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天井や壁を板張りにしたい!メリット・デメリットや注意点を解説

木造住宅の多い日本では、「板張り」の施工方法が広く使われています。とくに天井や壁・床などの内装に取り入れると、天然木ならではのあたたかみを感じながら暮らせるのが魅力です。

今回は、内装に板張りを採用するメリット・デメリットや注意点を解説します。

東宝ホームが手がけた板張りの事例も紹介しますので、参考にしてください。

 

板張りとは?

板張りとは、天井や壁などに板材を張り合わせて仕上げる施工方法です。

一枚板で仕上げるケースもありますが、細めの羽目板(はめいた)をいくつもつなげて、表情豊かに施工するのが一般的。

フローリングも板張りの一つで、戸建て・マンション問わず日本の住まいで多く採用されています。

 

板張りのメリット

天井や壁などの内装を板張りで仕上げると、次のようなメリットがあります。

 

調湿効果が期待できる

板張りに使われる無垢材には湿度を調節する効果があるため、快適な空気環境が整います。

室内の湿度が高いときには湿気を吸収し、反対に湿度が低いときには自らの水分を放出してくれるのです。

一年中安定した湿度が保たれて、木の香りでリラックスできる住まいは、家族の健康にもつながるでしょう。

ただし、部屋の広さや板張りする面積によって、期待できる調湿効果には差があります。

 

木ならではのあたたかみや質感

板張りの魅力はなんといっても、木材ならではのあたたかみや質感が楽しめること。

クロスや塗装仕上げも素敵ですが、板張りなら家の中にいながらも自然を身近に感じられます。

選ぶ木材の種類によって、やわらかい印象にも高級感のある雰囲気にも仕上げられるでしょう。

 

汚れが落としやすく経年変化も楽しめる

クロスや塗装仕上げと違って、板張りは汚れた際にさっと拭き取りやすく、キズがつきにくいのもメリットです。

小さなお子さんがいるご家庭でも、安心して取り入れられるでしょう。

また天然木は、時間の経過とともに色味や風合いが味わい深く変化するのも大きな魅力。

住まいでの思い出とともに、板張りの経年変化を楽しむのも素敵ですね。

 

メンテナンスがしやすい

板張りはメンテナンスがしやすいという特徴もあります。

クロスや塗装仕上げの場合、部分的に直すと目立ちますし、一面をすべて張り替える・塗り直すのは大がかりです。

一方、板張りなら補修したい部分の羽目板だけを交換できます。

施工途中で乾燥させる時間を設ける必要もないので、効率よくメンテナンスできるでしょう。

 

板張りのデメリット

板張りには機能性やデザイン面でのメリットがたくさんありますが、次のようなデメリットも把握したうえで検討しましょう。

 

費用がかかる

板張りはクロスや塗装よりも材料費がかかるため、施工費用が高くなりやすいのがデメリットです。

選ぶ木材の種類によっても費用は変わってくるため、予算に合わせて選びましょう。

木目調のクロスなどもありますが、費用を抑えられる反面、天然木ならではの風合いや質感には劣ってしまいます。

メリット・デメリットをトータルで考えて、納得いく施工方法を選ぶのがおすすめです。

 

木材が反ったり割れたりすることもある

天然木は大きな寒暖差や湿度差の影響で、反ったり割れたりする性質があることも理解しておかなければなりません。

とはいえ、一年を通して快適に暮らせる高性能な住まいなら、板張りを美しく保てます。

断熱性能・気密性能・換気性能の高い建築会社を選んで、お気に入りの板張りを守りましょう。

 

板張りにする際の注意点

デザイン性・機能性に優れた板張りですが、採用する際にはいくつかの注意点があります。

重要なポイントを押さえて、後悔しないようじっくり検討しましょう。

 

圧迫感が出ないように気をつける

板張りは空間のアクセントになる一方、木材の種類や施工する場所によっては圧迫感が出てしまうため、次のようなポイントに気をつけましょう。

・明るい色味の木材を選ぶ

・木目や節の主張が少ない種類を選ぶ

・部分的に採用する

・板張り以外の部分との調和を意識する

色味が暗い木材はスタイリッシュな雰囲気が魅力ですが、板張りする面積が大きいと部屋に圧迫感が出やすいです。

そのため広く開放的に見せたい場合は、なるべく明るめな色の木材を選ぶのがポイント。

また、木目や節の主張が強い種類は個性的な反面、空間での存在感が大きくなります。

板張り以外の部分との調和も意識して、圧迫感なくおしゃれに仕上げましょう。

 

施工技術が高い建築会社を選ぶ

板張りを美しく仕上げるには、高い施工技術が必要です。

とくに、近年人気のヘリンボーン張りなどは、実績が豊富な建築会社に任せることが大切です。

本記事の板張りの画像はすべて東宝ホームの施工事例ですので、ぜひ参考にしてください!

 

おしゃれかつ機能的な板張りの施工事例

ここでは、東宝ホームが手がけたおしゃれな板張りの施工事例を紹介します。

好みの雰囲気をイメージしてみましょう。

 

事例1:明るく開放的な板張りの天井

勾配天井の一面を板張りで仕上げた事例です。

板張りの面積は大きいものの、明るい色味や主張が強すぎない風合いの木材を採用したことで、空間の統一感があります。

自然光がたっぷり降り注ぐリビングが、板張りの効果でさらに明るくあたたかな雰囲気に仕上がりました。

 

事例2:落ち着いた雰囲気が魅力の板張りダイニング

キッチン部分の下がり天井を、板張りで仕上げた事例です。

色味の深い木材ですが、フローリングやキッチンカウンター・建具などのテイストを合わせたことで、落ち着きのあるダイニングが完成しました。

経年変化がとっても楽しみなお住まいですね。

 

事例3:空間のアクセントになるおしゃれな板張りキッチン

こちらは、アイランドキッチンの側面を板張りで仕上げた事例です。

フローリングやダイニングテーブルとは少し違う色味・木目の木材がアクセントになって、カフェ風キッチンのおしゃれさを高めてくれています。

ステンレス製の天板とも相性抜群ですね!

 

まとめ

天井や壁などに板張りを採用すると、あたたかみや高級感など木の魅力を存分に感じられる住まいになります。

一方で、費用が高くなりやすい点や施工技術が必要なことから、建築会社ともじっくり相談するのが大切です。

板張りの施工実績が豊富な東宝ホームでは、お客さまのご希望・ご予算に合わせて美しい板張りをご提案しています。ぜひお気軽にご相談ください!

 

2023.02.06 18:54