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家を買うメリットは〇〇!家づくりのプロがメリット・デメリットを解説

住宅購入を検討していると「家賃はもったいないから家を買ったほうがいい」という話を聞いたり、反対に「身軽な賃貸のほうがいい」という意見があったりして悩みますよね。

家は高額な買い物なので、洋服や日用品のように気軽に買ってみるわけにはいきません。

とはいえ後回しにしていると、無駄な家賃を払い続けることになるので、早めに見通しだけでもつけておきたいものです。

そこで今回はあらためて、家を買うメリットとデメリットについて考えてみたいと思います。

 

一軒家を買うメリット、家づくりのプロが解説

まずは家を買うメリットを見ていきましょう。

購入メリット1:資産価値がある

賃貸住宅の家賃というのは、いわば「掛け捨て」です。いくら家賃を支払い続けても、ご自身のものにはなりません。

それに対して家を購入するということは、同じ支払額であっても「資産形成」として考えられます。

将来的に売却したり、お子さんにのこしたりという選択肢ができるのです。

また「建物」の資産価値は築年数とともに減っていきますが、「土地」の価値は築年数とは関係がありません。

一軒家はマンションより土地代の割合が高いぶん、資産価値の目減りが少ないというメリットがあります。

 

購入メリット2:老後の家賃不安から解放される

持ち家は住宅ローンさえ完済すれば、住居費は維持費や固定資産税のみ!

体力があるうちに住居費の支払いを終えて、老後は安心して暮らせるというメリットもあります。

反対に賃貸暮らしの場合、長生きすればするほど家賃の支払いが増えていきます。

仮に老後に家賃7万円のコンパクトなアパートに引っ越したとしても、65才から85才までで1,680万円、95才までで2,520万円の家賃がかかる計算に。

年金だけでは足りないことが多いので、賃貸暮らしを選ぶなら十分な貯蓄が必要です。

またマンションの場合は、ローン完済後も修繕積立金・管理費・駐車場代などが必要。

同じ持ち家でも毎月数万円と、意外に大きな住居費がかかります。

 

購入メリット3:団体信用生命保険に加入できる

住宅ローンを組むとき、ほとんどの方が「団体信用生命保険(団信)」に加入されます。

債務者が死亡・高度障害状態などになった場合、ローン残債が保険金で完済されるという保険です。

これで大黒柱に万が一のことがあれば、住宅ローン残高は0円に!

ご家族はそのままマイホームに住み続けることができます。

賃貸のようにご家族が路頭に迷ってしまう心配がなく、安心感のある仕組みといえるでしょう。

 

購入メリット4:自分好みの間取りや内装が叶う

注文住宅であれば、世界に一つだけのマイホームを手に入れられるのもメリットです。

間取りや内装はもちろん、こまかい部分まで自分のこだわりを実現できます。

住んでいるうちに「老後はバリアフリーにしたい」などの要望もでてくるかと思いますが、リフォームや建て替えも自由です。

「家は住めればいい」というのであれば、借り物でもいいかもしれません。

しかしせっかく住居費を払うなら、自分好みの間取りや庭、お気に入りの設備やインテリアに囲まれて、満足度の高い暮らしを送りたいという方も多いのではないでしょうか。”

 

購入メリット5:住宅ローン控除が使える

現在、時代としても住宅購入者に有利に動いています。

金利も安く、住宅ローン控除をはじめとするお得な制度がたくさんあるからです。

住宅ローン控除とは、住宅ローンを使って家を買ったとき、13年間にわたって所得税の還付をうけられる制度です。

毎年、住宅ローン残高の1%が所得税から控除され、今なら最大控除額は500万円!

国としても住宅購入を後押ししたいため、このほかにも「すまい給付金」「グリーン住宅ポイント」などさまざまな制度があります。

うまく活用すればかなりお得に家を買えますよ。

 

一軒家を購入するデメリット、実際のところを解説

反対に、一軒家を購入されるときのデメリットについても見ていきましょう。

購入デメリット1:固定資産税など税金がかかる

持ち家の出費としては住宅ローンに目が行きがちですが、毎年固定資産税や都市計画税といった税金もかかります。

家を所有している限り課税されるので、住宅ローン完済後もかかり続ける費用です。

持ち家購入を検討される際は、税金支払いまで含めた資金計画を立てましょう。

固定資産税・都市計画税は、建物の構造や広さ、エリアなどによって変わります。

目安としては一般的な戸建て住宅で毎年10万円前後になる方が多いようです。

建物は経年とともに減価償却され、税額も少なくなっていきます。

 

