | 約8坪 | 25.92平米(㎡) |
20帖(畳) | 約10坪 | 32.4平米(㎡) |
表を見てわかるように、1帖(畳)は約0.5坪なので、「帖(畳)」から「坪」への変換はすぐにできそうですね。
細かい数字まで明確に覚える必要はありませんが、「1帖(畳)= 約0.5坪 = 1.62平米(㎡)」という変換式だけでも覚えておくと、きっと家づくりの際に役立ちますよ。
「畳・帖・坪・平米」の違いとそれぞれの広さを理解すると、完成後のマイホームがイメージしやすくなり、理想通りの家づくりにつながります。
そして理想のマイホームをつくるには、イメージするだけでなく、実際に広さや居心地のよさを体感することも大切なポイントです。
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