最近人気なのが、リビング内に階段がある間取り。家族のコミュニケーションが増えるため、ファミリー層からとくに人気の高い間取りです。

しかし「リビングに階段があったら寒いんじゃない？」と気になる方も多いですよね。
今回はリビング階段のある家にお住まいの方にうかがった感想や、具体的な寒さ対策についてお伝えします。

 

 

リビング階段が寒くなってしまう理由

 

 

「暖かい空気は上へ流れる、冷たい空気は下へ流れる」という性質があります。

 

リビング階段があると、リビングと2階がつながったひと続きの空間になりますよね。そのため暖かい空気が2階へ流れてしまい、リビングが寒いと感じてしまうことがあるのです。

 

これはリビング階段のある家だけでなく、吹き抜けのある家でも同じことがいえます。

 

 

リビング階段の寒さ対策

 

しかしリビング階段のある家すべてが寒いかというと、そういうわけではありません！

 

実際に真冬に東宝ホームのリビング階段がある家にお越しいただいたお客様は「まったく寒くないですね！」と驚かれます。

 

寒い家と、寒くない家の違いは設計にあります。建物の性能やプランによっては、寒さを防ぐこともできるのです。

 

ではリビング階段の寒さ対策を、具体的に見ていきましょう。

 

 

寒さ対策1：階段とリビングを仕切る

 

 

昔から建売住宅などでもよく使われるのが、リビング階段部分を仕切れるようにする手法です。昇降口に扉やロールカーテンをつけると、階段から冷気が降りてくることがありません。

 

この間取りは、小さなお子さんのいるご家庭にもおすすめです。小さな子は階段を上り下りするのが大好き。いつのまにかハイハイで階段を上っていて、ヒヤヒヤしたことのある方も少なくないですよね。扉やキッズゲートをつけると、簡単に階段に入れないので安心です。

 

 

寒さ対策2：空気を循環させる

 

 

吹き抜けやリビング階段がある家では、天井にシーリングファンをつけてあることも多いですよね。リゾートホテルやカフェのようで、インテリアとしてもおしゃれです。

 

シーリングファンで空気をかきまぜると、暖かい空気が上にたまってしまうのを防ぐことができます。冷暖房効率がよくなり、電気代節約にもなりますよ。

 

寒さ対策3：気密性・断熱性を高める

 

 

そして寒くないリビング階段をつくるのに最も大切なのが、建物の気密性・断熱性を高めることです。

 

高気密高断熱の家では、そもそも家じゅうの温度がほとんど一定。2階だからといって、極端に寒かったり暑かったりすることがありません。そのためリビング階段や大きな吹き抜けをつくっても、一年中快適にすごすことができます。

 

 

東宝ホームのリビング階段はオールシーズン快適です

 

 

一般的な住宅では「内断熱」といって、柱と柱の間に断熱材を入れる工法がよくとられます。しかし内断熱では柱の部分に断熱材が入っていないので、熱が出入りしやすかったり結露が発生しやすかったりします。

 

そこで東宝ホームでは、柱の外側から建物をまるごと断熱材で包み込む「外張り工法」を採用。これだと内断熱のように柱の部分が弱点になりません。また床下から小屋裏まで断熱することができます。

 

実際に大きな吹き抜けとリビング階段のある家を建てたお客様からも「朝1階のエアコンを入れるだけでとても暖かいので、2階のエアコンはまだ使ったことがありません」というお声をいただいております。

 

 

リビング階段って寒くない？展示場で体感いただけます

 

 

東宝ホームの展示場では、外断熱の心地よさを体感いただけます。リビング階段の寒さが気になる方は、ぜひ一度ご家族で遊びにきてくださいね。

 

北九州市内には宿泊展示場もあり、ご家族で一泊して住み心地をお試しいただくことができます。冬の朝「寒くてお布団からでられない…」「子供がグズグズで起きてこない」とお困りの方も、きっと高気密高断熱の家ならすっきり目覚めることができますよ。