購入デメリット2:購入時に諸費用がかかる

家を買うときには、物件代金とは別に諸費用もかかります。

【諸費用の目安】
・注文住宅:土地建物の総額の10~12%前後
・建売住宅、中古住宅:物件価格の6~8%前後
・新築マンション:物件価格の3~5%前後

【諸費用の内訳】
・印紙税:契約書に貼る印紙代として数万円程度
・不動産取得税:土地や建物を買うとき一度だけかかる税金
・登記費用:登録免許税や司法書士への報酬
・住宅ローン諸費用:銀行や保証会社に支払う手数料、団信の保険料
・仲介手数料:仲介会社をとおして中古住宅を購入する場合の手数料

たとえば土地と建物で合計4,000万円の注文住宅なら、諸費用として400万円前後かかる計算になります。

諸費用は原則として現金で支払うことが多いので、資金計画で忘れないようにしてくださいね。

 

購入デメリット3:リフォームなどメンテナンス費用がかかる

家が自分の所有物であることがメリットになる場合もありますが、ときにデメリットに転じることもあります。

それが家のメンテナンスに手間や費用がかかるという点です。

賃貸住宅であれば「雨漏りした」「給湯器が壊れてお湯がでなくなった」などの不具合が起きたとき、基本的には大家さん負担で修繕してもらえますよね。

しかし持ち家であれば、ご自身がメンテナンスをしていかなければなりません。まとまったお金が必要になることもあるので、計画的に貯蓄しておきましょう。

 

購入デメリット4:気軽に引っ越しできない

一度家を買うと、なかなか気軽に引っ越せないというデメリットもあります。

「急な転勤が決まる」「退職後に地元に帰る」などライフスタイルの変化はもちろん、「ご近所トラブルに巻き込まれる」「離婚で別居する」などのリスクもあるでしょう。

住み替えが必要になったときには、売却するか賃貸に出すという活用方法もあります。

資産価値が落ちづらく、買い手や借り手が見つかりやすい物件を選ばれることで、住み替えのハードルは下がるでしょう。”

 

購入デメリット5:住居費を調整できない

賃貸住宅の場合は「家賃が高い」と感じれば、安い物件に引っ越すことができます。

敷金礼金、引っ越し費用は必要になりますが、持ち家よりは身軽に感じられるでしょう。

しかし持ち家の場合は、住宅ローンの返済額は毎月一定。

収入が安定しない方が無理して購入されると、住宅ローンの返済に追われるリスクがあります。

 

お家の購入、迷ったらどうすれば良い?

家を買うときなかなか決断できないのは「資金面」の心配が大きいかと思います。

賃貸の家賃がずっとかかり続けるのは不安でも、いざ住宅ローンを組むとなると勇気がいりますよね。

漠然とした不安を解消するためには、具体的な資金計画をシミュレーションしてみるのがおすすめです。

賃貸と持ち家、それぞれの生涯コストを比べてみましょう。

・【賃貸】家賃・更新料・管理費・駐車場代・敷金礼金・引っ越し費用
・【持ち家】物件購入費用・諸費用・修繕費・固定資産税・住宅ローン控除

ご自身だけで計算するのは難しいので、気になるハウスメーカーがあれば相談してみるのもおすすめ!

具体的な数字でシミュレーションしたり、不安な点について相談に乗ってもらったりできますよ。

 

さいごに

ここまで見てきたとおり、家の購入にはメリットもデメリットも両方あるもの。

ご自身の働き方や将来設計、家族構成などによっても、持ち家と賃貸どちらがむいているかは変わってきます。

住む場所にしても「気軽に引っ越したい」という方もいれば、「好きな街に住み続けたい」という方もいますよね。

貯蓄があって「老後まで問題なく家賃が払える」という方もいれば、「年金暮らしで高額な家賃を払い続けるのは難しい」という方もいます。

家を買うということは、多くの方にとって人生最大の買い物。

正しい知識を身につけて、早めに見通しだけでも立てて置くと安心です。

お金の不安は最小限に抑えつつ、ご家族の理想の暮らしが叶うよう応援しています。

 

 

2021.08.22 17:29